NHK短歌の選者も務めた歌人の笹公人と、漫画家・イラストレーターの北村みなみ両氏の共著。両氏を取り持ったのはデザイナーの近田火日輝氏。



短歌 笹公人 絵 北村みなみ「パラレル百景」TWO VIRGINSより。


前述👆のようにブックデザイナー近田火日輝の紹介で対面した二人。

それはTwitter(現 X)にて笹が短歌を載せ、そこに北村が絵をつけるというコラボへと結実しました。



タイトルにあるパラレルとは、普段見慣れた光景も、短歌という目で見ればまた違った景色になるということ。

また、北村のイラストを通じることで普段見慣れた短歌という文芸が違った姿で見えてくる、という両方の意味があると思われます。


それでいて時にポンと日常の歌が入るところに本書のしたたかさがあるわけですが😅



近田を加えて三氏の対談も掲載されています。こういう本だとブックデザイナーの手腕も問われるわけで、なかなか運命的な出会いだったんだなと感じました。


Twitterでやっていただけに読者の反響をそのまま感じながら投稿できたよう。ただし投稿された短歌は必ずしも本作が初出ではありません。

また、関係ない歌をイラストでこっそり物語のようにつなげることもしてみたようです。それがどの歌かは読んでのお楽しみ😆


帯書はミュージシャン 羊文学の塩塚モエカ。ちなみに笹公人には作詞家というもう一つの顔もあったりします。

あまり関係ない話ですが、羊文学っていま大河ドラマに出てる女優 吉田羊とややこしくなりません?それってわたしだけ😅❓







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