このコンクールシリーズをずっと書いていて、色々な方から

「コンクールに対する考え方が変わりました」

とメッセージを頂きました。とても嬉しいです!

私の場合はコンクールに関しては

「自分自身がエントリーして、受かったり落ちたりした」

「生徒だけでなく、自分の子供もコンクールにエントリーさせて、付き添いも指導もしながら、結果に一喜一憂するのを教師として、もしくは親として経験した」

「コンクール運営スタッフとして、裏方も手伝わせて頂いた」

「審査員を現在務めている」

と、コンクールの一面だけを見て判断したわけではなく、あるときは審査員として、あるときは教師として、あるときは親として、あるときは運営スタッフとして、コンクールを360度見渡せた結果、ここまで辿り着いた感があります。

その昔、私にまだ子供がいなかった頃

「子供のいないあなたに、親の気持ちなんかわかるわけない!」

と、父兄に言われたことがありました。

物凄く傷つきました。

しかし、今ならその言葉を冷静に受け止められます。

「はい。経験してないことに関しては、十分理解した、とは言えないです」

と、今ならはっきり断言出来ます。

人に対して同情したり、気持ちを汲み取ってあげることは出来ます。しかし、自分が経験していないことに関すれば、もしかしてうわべだけで終わるかも知れない。

人の痛みや苦しみ、喜び、悲しみ…

全てを超越して、経験するためのちょっとした機会が、もしかしてコンクールなのではないか?と思うのです。

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長い人生、コンクールはほんの一瞬の出来事。

そのほんの一瞬の為に培ってきた努力こそが経験であり、その努力が思うようにいかなかったとき、どれだけ悟ることが出来るか…

「人間性が大事だよ」

と先輩方からのアドバイス…つくづく身に染みる今日この頃です。

Part 13 に続く

左右木健一