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2022年4月2日(土)
新宿御苑前そばへお出かけ
四谷地域センター12Fからの御苑
桜染井吉野は満開
蔓延防止も解除されて、お茶室を借りられました。
ただし、広い会議室や運動室はワクチン接種会場になり、
貸出す部屋は区切られています。
同じ階の給湯室が使えず、エレベータで使える給湯室へ湯を汲みに行く
などいつもとは勝手が違います。
昨年の4畳半定員2.5人が通常の定員5人になりました。
午前、午後①、午後②を借りて15人フル回転
皆さんお茶碗持参で、自分のお茶碗で喫すようにしました。
腰掛待合、蹲、にじり口などのある茶室なので席入の練習。
半東に「お湯お召し上がりのうえお腰掛へ」と言われたつもりで
客は露地へ出ます。
露地草履(サンダル)一足が置いてあり、他は立て掛けてあります。
正客は草履を履き、次客の草履を置きます。
次客は草履を履き、三客の草履を置きます。
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(ふだんの生活でも心がけましょう。)
腰掛けには
人数分の円座を重ね、一番上の正客の分は裏返し、
莨盆が乗せてある。
正客は
円座を末客の分を残し、次々と残し置き
裏返しに乗せてあった正客の分を表に返し座ります。
次客以下も座ります。
亭主は 茶室のにじり口を開け 迎え付に。
(勝手口から手桶を持って出たいのですがそこまでの設備はない)
蹲の水を改める(手桶の水をザァ―とあける)
自ら手水を遣い
枝折戸を開けると、客は立ち進み、
無言で一礼。
亭主は戻り、
躙り口(にじりぐち)の戸は手がかりを残しておく。
客はいったん腰掛に座り、
頃合いをみて
お先にと次礼をして立ち
自分の円座を立て掛け、蹲へ。
正客から
蹲で手水を遣い、
躙り口(にじりぐち)から席入り、
露地草履を重ねて立て掛ける。
お床拝見し
点前座拝見し客座へ。
末客は
立て掛けられた円座を下し、
正客の方から次々と重ね、
正客の分を裏返し
莨盆を乗せる。
枝折戸を閉め、蹲へ。
蹲で手水を遣い、
席入りし、
末客は音を立てて躙り口の戸を閉める。
パシッ(亭主側に全員入った事を知らせる)
床
奔花衣満香 大徳寺 小林太玄
点前座
棚 二重棚
水指 色絵四季花紋
薄器 雪吹 夜桜遠山蒔絵 加賀塗宗恭
過去の写真が混ざっています。
妙淑庵は腰掛待合、蹲、にじり口もありません。
四季茶会に便乗して席入のお稽古をします。
つづく
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御菓子は こちら
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