こんばんは。

 

今日はタイ留学について照れ

注意注意タイのゆるさとは無縁に、かなりキツめな話をします。タイフードやバックパックの思い出はカットです。

さ、勉強勉強音符

 

2年前期のレポート地獄から解放された後、ゆっくり日本食を堪能する暇もなく、前日の夜遅くにパッキングを終わらせ、、、。

タイフードとバックパックだけを楽しみにいざ、スワンナプーム空港へサワディーカー!お願い

毎日が楽しすぎて、楽しすぎて、美味しすぎて、、、(←?)

一度もホームシックやお腹ぎゅるぎゅるを体験する暇もないほど幸せな毎日でした。ルンルン

 

向こうで、授業でじゃなくて体感することで学べだことがいっぱいあります。

①途上国と先進国の二面性

すごい成長を続ける東南アジアの中で、タイと言ったら1番か2番に有名な国。もはや途上国とは言われずに、中進国と言われてる。東南アジアでも経済的にもトップレベルの国。

初めてサイアムエリアに行ったときは仰天してひっくり返るかと思いました。ビルも、中も近代的過ぎて、東京にあるものと何も変わりがなかったです。店員さんも綺麗な制服を着て、流暢な英語やちょっとした日本語で話しかけて来ます。装飾もキラキラしてて眩しくて、値段もかなり高いです。

でも、建物を出て最寄りの駅に行こうとする途中で必ずと言っていいほど物乞いをしている人が沢山います。ちょっと先は日本と同じ物価で売り買いされているのに、外のあたりを見渡すと体が不自由そうな人や子供が10バーツや20バーツ(30~70円くらい)を手を合わせてお願いしてきます。

何この差・・・っていう感じでした。まあそういうショッピングモールには上流の人たちが来るからわざとそのエリアにいるんだろうけれど、日本ではあまり見たことなかった光景なので、あぁこれが発展している過程なんだと感じました。これまでも発展した国を見ると、豊かになれば貧しくなってしまう人がでるのは当然な気がしてしまう。でも、もっと入り組んだ場所や昔ながらの生活が残る地域もこれから変わって行くとなると、あの人たちの居場所はどんどん限られて行くんだろう、、、。

 

 

②色々なものについての寛容性

~宗教~

タイは仏教の国で、あちこちで精霊信仰と呼ばれる黄色い祠(ほこら)のようなものが置いてあります。そこに、タイの人たちはお供え物をしたり合掌したりしていました。たくさんのランタンが空に浮かんで綺麗なお祭りで知られるコムローイも、実は仏教由来のものです。街中ではオレンジの服をまとった僧呂が歩いています。バンコクよりも田舎の方に旅行をした時の方がたくさん見ました。タイの人々の生活には、仏教の精神がとても強く根付いています。95%近くが仏教徒なのです。

ですが、、、街中のスーパーやコンビニの商品にはあるマークがついていました。それは、「ハラルマークびっくり!ムスリムと呼ばれるイスラム教徒が、イスラムの教えに基づいて食べて良いとされる食品についているマークのことです。(敬虔なムスリムは、そのマークがついているものしか食べられません。)他にもモスクがあったり、大学にはムスリムクラブがあったり、学食にはハラルマーク付きのお店など、、。タイ人口でわずか5%のムスリムにもきちんと配慮されていることが驚きでした。しかも、タイ国内でムスリム人口の多数はマレーシアに近い南の方。なのに、ハラルマークはそこらじゅうに。ポッキーにさえも、ミネラルウォーターにも、ココナッツオイルにも!日本に帰国した後、近所の大きめなスーパーでハラルマークを探してみたけれど、もちろん見当たらず。再来年の東京オリンピックではたくさんのムスリムが日本にやって来ると思うけど、、、良いのかこのままで、、、ガーンもやもや

タイでできたムスリムの友達も、居心地よさそうでみんな満足しているよう(#^.^#)でした。タイにいる仏教徒以外の人全員が同じことを感じるかは分かりませんが、仏教国の割には他宗教にも気を配っていて、なんだか嬉しかった!

 

~ジェンダー~

タイのジェンダー概念は他国とは違って、18も存在すると言われています。どういうこと!?って思うかもしれませんが、私の友達にもいました。割と身近にいて最初はびっくり。でも街中で男の人同士で歩く姿は何度も見かけたし、女の子か男の子かどっちだろう?って子もたくさん見ました。でも、言えることはみんなすごく楽しそうに笑うし、その事実を知っている周りのタイ人も当たり前のようにその事実を話してくれるもんだから、変に感じる私が変なんだと思い始め、男と女って枠にとらわれないこの感じがここでは普通なのかな!?と思いました。

 

