11月30日に一旦退院した。

予定より1日遅く退院した。

我慢できない術後の傷の痛みではなかったが、育児、家事をこなす自信がなかったので、1日延長させてもらったニヤリ上げ膳据え膳ニヤリ



わたし、日頃からすぐに泣いてしまう人なのだが、ガンになって、崩れ落ちるように泣いくかと思いきや、そこまで落ち込むまではいかなかった。

ガンを認めたくない気持ちや、さほど大した事はないって思いたい気持ちがあるからかなショボーン



でもね、4人部屋のカーテン締め切って、急に涙が止まらなくなる時が何度かあって、でもひっきりなしに看護師さんが検温だったりで出入りしてくる。

泣いてる所を見られて

わたし「・・・ぐすん大丈夫です・・

と泣き止もうとしたら

看護師さん、手を握り、首を横に振りながら
「大丈夫じゃないです」

って。

こういう時って、看護師さん、皆それぞれ対応違うし、人間性というか、経験的な対応というか、みえるよね。

なんて言って欲しいのか自分でもわからない。慰めて欲しいのか、寄り添って欲しいのか、ほっといて欲しいのか。

わからなかった。


ただ、大丈夫じゃないですって言われて、はっとした。

誰にも見せようととしてない、自分でも気づいてない、心の奥底の恐怖や不安を看護師さんわかってくれてるのかな?って後から感じた。

本人が大丈夫って言ってるのに、大丈夫じゃないって、返答。シンプルですごいなって今、思う。

看護師さん、沢山いてて、毎日何人も変わっていたが、その時の看護師さんだけ、なぜか、記憶に残ったなー。




それをきっかけに、残りの入院中、あぁ泣いてもいいんだって、思いっきり泣いた。
涙が出なくなるまで。

1人になりたい。

誰もわたしを見ないで。

話しかけないで。

と、そんな気持ちになり


病室を出て面会者と談話できるお部屋に、残りの入院日の2日くらい、ほぼ、そこにいて泣いていた。


大きな窓の前がカウンターになっていて、外の公園が見える。そこに座り、日が暮れるまで、携帯で音楽を聴きながら、ひたすら泣いた。

大好きな音楽聴きながら。

雲の流れをずっと見ていた。

これから、まだまだ泣いてしまう事もあるだろうが、とことん泣き落ち込むのはこれで終わりにしようと決めた。

絶対泣かないって決めるのは無理イヒ

でも、どん底気分で泣くのはおしまいさ。


そんな、こんなで、

一旦、退院。

さっ、次に向かおう。



入院中、わたしの手術の結果を心配しているママ友達や仕事仲間からLineが何件もきていて、さて、誰から、どこまで報告しようアセアセえー?おーっ!

良性だから大丈夫、大丈夫合格

って入院してきてるので・・・。

まさかの、ガンでした〜。びっくり