「失敗した方が覚えるんだ」 | 「人生」の面白さを知る、何気ないエッセンス

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こんなことがあるのか、あんな考えもあるのか…といった人生のエッセンスを3分間で学びましょう!

 

「sankara way スモールラグジュアリーホテルの“かくれた秘密” sankara HOTEL & SPA屋久島」(著者:林田研二 発行:オータパブリケイションズ)

 

sosa-sanです。

東京をはじめ、幾つかのエリアは

今日から本格的に緊急事態宣言状態。

電車に乗っている人も、

ターミナル駅界隈で見かける人もかなり減っています。

1カ月で少しでも成果が出てほしいものです。

 

コロナショックのもと、

さまざまな業種がもがいていますが、

ホテル業界も例外ではありません。

 

業界紙である週刊ホテルレストランでも、

「今、何をすべきか?」というタイトルの特集を

組んで関係者を鼓舞しています。

 

そんななか、本日取り上げるのは、

スモールラグジュアリーホテルとして絶大な人気を誇る

「sankara HOTEL & SPA屋久島」を巡る物語です。

 

【ググッと要約】

このホテルは、今年開業から10周年を迎えましたが、

何と言っても、宿泊者からの評価がバツグンに高いんです。

その要因はどこにあるのかを

紐解いてみたというのが、こちらの書籍。

 

どんな経営をしているのか、

運営方法はどうなっているのかを

一つひとつ解き明かしています。

 

ホテルを運営する平川商事は、

ホテル・レストラン事業をはじめ、

多くの事業を展開する会社です。

 

常に新たなジャンルにチャレンジしていく、というのが

同社のDNA。

実は、スモールラグジュアリーホテルの運営も、

「sankara HOTEL & SPA屋久島」が初めての試み。

 

それが、今や事業部門のフラッグシップとして

位置づけられるに至っているのですから、

スタッフの苦労は相応であったと思われます。

 

実際、どんな想いで取り組んできたのか。

業務での課題はどこにあったのか…、

主要スタッフの奮戦ぶりが第8章で描かれています。

 

いずれにも共通しているのは、

屋久島との共存・共生を大切にしていること。

 

まるで友人をもてなすような感覚で、

屋久島の素晴らしさを伝えているところに

人気の秘密があると著者は感じています。

 

【目からウロコの一節】

「誰が言ったかではなく、

何を言ったかで判断する」

とかく、企業が大きくなっていくと

組織が官僚化しがちである。

トップや上司の命令・指示に

ただただ従うだけになりがちです。

でも、平川商事の社風は違う。

若手であってもフラットな視点から堂々と発言できる。

新たな分野への挑戦を次々と成功させているのも頷けます。

 

 

 

【この本から学ぶ、

 

 

 

明日から実践したい成功の秘訣】

 

 

 

「失敗した方が覚えるんだ」

 

 

 

これは、「sankara HOTEL & SPA屋久島」の

 

統括総料理長・武井智春氏が

 

インタビューのなかで語っている言葉です。

 

 

 

お客様や先輩から、

 

「これは違う」と言われたら、それはすべて失敗。

 

そこから覚えていけば良いし、

 

どこが良くなかったを自分で考え、

 

修正していけば良いというのです。

 

 

 

やはり、人間って失敗から学べるか学べないかで

 

その後の成長ぶりが違ってくるんですね。

 

一番最悪なのは、

 

失敗した自分に向き合わないこと。

 

反省させられます。

 

【こんな方におススメです】

 

・人気ホテルで働くスタッフの想いを知りたい方!

 

・屋久島に行ってみたい方!

 

・ホスピタリティを大切にされたい方!

 

 

 

【添え事】

 

 

 

あなたが最近触発された書籍、人生を大きく変えられた書籍、成功のエッセンスが満載だと思った書籍があったら、ぜひ教えてください。それらを持ち合って、書籍のプレゼンをしあったり、内容を質問したりしながら、新たな書籍との出会いを楽しむとともにスキルアップにつながる【読書会】や【企業研修】を開催したいと思っています。