はじめての育休

05年6月に長男が誕生し、初の子育てが始まりました。
そして06年4月、休業中の妻から育休当番がバトンタッチ。
はじめての育休が、期待と不安を抱えながらスタートしました。

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はじめてのゾウガメとキリンと観覧車

ガラパゴスゾウガメ

(初めて見る大きなカメに怪訝な表情の息子)

  

伊豆旅行中は近くにあるテーマパークを巡った。

独身時代は、こうした地方の鄙びたところの存在価値が分からなかった。

でも、子供をもってみるとよく分かる。

子供を連れた親のために存在しているんだ。

  

カメばかりを集めた「アンディランド」では、

家族でガラパゴスゾウガメと記念撮影。

息子は怖がりながらも人さし指でカメの目をつつこうとしていた。

別の動物園では、キリンや羊などが目の前でエサを食べる様子をみて目を丸くしていた。

息子は初めての観覧車にも乗った。

上空は風が強くて大人には怖かった。

息子は高さも強風も安普請(に大人は感じた。実際は違うだろうが)も平気のようだった。


息子は毎日、はじめての体験ばかりだ。  


はじめての伊豆旅行

伊豆旅行

(記念撮影なのにカメラを見ずに父の髪の毛に夢中な息子)

  

ゴールデンウイークは伊豆に出かけた。

息子はもちろん、オレも妻も伊豆は初めてだった。

車のルートは山を走るか海沿いを走るかの二通りしかなくて大渋滞。

休憩も含めて7時間もかかる長旅も、息子には初めての経験だった。

  

予定になかった旅行だった。

直前のホテル探しだったので、希望した沖縄や九州は満室だし飛行機のチケットもなかった。

どこでもいいから、と代理店で探してもらったところ、

たまたま伊豆の旅館に空室があったので即予約したのだった。

  

期待していなかった分、とても良かった。

部屋からは見渡す限りの海で、日常を忘れられた。

何より、子育てから少し解放されたのが大きかった。

特に食事。

2泊3日だったので、ベビーフードを大量に買い込んでいった。

旅館に頼んでおかゆを用意してもらい、おかずはBF。

BFばかりの食生活は嫌だけど、たまになら。ラクチンで良かった。


さつきばれ

海沿いの公園

(ジェット機の飛行音には無関心な息子)

  

海沿いの公園を散歩した。

涼しい風と真っ青な空が気持ちよかった。

そして、昨日試したUVカット乳液がさっそく役だち、

なんだか嬉しかった。

  

羽田空港が近く、(写真でみると飛行機が豆粒みたいだけど)

次々と離着陸する飛行機の音はそれなりにうるさかったが、

息子は全くお構いなしだった。

  

昨日も野外ライブを聞いている最中にオレの膝の上で眠ってしまった。

どうやら物音には頓着しない性格らしい。

たぶん、将来、目覚まし時計をたくさんセットするタイプ。

オレと一緒で、大事な場面で遅刻をして苦労するのかなあ……


はじめてのUVカット

はじめてのUVカット

(腕にクリームを塗られても無反応な息子)

  

紫外線対策っていうのは、今や冬でもした方が良いらしい。

そして、乳幼児のこの時期は肌が弱いので、よりきちんとした対策が必要らしい。

そんな話を読んだり聞いたりしたので、さっそく日焼け止め乳液を買ってきた。

  

SPF値が高いほど、肌への負担も大きくなるようだが、

刺激のもとになる紫外線吸収剤を使っていないし、

赤ちゃん用の乳液だから製造元もむちゃなことはしないだろうと判断し、

一番数値の高い「SPF37、PA++」を選んだ。

  

とりあえず腕に少量塗ってみた。

夜まで特に肌に異変はみられなかったから、問題はなさそうだ。

明日から顔にも塗ってやろう。 

今、息子の体には、ほくろが一つもない。

シミもそばかすも、やっぱりない。

紫外線は百害あって一利なしと、これだけ言われているんだから、

男だってこれからは美白の時代になるだろう。

  

息子の肌がいつまでも白くすべすべでツヤツヤでありますように。


はじめての手押し車

初手押し車

(父の感動には我関せずで遊びに夢中な息子)

  

