退路を断って

今のエスパルスはヤバイ。


チョジェジン移籍のダメージは予想以上に大きく、攻撃が成り立たないほどの危機的状況に追い込まれている。


グランパスの「ヨンセン」という柱がうらやましく思えた。思えば一昨年は藤本と兵働の両サイドが今日のグランパスのような面白いサッカーを演出してくれていた・・・


今日、サポーターがチームのバスを囲むというエスパルスにしては非常に珍しい事件が起きたらしい。


ここ数試合の試合の内容を見ればその気持ちもわからなくもない。何より、サポーターは監督に対する信頼が揺らいでいた。もともと頑固な監督。結果を出しているうちはいいが、結果が出ないとその頑固さは疑いの的へと変わってしまう。


正直なところ私も疑い始めていた。新しい監督を連れてきて欲しいと思ったこともある。だけどそれではすっきりしない気持ちがあった。監督が変わって、それだけで変わるのか?もっと悪くなりはしないだろうか?


結局、今日のサポーターの行動はそんなモヤモヤから起こったことだろう。サポーターとチームは一心同体だが、意思が通わなければそれも成り立たない。


監督の口からは「辞任しない」「自信はある」とはっきり伝えられたそうだ。今日の公式コメントにもあったが、いつもの堂々とした受け答えというよりは今の状況に困っている様子が見て取れた。つまり、監督もヤバイと思っている。それを知ることができただけで収穫かもしれない。


残りは28試合。ここから残留争いになるか、上位に食い込むか。チームのポテンシャルから見て確実に上は狙えるはずだ。


退路を断った監督。もう一度信じてみようと思う。一年目にJ1残留を成し遂げてくれた輝きが戻ることを願って。