先日、佐藤愛さんのセミナーを受講したのですが、理由がありました。

ひとつは

指導するにはもっと勉強する必要がある、と思ったから…

もうひとつは

自分の目と耳と身体で確かめたかったから…

実は20年ほど前にいわゆる解剖学的なことを歌い文句にあちこちでセミナーを開催していた方がおり

「この解剖学と、それに合ったエクササイズをすれば100%怪我しません!」

が売り文句でしたから、日本中から参加者殺到。私も参加したのですが…

冷静に考えたら「100%怪我しない」なんて、あるわけがない(笑)しかし、人間は何か保証が欲しくなる、しかも手っ取り早く…指導法に悩み教師たちは飛びつきました。私も恥ずかしながらその1人でした。

しかし、受講してみたら「それは…いくらなんでもおかしいのでは?」という指導法で、その方の全てが間違っている、とは言わないものの、私にはピンと来ませんでした。それ以来解剖学ばかりを口に出すようなレッスンは、私のなかでシャットアウトになり…

そんななか、数年すると、その方の持論でレッスンを指導する先生や生徒たちは、怪我をしないどころか、膝を悪くしている、という話を聞きました。100%怪我しない、どころか、怪我するじゃないですか?ますます解剖学拒絶反応(笑)

そんななか、佐藤愛さんの存在を知りました。

「そうだ、確かめてみよう。もしかして解剖学に対する嫌悪感がなくなるかも」

と。

受講した二日間のうちに、どんどん私の意識が変わっていきました。20年前のその方が悪い、わけではなく、情報が古くなっただけの話であり、伝え方が良くなかっただけで、解剖学が悪いわけでもない。

愛さんが声が出なくなり(セミナーはじまるまで、そんなに大変なこととは知らず!)その様子がブログにアップされているのを読み、ますます感じました。

手段だの、薬だの、お医者さんだの、バレエの先生だの…何でもいいんです。

自分が納得すれば…
病気が治れば…
バレエが上達すれば…


私は納得したから、エクササイズをやってみよう、と思いました。

自分の目で、耳で、肌で「あ、納得!」と感じたので…

納得しなければ、結果にコミット(どこかで聞いたことがある?)しなければ、他人が「これ、いいよ」という言葉を鵜呑みにしてはいけない、と思います。

Part 2 に続く…

左右木健一