いつものように近所の支援センターへ。

大型連休の谷間の平日で、

かつ、午前中には雷鳴の轟いた雨天の下で、

センターへの来訪者はほとんどいなかった。

オレが到着した時、0歳児を遊ばせる教室は無人。

いつもは少しうつむきながら息子を遊ばせているオレも

今日ばかりは胸を張っていられた。

  

息子も父親の元気さを察知したのか、ご機嫌だった。

そして、手押し車(←正確な呼び方が分からないけど、上記写真参照)を

約2メートル押すことができた。

昨日までは、車の進行速度に足がついていかずに前に倒れていた。

とても些細なことだけど、成長を感じられて嬉しかった。

人目のないことを良いことに、「すごいぞ!○○、○○」と息子の名前を思わず連呼。

思い切りはしゃいでしまった。


はじめての回転寿司

初回転寿司

(何を食べるの、と期待と不安が交錯する息子)

  

息子を回転寿司に連れて行った。

と言っても、食べさせたのは持参した離乳食のおかゆ。

白身魚は大丈夫ではあるけれど、刺し身や寿司など生のままではダメらしい。

バーナーであぶってもらうという手段もあったけれど、

そこまで無理しなくても、と妻と意見が一致した。


息子が生まれる前は、1日に1食は外食だった。

今、ほとんど外食はできない。

息子の食事にはあれこれ制限があるし、

そもそも子連れでは入店できないところも多い。

入れたとしても、「あーうー」と絶叫されると、周囲に迷惑をかけるし、

こちらとしてもおいしかったという心地がしない。

だから、外食をするのが億劫になってしまった。

  

でも、こうして時々は外で食べたい。

店にソファシートか子供用イスがあると嬉しい。

先日はどうしてもラーメンを食べたくなって、

息子をおんぶしたままカウンターで一気食いしたが、

腰は痛いし、口の中はやけどするしで、あまり良い思いはしなかった。

店には、ソファシートか子供用イスがあると、子連れにも入りやすい。

この店はシートとテーブルの距離が近かったから、

息子は座りやすかったみたいで、食事中、機嫌良くいてくれた。

また来よう、と思える店だった。

  

育児中に外食を我慢している人って、結構、いるんじゃないかな。

お店もちょっとした気配りで、そういう客層を開拓できるんじゃないかな。

久しぶりに寿司を食べながら、そんなことを考えた。


タマタカ

初タマタカ赤広

(見ず知らずのお兄さんの腕を笑顔でつかむ息子)

  

二子玉川の高島屋に行ってきた。

前回も感じたことだが、やたらとベビーカーを押した夫婦が多い。

オレは知らなかったんだけど、5年ほど前に買った沿線別街ガイド本によると、

「ベビーカート族」という言葉があるらしい。(あるか??)

そして、その発祥となったのが、この「タマタカ」(←そんな言い方する??)だそうだ。

  

赤ちゃん広場はそれほど広くなかった。

ただ、その狭さはむしろ0歳児を連れたオレのような親にとっては安心できる。

大きな子供が暴れ回らないから自由にハイハイさせてやれるし、

すぐに手に届かない距離まで勝手に行ってしまうこともないし。

息子は知らない年上の子の腕をつかんでつかまり立ちをして愛想を振りまいていた。

人見知りが終わった頃から、自由にしてやるとすぐに他の人の近くへ行きたがるようになった。

全然、一人で遊ぼうとしない。

他の子をひっかいたり叩いたりしないかと心配で、目が離せない。

社交的だと肯定的にとらえるようにしてはいるが、悩ましい。

  

この日は保護者は父親が多かった。

いつも母親ばかりのところで肩身が狭い思いをしているので、

息子をのびのび遊ばせることができてよかった。

はじめての水族館

初水族館

(初めて見る生き物たちに興味津々の息子)

  

今日も妻の提案で、新江ノ島水族館へ。
息子にとって、初めての水族館だ。

  

想像以上の人出だった。

しかもベビーカーを押した親子づれが多い。
雨が降っていたから、子供を連れ出すのに水族館は最適なのだろう。
混雑する館内で息子を抱っこしながら見学するのは重労働だった。
子育ては大変だ。

若葉マークのオレは、水族館デビューを果たし
また一つ親としての経験を積んだ。自信になった。

息子は思ったよりも、魚に注目していた。
特に巨大水槽の内部にせり出した形の観察場所では、
アジやイワシの群れをじっと見つめていた。
また、大きな魚よりは小さな魚の方が気になるようだった。
  