~他~

これは寛容と言っていいのか、緩いだけなのか、規則に縛られるのが嫌なのかは分かりませんが、、モノにも時間にも人にもお金にもキチキチとしていません。色々なものにそこまで気にしません。バスの時刻表はないし、ドア開けっぱなしで走るし、合図出したらバス停じゃなくても止まってくれるし、待ってくれるし。タイのバスはファンキーで面白いww友達との予定には遅れても何も言われないし、タクシーの支払いは1バーツまできっちり支払うんじゃなくて、運転手のおつりが少ないように支払いますニヤリ

 

要は、、、全てはマイペンライ爆  笑!!(ダイジョブ、ダイジョブよ~~グッというタイ語。私は、この言葉はタイを表す象徴的なもの、もはや文化だと思う。)

街中で電線がぐちゃぐちゃになってたり、イスが壊れてたり、髪の毛や虫が料理に入っていたり、ガムテープで補強されてたバスのミラーがとれそうだったり、ローカルなお店でご飯食べてたら満席だったみたいで知らない家族が同じテーブルにいきなり座って来て相席タイ料理屋を体験したり、カオサン通りで歩いてたらいきなり「アジノモトーー!」って叫ばれたり(カオサン行ったことある人は多分経験済み)、なんか本当にハチャメチャで面白いことばっかりで笑っちゃう。この訳わかんなさと言うのか、てきとうさと言うのか、緩さと言うのか、兎に角日本では感じることができないものです。日本の街や社会は、キッチリとしていて整ってる。大きな問題も起きないし、何らかんら平和に続いてる。でも、その社会を作り出せたのは、真面目で輪から外れたことをしたがらない日本人の気質があったからこそ。平和というのか、平凡というべきなのか。初めての東南アジアでのたった5か月だけの滞在だったけれどタイのその一面に魅せられてそれに浸っていた私は、新宿の地下鉄の通路を競歩レベルで急ぐ人たちや、数分遅れただけでアナウンスする車掌さん、すごい疲れた顔で朝から満員電車に押し込まれるサラリーマンを見て「この人たち、そのうち疲れて死んじゃわないかな、大丈夫かな」って思っちゃいました。

どっちが良いのかは今のわたしにはわからないけれど。言えることは、日本のキッチリさはタイには皆無だし、タイの緩さは日本で感じることはできない!たまには日本のパツパツな社会から抜け出して、息抜きしなきゃって思いました。

 

私はまだ社会にも出たこともない知識も経験もないただのハタチのコムスメだけど、絶対に働き始めても自分を労わって休む為の時間は作っていこうと思う!それか、LCCで安くタイに行ってタイフードとタイマッサージを堪能して、JJ Greenを歩き回って、カオサン通りで騒ごう!ピンクハート

 

 

③内側から見るタイ

タイは観光地として有名だけど、日本人観光客としてタイに行ってバンコク内を回るのと、現地の大学生として制服を着て、気合いで覚えただけのタイ語を駆使ししてバンコク内を回るのは全く違うと思いました。

やっぱり外から見るのじゃ見えないものがあるって思った。うなされるんじゃないかって程に付きまとって来たフィールドワークでの文献調査やインタビューのおかげもあるのかも、内側からタイを見ることが出来た気がします。

 

例えば、田舎の方に旅行した時にタクシーを拾った。このタクシーに、ぼったくられないかな大丈夫かなってソワソワしながら乗る。最初は、私のバックパックを見てどこから来たのって聞かれる。日本って答える。こいつ金持ちだなって思われてないかなってドキドキする。旅行ならこれでおしまい。でも、「旅行じゃなくてバンコクにあるモーカセー(大学)で今勉強してるんだ。タイ語は難しいけどタイ人は優しくてタイ料理も美味しくて、タイが大好きだよ」って、ありったけのタイ語で頑張る。したらその瞬間、おっちゃんは目の色が変わったように、「あぁ!タイに住んでるのね爆笑!」って言って、色々話し出してくれる。なんだか、私を外国人としてじゃなくてタイの人として受け入れてくれた感じがしてすっごく嬉しかった。おっちゃんの家族紹介されたり、発音のトレーニングが始まったりしたこともある。笑

ローカルな所に行くほど、英語がわからない人が多いから、頭フル回転させてなんとか単語を繋げてタイ語でトライする。勿論伝わらなくて変な顔されたり、頼んでたのと別のものが来たりとかは日常茶飯事だったけれど、それでコミュニケーションが成立した瞬間ときたら、もーー最高!!!ラブラブバンコク内を歩いてる最中にトゥクトゥクのおっちゃんから「コンニチハ~」ってしつこく言われた時と、トリップ先で出会ったローカルなタイ人がコンニチハって言葉を知っててそれを言ってくれた時、嬉しいのはどっちだろう?流れ星

