シチリア(パレルモ)も暑い夏が終わろうとしている・・・多分。

 

ボンジョルノ!早いもんで、もう10月突入じゃないですかっ!!汗

納期がーーーーっと、焦る気持ちを抑えつつ日々を送っています。

 

世界遺産のマルトラーナ教会と、青空に映える紅色のクーポラがあるサン・カタルド教会

 


シチリアを観光するにはとってもいい季節到来です。

暑くも無く寒くも無く、海からの風が心地よく、空はクリアだし、いろんな色が綺麗に見える気がします。

 

小さなリアカーでお花を売るおじさんも健在

 


先日から、パレルモの歴史ある建物など普段見学できないようなところまで一般公開するLe Vie dei Tesoriというイベントが始まっているから、観光客も一段と増えた気がします。

 

 

 

 

私もまだまだ見たいところはあるけれど、いろんな理由をつけてまだ見に行けていません。あかんパターンです。苦笑

 

さて、私は久々に海辺に近いPiazza Marina(マリーナ広場)で毎週末に行われるアンティーク市に用事で一人サクッと午前中に出かけました。アンティーク市巡り(日曜のお散歩)に、本当にいい季節でした。久々のアンティーク市は夏前よりも色々と気になるシチリアの陶器や器があったりして目移りしました。そして気分もウキウキと、いいパワーが湧いてきました。ずっとアトリエにこもって製作、息子のお迎え、または食材の買い出しくらいで出かけても、こうも気分は上がらないから、いい息抜き。

 

マリーナ広場ではシチリアのアンティーク品が主に並ぶ

 

 

1番の目当ては・・・

 

ウクライナ人?ロシア人?のご夫婦が布地をメインに露店を出していて私は、毎回このご夫婦からリネンの生地を購入していたのでした。東欧州あたりで作られたリネンを仕入れて売ってらっしゃったのですが、生地幅もあってしかもコスパも良し!こんな価格でリネンを変えることってパレルモの街にある生地屋さんではありません。

安いからと言って粗悪なリネンではないし、リネン好きの私としても太鼓判のリネン。


製作した作品の納品用の袋を縫ったり、インナーに使ったりしていました。

その生地をまた仕入れたいと思ったけれど・・・コロナ禍では工場閉鎖などから仕入れが大変だった。と呟いていたご夫婦。6月の日本帰国前から実は見ていませんでした。コロナ禍に続き、今度はウクライナ・ロシア情勢で、ご夫婦はどうされてるのかなぁ。

 

結局、今回もご夫婦のテントはなかった・・・・残念。
どこか違う場所で出店されているのだろうか?あの(コスパ最高な)リネン生地を仕入れたかった。イタリアのリネン生地(イタリアのリネンもやはり素晴らしいコストはかかるけど)で代用するとして、またあの奥さんの笑顔を見れる時が来るのを願うしかありません。

 

 

 

結局、リネンの仕入れはできず自宅に戻り製作の続きをした日曜の午後でした。

 

 

 

noteもぼちぼちと。

 

 

ただ今、別注で四苦八苦製作中ですが・・・

オリジナルのヌメ革とラタンのトートバッグもおすすめです。