水族館を一通り巡った後は、息子を連れて海辺へ。
砂浜に置いてやると、動きがぎこちない。
初めての砂の感触に戸惑っているようだった。

なぜか左手を猛烈な勢いでワイパーのように動かしていた。
右手は途中から砂につけるのが怖くなって、宙に浮かせていた。
泣いて抱っこを求めてきたから持ち上げてやった。

そろそろ砂場に連れて行ってやろうと考えていたが、

親子ともども、公園デビューにはまだ早いようだ……

ぃつも妻任せ

見物前に腹ごしらえ

(もっとうまいものを飲ませろと言いたげな息子)

  

今日もみなとみらいへ。

  
横浜の各地で年に1度、大道芸が繰り広げられる「ヨコハマ大道芸」の見物が目的。
パントマイムが見たかったので、クイーンズスクエアへ向かった。
「ヘルシー松田」という名のベテランが演じるコントマイム(というらしい)は、

とても楽しく、腹の底から笑うことができた。

息子も見物前にしっかり腹ごしらえしたからか、
ぐずることもなく、あぐらをかいたオレの足の中でジッと注目していた。
  

このイベントの様子はNHKの全国中継でも取り上げられていた。
それなりの規模と衆目があったらしい。

なのにオレは事前には何も知らず、出かけたのは妻に教えてもらったからだ。
  

息子が生まれてから、週末になるたび、行楽地などへ出かけている。

息子の記憶には残らないとは思うけれど、

いろいろなところへ連れて行ってやりたいと思うようになった。

オレにも親心が少しずつ芽生え始めているらしい。

疲れるけど「家族サービス」って感じで、自己満足もある。
  

ただ、問題はすべて妻から「ここにいこう」と提案してもらっているということ。
オレが家族をリードしていくぞという気概みたいなものが必要だと感じている。

このままでは、息子が将来に抱くであろう父親像が、

なんだか頼りなくて情けないものになってしまう……

はじめての託児室

初託児

(初託児という事態を把握しきれていない息子)

 

今日も初体験。

初めて息子を託児施設に預けた。
 
近所にパイプオルガンのあるホールがある。
時々、託児付きプランのある1時間ほどのミニコンサートが開かれている。
オレはそんなコンサートがあること自体知らなかったのだが、
「息抜きしてきたら」と、妻が教えてくれた。
「たまには1人になりたい」と話したのを覚えていてくれたらしい。
 
予約は1週間前までだったので、予めチケットを購入して、電話をしておいた。
託児料金は1回のコンサートにつき1000円と格安。
0歳児には子供1人につき保育士1人がつくという厚い待遇だった。
会場に着くと、他にもベビーカーを押している女性が数人。
受付で事前に記入しておいた問診票(息子の今朝の体温や体調、好きな遊び方など)と
父子確認をするための照会用の写真を提出。
着替えや水筒など世話道具一式を詰めた袋を手渡し、息子を預けてホールへ。
 
久しぶりの一人の時間だった。
パイプオルガンの演奏に耳を傾け、心身共に癒やされた。
自分で思っていた以上に疲れていたんだと思う。
慣れない家事と育児の両立の大変さが、改めて浮き彫りになった感じ。
専業主婦の妻に対して「毎日が日曜日みたいでいいね」とかいう夫が時々いるらしいが、
オレが妻なら、即三行半を叩き付けているだろうな。
 
息子は預ける時も引き取る時も、全く泣かなかった。
寂しそうなそぶりすら見せなかった。
託児中の様子を聞いても、元気に遊んでいたとのこと。
あやし用に預けていたボーロを半分食べたところでしまったところ、
ちょっとぐずっただけだそうだ。
息子は意外とタフなのかもしれない。頼もしいぞ、と嬉しくなった。
その半面、オレを見て嬉しそうにしてくれたり、安心して泣き出したり、
そんな反応を心のどこかで期待していたから、寂しくもあった。
 
久しぶりの「おでかけ」で、父子ともども少し疲れていたが、
午後はやっぱり支援センターへ。
教室に入ると、同じ6月生まれの女の子がいた。
名前を聞くと「かのん」ちゃん。
なんだか、音楽づいている1日だった。
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