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【フィテッセvsフェイエノールト】宮市エールディビジ・デビュー戦。

新を長く休んでいたが、ウィンターブレイクに多くの日本人選手が海外に移籍をし、また更新をしていこうと思い立ちました。よろしくお願いします。

の日はオランダ・エールディビジ。安田理大が所属するフィテッセとアーセナルよりレンタル移籍で加入した宮市亮が所属するフィエノールトが対戦。宮市はプロデビュー戦。フェイエノールトと言えば、小野伸二が所属していたこともあり、エールディビジの名門として馴染み深いが、今季は15位と低迷している。フィテッセも降格圏であり、降格圏チーム同士の対決となった。

市の欧州主要リーグでの18歳1月23日での1部デビューは、カターニアの森本の18歳8カ月21日を上回る日本人年少記録との事。宮市は2010年12月にアーセナルと5年の長期契約を結んだが、労働ビザが下りず、フェイエノールトにレンタル移籍で加入したばかり。オランダで結果を残し、アーセナルでの活躍が見たい。
試合は1-1の引き分けに終わり、安田、宮市共にフル出場。宮市は4-3-3の左ウイング、安田は左サイドバックで出場。試合開始しばらくは宮市が右サイドでプレーする機会が多く、安田とマッチアップしたが、ほとんど左サイドでプレー。



市は、中京大中京高校3年生の18歳。これまでプレーを見たのは、高校選手権と宇佐美(G大阪)や柴崎(鹿島)らとプラチナ世代と呼ばれ、出場したU-17W杯。どの試合でも左サイドをずたずたに切り裂いていたのが記憶に残っている。期待をしていたが、プロレベルではどうなのかと少し疑いを持っていたが、ベンゲルはやはりさすがである。
縦へのスピードは間違いなく通用した。オランダのサッカーも合っていることもあり、スペースが多くスピードを存分に発揮できる。試合途中からは対応されることもあったが、縦へのスピードは間違いなく彼の武器であり、縦へのスピードでこれだけ相手を振り切れる選手は世界に数少なく、日本では記憶にない。また、足元の技術も高く、ボールキープもしっかり出来る。昨日の試合を見る限り、これからが楽しみでしょうがない。

ロでの実戦経験を積めば解消されると思うが、左右両足器用に扱える選手だが、パスが少し雑であったり、クロスももう少し精度をあげたいところ。サイドを駆け上がるスピードが異常なだけに中に切り込んでからのシュートなど、もう一つの武器があれば、アーセナルでの活躍を期待しても良さそうである。中京大中京と言えば、伊藤翔が記憶に新しいが、宮市亮は違うと思えるデビュー戦だった。

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