バンコクから遠いすごいローカルな場所にトリップした時、バンコクに帰る高速バスの時間が近づいてたからバスターミナルに戻ったのね。んでタクシーを降りたら、どこ行くのどこ行くの~?って何人かのタイ人が寄って来たの。うわ、バンコクで言われ飽きたやつだって思って、「もうバンコクに帰るんだよ」って(タクシーなんかじゃ無理でしょう、的な皮肉な意味合いで)言ったら「バンコクね、バス会社はどこ?」って聞いてきたの。なんと、バス乗り場まで案内してくれたの!もうびっくり。バックパックを背負ってたのが私らくらいしかいなくて後は現地人。相当目立ってたんだろうね、助けてくれたの。その心温かい行動に、自分がすごく申し訳なく思ったえーんキラキラ

観光地だけじゃなくて、ローカルな所に行けば行くほどその国のことがもっと分かったり、良さも悪さも見える!って気づいた。バンコクで外国人慣れしてる人たちとは異なる人たちのやさしさに触れて、改めてタイはここまでいい国なんだ!って思えました照れ

留学の良い所はそこだなって思いました。ボキャブラリーが欠如してても、ぜーんぜんマイペンライ。現地語を話そうとするやる気を見せれば現地の人は喜んで応えてくれる(勿論人に夜とは思うけど)。いくら英語が世界共通語だからって、その国の母国語が英語じゃないなら私は頑張ってその国の言葉で生活できるように頑張りたい!その気持ちを行動に移せる程の時間があることが旅行ではなく留学で行く醍醐味なんじゃないかなって思います。そしてそれが、いかにその国についてたくさん発見できるかどうかの違いだと言える気がする!(#^^#)

でも、数日間から一週間ではタイのことを知り尽くせないし、5か月だってまだまだ足りない!それだけタイは本当に魅力的な国ってことも気づきましたラブ

だから、この先どこか英語留学とかをしたいって子は、ただ英語を学びにどこかの国に行くんじゃなくて、その国自体に関心があって、ちゃんとその国だから行きたいって理由を持ってから行ってほしい!言葉は、話すツールでしかないと思われがちだけどその国の文化の一つでもあるし、歴史も絡んでたりして面白いんだよ(#^^#)だから、英語と一緒にその国のこともたくさん学べたら、最高だチョキ爆  笑(私は留学アドバイザーかバイバイ

私はこの半期のタイ留学が人生初の長期留学(で、良いのかな?)になった訳だけれど、環境が違うと見えるものも感じるものも違うし、固定概念は崩されまくりだし、、、外に出るって最高だね!日本からバンバン飛び出なきゃ!もっと色々なフィールドに足を踏み入れたいし、たくさんのコミュニティも作りたい。世界にはどんな人がいて、どんなものが広がってるんだろう?考えるだけでワクワク!寝れない!笑

 

(落ち着いて、、、ふぅ。)

 

バンコクの中心エリアははすごく万人受けで、日本人街もあるしとても居心地が良い。日本食もそこら中にあるし、フジスーパーだって日本の古本屋、紀伊国屋書店や伊勢丹なんかまである。英語も堪能な人が多いし、物価も高めで人工的に作られたインターナショナルタウンって感じがしちゃった。

でも私がいたのはバンコク内だけど郊外で、適度にローカルな雰囲気が味わえるところ。とっても良かった!毎食色々な場所でタイフードを堪能して、学校には5か月170円くらいでレンタルできた自転車に乗って通って、マーケットに行っては新しいタイフードを見つけてそこの店員さんと仲良くなってサービスまで頂いちゃったり、掘り出し物を探して値切ってゲットしたり!寮の一階ではみんなで蚊に刺されたりで大変ながらも色んなアジア圏の人たちと一緒におしゃべりして、夜遅くまで笑って、、。

 

仲良くなった友達も出来て、本当に毎日申し分ないほど幸せな日々を過ごすことが出来ましたニコニコ

タイをよく知ることが出来たし、勉強したタイ語は難しかっただけにすぐ飛んで行ったけれどw、またいつでも行きたい!

ただ、みんながあったかくていつまでも平穏でいて欲しい所だけど、政治や軍の問題、クーデターとかとか、タイにも不安定で危ない問題はたくさんあるみたいです。詳しくは分からないけれど、私が接したタイ人含め周りの人々はみんな良い人で、危険なこともなく、無事帰って来れました。インフルエンザにかかったり、ココナッツ食べすぎて医者にコレステロールが高いと怒られたり、カオサン通りでケータイを盗まれたりしたけれど、全部マイペンライラブラブ忘れられない5か月間を過ごせて、その間で色々学ぶことが出来て感謝しかないですグリーンハート

 

12月中旬、無事帰国しタイ留学を終えましたキラキラ

 

大学の授業内で学ぶよりも、自分で外に出ることで色々感じて考えて学ぶスタイルになってしまう私ですが、、、静かに机に向かってカリカリやるのはあまり得意ではないので、今後もこのスタイルを保ちつつ行きたいと思います!笑

 

タイフードやバックパックについてはまた今度イエローハーツ

 

総文字数5723…レポートかな完了?笑