「sankara way スモールラグジュアリーホテルの“かくれた秘密” sankara HOTEL & SPA屋久島」(著者:林田研二 発行:オータパブリケイションズ)
sosa-sanです。
東京をはじめ、幾つかのエリアは
電車に乗っている人も、
ターミナル駅界隈で見かける人もかなり減っています。
1カ月で少しでも成果が出てほしいものです。
コロナショックのもと、
さまざまな業種がもがいていますが、
ホテル業界も例外ではありません。
業界紙である週刊ホテルレストランでも、
「今、何をすべきか?」というタイトルの特集を
組んで関係者を鼓舞しています。
そんななか、本日取り上げるのは、
スモールラグジュアリーホテルとして絶大な人気を誇る
「sankara HOTEL & SPA屋久島」を巡る物語です。
【ググッと要約】
何と言っても、宿泊者からの評価がバツグンに高いんです。
その要因はどこにあるのかを
紐解いてみたというのが、こちらの書籍。
どんな経営をしているのか、
運営方法はどうなっているのかを
一つひとつ解き明かしています。
ホテルを運営する平川商事は、
ホテル・レストラン事業をはじめ、
多くの事業を展開する会社です。
常に新たなジャンルにチャレンジしていく、というのが
同社のDNA。
実は、スモールラグジュアリーホテルの運営も、
「sankara HOTEL & SPA屋久島」が初めての試み。
それが、今や事業部門のフラッグシップとして
位置づけられるに至っているのですから、
スタッフの苦労は相応であったと思われます。
実際、どんな想いで取り組んできたのか。
業務での課題はどこにあったのか…、
主要スタッフの奮戦ぶりが第8章で描かれています。
いずれにも共通しているのは、
屋久島との共存・共生を大切にしていること。
まるで友人をもてなすような感覚で、
屋久島の素晴らしさを伝えているところに
人気の秘密があると著者は感じています。
【目からウロコの一節】
「誰が言ったかではなく、
何を言ったかで判断する」
【この本から学ぶ、
明日から実践したい成功の秘訣】
「失敗した方が覚えるんだ」
統括総料理長・武井智春氏が
インタビューのなかで語っている言葉です。
お客様や先輩から、
「これは違う」と言われたら、それはすべて失敗。
そこから覚えていけば良いし、
どこが良くなかったを自分で考え、
修正していけば良いというのです。
やはり、人間って失敗から学べるか学べないかで
その後の成長ぶりが違ってくるんですね。
一番最悪なのは、
失敗した自分に向き合わないこと。
反省させられます。
【こんな方におススメです】
・人気ホテルで働くスタッフの想いを知りたい方!
・屋久島に行ってみたい方!
・ホスピタリティを大切にされたい方!
【添え事】
あなたが最近触発された書籍、人生を大きく変えられた書籍、成功のエッセンスが満載だと思った書籍があったら、ぜひ教えてください。それらを持ち合って、書籍のプレゼンをしあったり、内容を質問したりしながら、新たな書籍との出会いを楽しむとともにスキルアップにつながる【読書会】や【企業研修】を開催したいと思っています。