暦の上ではもう春とはいえ、新暦の二月はまだまだ冬のイメージがします。
でも「三月」というと気分はもう春。
明日から「三月」。
もうすぐ春ですね~ということで、今回はキャンディーズの「春一番」を記事にします。
今年は暖冬で、とっくの昔に「春一番」が吹いてしまって、話題にするには少し時期を逸してしまったような感じですが、お許しくだされ~。
作詞・作曲:穂口雄右さんの曲。
スクールメイツから咲いた「三輪の花」という感じで、1972年の紅白歌合戦でもちらっと出ていましたね。
「8時だョ!全員集合」でレギュラーとして花を添えていましたが、1973年に「あなたに夢中」で歌手デビューした時は嬉しかったですね。
そんな彼女たちがまずブレイクしたのが、ランちゃんを初センターに据えた、1975年の「年下の男の子」。
この年の紅白歌合戦にも、歌手として初めて出演することができました。
次にブレイクしたのが1976年の春先にリリースしたのが、この「春一番」。
まさにこの曲はこの年の春の歌謡界を「春一番」のように席巻しましたね。
もうすぐ はーるですねぇ こいをしてみませんかー
このフレーズの時の彼女たちの振り真似をした方も多いかも知れませんね。
また、このフレーズには、春になったら何かいいことがあるかも、という気分にもさせてくれました。
めでたくこの曲で、1976年の紅白歌合戦に連続二度目の出場を果たしました。
年末の紅白歌合戦で「春一番」というのは少し違和感が無いでもなかったのですが、年始はいわば「新春」ですから、大晦日の晩に、
もうすぐ はーるですねぇと歌うのは、それはそれでいいのかも知れないと今は思っています。
もうひとつ。
この「春一番」の次の「夏が来た!」が期待されたほどヒットしなかったことで勢いが少ししぼんで、結果としてこの年の彼女たちの代表曲が「春一番」となった、という印象があります。
個人的にはこの年にリリースされた「夏が来た!」、「ハート泥棒」、「哀愁のシンフォニー」も好きなのですが。
さて、彼女たちが勢いを得て、さらに上のステップに進むには、「春一番」のリリースから一年を待つことになります。
その話は、また別の機会に。
もうすぐ春ですね 恋をしてみませんか
この曲を聴いて、何かを期待しつつ、春を待ちたいところです。
【余談】
「みごろ!たべごろ!笑いごろ!!」の記事を投稿する時に、ある検索エンジンで「キャンディーズ」を調べようとしたのですが、なんと上位にずらっと「南海キャンディーズ」の記事が並んで、肝心の「キャンディーズ」の記事になかなかたどり着けませんでした。
南海キャンディーズのお二人には何の罪もなく、その検索エンジンにはもう少し賢くなってくださいよ、と苦笑いたしました。