今日は、久々に沈んだ1日でした。

でも大切なことに気付かされました。




今朝、マーたんを保育園へ連れて行きました。


今日は行事や運動会の練習が立て続けにあるとのことで、朝から給食の準備だけをしておくことに。

朝、教室に入ったコから給食ナプキンを机に敷いたりしてました。


マーたんが保育園で好きなお友達は4人。

そのうちの一人のコの隣りの席がまだ空いてるのを見つけたマーたんは、大喜びで自分の給食セットをカバンから取り出し、その子の隣りへ大慌てで走って行きました。


いつも保育園から帰宅すると、

「今日は、◯◯ちゃんのお隣りで給食食べれたよ!」
なんて嬉しそうに報告してくれたり、

「今日は◯◯ちゃんのお隣に座れなかった。」
なんて残念な顔で報告してくれたり。


今日は、まだ◯◯ちゃんの隣りが空いてる!ってあんな嬉しそうなマーたんを見て、微笑ましく見つめてた私の目の前を、その◯◯ちゃんは思いっきり嫌がって走って行ってしまいました。


その後をマーたんが追っていくのを見るのが精一杯で、私はとても見ていられなくて教室から出て来てしまいました。

いつもこうなの⁉︎



車に乗ると、罪悪感がどわーっと私を襲いました。



マーたんが毎朝、保育園へ行きたくないっていうのを無理矢理保育園へ連れて行く私。

保育園でこんな風にお友達に嫌がられたら保育園へ行きたくなくて当然よね。


私が保育園へ今年度からマーたんを入れた目的は何?

近くの保育園へ通わせて、自分が楽したかったからじゃないの?


支援級に行くのだって、本当にそれがベストな選択なの?


もしかして、マーたんに毎日、無理させてるんじゃないの?



どうして、みんなのように普通に生まれてこれなかったの?←この論へ辿り着くと大変。


罪悪感で胸が張り裂けそうになり、無駄に車を走らせて帰宅しました。



保育園に通うことで、こういう場面はあるはずだと覚悟もしていたし

保育園児が言ったり、したりすることに、悪意があるのでなく、子供だからこその素直さの表れであることも


全部分かっていた

はず。



保育園に入り、マーたんの発音を冷やかされたこともあった。

走るのがヘンだと言われたり、

顔がヘンだとも言われた。


全部全部、聞き流した。

言葉が心に届く前に跳ね返してた。


言われた時のマーたんを見ると、何も気にしてない様子なのでホッとした。

でも、本当に気にしてないないのかは分からなかった。

これだけ言葉の理解があるのだから本当は分かってるのかもしれないね。


 

地元のお友達がたくさんできたらいいなとは思うけど、長い時間をかけてゆっくりと思ってたので、友達関係に焦りはなかった。


さらに全部のお友達に理解され、仲良くならなくてもいい。

理解してくれる子がほんの一部だけでもいてくれればいい。


今でも、そしてこれからもそう思っている。







先日、療育のお友達が、運動会のリレーで走るのが遅く、チームがいつも負けちゃうらしく、

「◯◯くんのせいで、リレーがいつも負けちゃう‼︎」

そう言われたお話しをしてくれた。

「うちも!」

という声もあがった。


こればかりは、どうしようもない。


どうしようもないことを責められて親も子も苦しいよね。


マーたんは、どうだろ?

急に不安になって保育園の先生に聞いてみた。

幸いにそんなことを責める子はいないと担任の先生から聞いた。


健常の子の中で生活するって、こんなことはよくある話なんだろうなと心がギュッとなった。





朝から一日中、いろいろと考えた。

だんだん気持ちは落ち着いてきたものの

お迎えまでの時間モヤモヤしてた。



お迎えの時に、加配の先生に全部の想いを話した。


先生は

給食や、おやつの時間に自分が隣りに座りたいと思った子と座れず、喧嘩になったり、揉めちゃうことはマーたんに限らず、どの子にもある。


全て自分の思い通りにならないということを、みんな学んでいる時期である。

こういうことは、家庭では学べなくて、集団だからこそ経験できることである。


でも実際、そんな場面を見ると切なくなっちゃうよね。と共感してくれた。


言葉や身体のことで、冷やかされるのは、あってはいけないこと。

先生たちも、マーたんのことを子供たちにしっかり説明してくれていて、冷やかす場面は見ていなかったけれど、嫌な想いをさせてしまってすみませんと謝ってくれた。



私は先生と話しをしていて自分の気持ちに気付いたんです。


私が一番、マーたんが障がい児だということを気にしていたんだ!と。


マーたんは障がい児というメガネを私がかけているから、どんなことにも反応しているんだって。


人に嫌がられたり、心ないことを言われたり、意地悪されたり…

あるじゃん、生きてればそんなこと。


マーたんが障がい児だからってとこに結びつけなくてもいいんだな。


僕は気にしてないよ。僕は僕だから。

マーたんは私に教えてくれていたんだな。



いい経験をたくさんさせてもらってるんだ。


そしたら感謝でいっぱいになった。




これは昨日書いた、昨日のお話し。



今日は園長先生が話しかけてくれた。


先生たちの優しさを感じることができたし、

マーたんのことを真剣に考えてくれてることも十分に伝わってきた。


ただただ感謝です。


あー、私はまだまだだな(笑)



朝、マーたんを後ろからギュッと抱きしめてくれた子がいた。

帰りに、遠くから走って、「バイバイ」って言いに来てくれた子たちもいた。




お昼寝布団を運んでくれる子

カバンや水筒をマーたんの肩にかけてくれる子

作った物をくれる子

いっぱいいっぱい見てきたのにね。



差別、悲しみには鈍感で、

親切、喜びにはもっともっと敏感でありたいな

としみじみと思いました。