2026年5月23日作成

REV9

ソフトウエア工房孫風雅です。

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ソフトウェア工房孫風雅ショップ公開前最終準備中です。先行投稿を開始しました。(当面内容はSONFUA.WEBSITE/SONFUGA.SITEと同一です)

詰め将棋が通常の将棋と異なるのは、攻めて・守りての手を自分自身で全て考えて、詰め状態に至る道筋を明らかにする事です。

今回も、より本格的な七手詰めの詰め将棋を取り上げます。

五手詰めからだと二手増えるだけですが、詰め将棋の投稿を始めた頃の三手詰めから考えると、(三手*二)+一となり、三手詰めより倍以上の手数・複雑さになります。

尚、詰め将棋を始められる方は、詰め数が小さいものから取り組まれる方が良いと思います。詰め数が大きいと、その分、手筋が沢山ある場合が通例であり、容易には正解に行きつけない事があり得ます。

手筋というのは手数ではなく組み合わせの棋譜筋の数です。(詰み数が大きくなるとそれだけ手筋のパターンや方路が複雑化します)

では具体的な詰め将棋の棋譜を見ていきましょう。

講師自身自分で詰め将棋を作成する事もできますが、時間の関係で、引き続き、日本将棋連盟さんの”次の一手”という情報を引用させて頂こうと思います。

今回から、事前に別投稿した将棋用語が表れている詰将棋の場合、その指摘と説明を付加したいと思います。(初手の正解手以外の説明拡大は現在試行錯誤中です)

詰め将棋2026年版 問題その1(七手詰め)

今回も、より本格的な七手詰めにチャレンジしてみましょう。

状況:七手詰めです。持ち駒は角一枚、桂一枚、香一枚です。4三に馬(角成)、1四に香の先手側・攻めて側の駒配置で、守りは相手玉が3一の位置にあり、4一に銀、5二に歩、2一に桂、2三歩の布陣です。相手の持ち駒は、原題では記されていますが、関係ありませんので、省略します。

2026年版七手詰め 問題その1

持ち駒は角一枚、桂一枚、香一枚の計三枚です。

攻め手の飛び道具は盤上の4三の馬と1四の香と、手駒の角・桂・香の三枚と結構強烈に思えます。

守りには銀・桂及び歩二枚で、飛び道具は桂のみです。

従って、守りの桂の二か所(3三・1三)を外して尚且つ玉横の銀を如何に無効化するかが課題に思えます。

攻め手側は1四の香により1の楯列が玉が単独で侵入することは出来ず、4三の馬により、4二と3二は利き筋となっていて守り玉が当面移動できるのは2二のみとなっています。

結果、この辺りを正確に把握して、相手玉をあまり動かさず詰め切る方策を考える必要があります。

盤上の駒の数を確認してみると、攻め手2駒、守り手5駒で、手駒が3の全体で10駒なので、小さめの詰将棋に感じます。

こういった攻め手・守り手の駒とその駒の配置関係を意識しつつ、攻め手が王手を続ける事で、詰み迄持っていく必要があります。

先ず、ここで考えるのは初手ですが、王手になる事を考えると、以下の候補手が考えられます。

配置済み駒使用の手

4三馬

  • 4二馬

  • 3二馬

  • 2一馬(桂取る)

1四香

  • 王手筋無し

持ち駒使用の手

  • 4二角打ち

  • 2二角打ち

  • 1三角打ち

  • 王手筋無し

  • 3二香打ち

  • 3三香打ち

  • 3四香打ち

これらの初手候補の内、数手先までザッと考えて、詰められそうかどうかを感触を得て、可能性の高そうな手を先々迄考えて、7手で詰められるかどうかを確認していきます。

以下、詰めに至る打ち手順です。

2二角打ちで王手

同玉

3四桂打ちで王手

3一玉

3二香打ちで王手

同銀

4二馬での王手で詰みです。

以上の七手詰みです。

初手の候補手と正解回答手とを記述しましたので、ここで、前段の説明通り、初手の更なる考察を行ってみたいと思います。

先ず、初手候補手は配置済み駒と手駒で合わせて、9種類あります。

そのうち、正解回答の初手は5番目の候補手である、2二角打ちとなっています。

何故、この候補手が正解なのかですが、今回は初手の選択肢が9種類とかなり多めです。

各手を確認してみると、今回の詰将棋は、正解手以外、7手以内若しくは7手以上に詰ってしまいそうな感じがします。

この観点で、検証すると、1三の角打ち王手は2二に合い駒を打たれるのでその後の動きが読めなくなります。

4一角打ちは相手銀が上がってきてしまい且つ馬を取られそうになります。

結果、角打ちで有効なのは正解手の2二角打ちのみに思えます。

香打ちは3二・3三では相手銀・桂が上がってきてしまいます。 

3四香打ちは1三角打ち同様に3二に合駒されてしまいます。

盤上の駒の馬の移動である4二馬と3二馬は相手銀の餌食になり、意味が無いと思えます。

2一馬(桂取る)も、相手玉に馬を取られる為、攻め手の利き筋が楯列1のみとなる為、七手詰め出来るかは?に思えます。

結果、選択肢として最善策はやはり正解手の2二角打ちに思えます。

今回も、初手の考察を拡大をしてみました。

=== と此処で、先日投稿した将棋用語が現出しているかの確認です。 ===

幾つか先日投稿した将棋用語が含まれている様です。(以下、詳細です)

本詰将棋では

初手:2二角打 

五手目:3二香打

が典型的な捨て駒です。

捨て駒とは、その駒が取られることを前提に打つ・動かす手 を指します。
単なる駒損ではなく、

玉の位置を限定する

守備駒を移動させる

利きをずらす

合駒を強制する

など、局面を強制的に変形させる目的があります。

本詰将棋では初手の角捨てが特に重要で、 同玉 の一手に限定することで、後続の桂打ちが成立しています。

如何でしょうか、少しはお楽しみいただけましたでしょうか?

皆さんは、将棋や囲碁を嗜まれておられるでしょうか?

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。