大人リーナさんからの質問

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なぜか「コンクール」以外の質問が多数寄せられています。

「コンクール」に関して、だったのですが(笑)

でもせっかくなので、お答えしたいと思います。


<Q>

先生は大人リーナに対しては、子供とは別の目線で教えているのでしょうか?
子供と全く同じように練習させてほしいというわけではありませんが、優しすぎる指導に少し戸惑っています。

センターで上手く出来ていなくても「上手でしたね、きれいでしたね」と褒めていただきますが本音はもう少し注意してほしいなと思っています。

(中略)

確かに自分で気付かないといけない部分もあるのは分かりますが、やはり子供と同じように繰り返しできるよう何度も注意していただいたり、厳しくみてもらうのは不可能なのでしょうか…。


<A>

大人リーナさんに関しては、指導する側も慎重になると思います。

私はそのような経験は一切ないのですが、注意することにより、オープンスタジオ側に大人リーナさんたちがクレームを付ける方がいるらしいです。

そしたらスタジオ運営側は、その教師に

「注意はしないで、ひたすら褒めてください」

と、指示するはずです。

今の風潮が

「褒めてもらいたい」

らしいので。貴女のように

「注意してもらいたい」

という方は、きっと先生も教えがいがあるはず。

もしかしたら何か以前に大きなトラブルがあり、今の先生は、最大限気を使われて指導されているのかも知れないですね。

たとえばカルチャーセンターやスポーツジム、サークル活動のようなスタジオで習う場合、毎日毎日バレエのレッスンがあるわけではないでしょうから、教師も要求出来ることと、出来ないことがあります。

毎日通えない大人リーナさんに対して

「順番、いい加減に覚えなさい!」
「いつになったらターンアウトできるの?」

なんて、言えないでしょう?(笑)お仕事の合間を縫って、プロで踊るには年齢がオーバーしていて、まして娯楽で来られる方に対して、厳しい指導は出来ないのが現状だと思います。

あと

「子供と同じように繰り返しできるよう何度も注意していただいたり、厳しくみてもらうのは不可能なのでしょうか?」

というご質問ですが…

海外のバレエ学校のレッスン、特にロシア人教師はお気に入りの生徒1人、2人にしか注意しないのは知ってますか?日本くらいなものです。まんべんなく注意してくれるのは…海外では「えこひいき」が当然。何年も無視されますし、名前どころか、存在すら否定されます。

しかし!他の生徒たちは、そのお気に入りの生徒たちが注意されていることを盗むんです。そして、認めてもらえるように努力します!注意なんて何年も個人的にはもらえない世界ですから。

ある学校は注意は全員に対して一度だけしか言いません。そして注意を守らない場合は、二度と注意されません。なぜなら教師にいちいち注意されないと出来ない子は、やる気が全くない、とみなされるからです。ですからみんな物凄い集中力!

何が間違っているか、具体的な指示もなし。ひたすら上手な子が注意されているのを盗み、自分のものにしていく…

と、これは海外のお話。

とにかく一番良い解決策は、先生に直接お話されてみるのがいいかも知れませんね。

「私の悪いところがあったら、どんどん指摘して下さい」と。

教師が注意をしたくても「あ、この人には何を言っても無駄…褒めておけばよい」となってしまうシチュエーション…あります。

それはこちらのブログを読んでみて下さいね。

ちなみに私の大人リーナの皆さん。

私は個人的に、ではなく、全体にまんべんなく注意するようにしております。

私は決して優しくない先生なのですが(笑)皆さん、私を信頼して下さっていて、嬉しいです!


左右木健一