本日、紹介するのはスペインの若手屈指のウィンガー、スペインのクリスティアーノ・ロナウドこと"アルバロ・バディージョ"、19歳です。
バディージョはレアル・ベティスのカンテラ出身の天才ドリブラーで、生粋のベティスっこです。最近はスタメンに名を連ね、ベティスの攻撃の武器になっています!
先日のU19欧州選手権2015?では才能の片鱗を見せるものの、まだまだ荒削りな部分が目立ちましたが、最近クラブで出場機会に恵まれるようになってからはどんどんパフォーマンスを上げてかなり成長していっているように感じます。やっぱり才能がある若手は成長も速いですね。
バディージョのプレースタイルは、前線の左右両サイドから独特のリズムで繰り出されるドリブル突破が持ち味の選手で、走り負けないスプリントと180cmと長身ながら一瞬で相手を置き去りにする瞬発力の2つのスピードを持っており、そのドリブルテクニックと独特のフェイントでのチャンスメイクはリーガ・エスパニョーラでもトップクラスのものを持っています。
パスや決定力には改善の余地がありますが、彼には大物を匂わせる何かがあります。テクニックとスピードをうまく使ったまさにロナウドのようなプレーを見せてくれます。たまにですが・・・。まぁ、ロナウドのような力強さはないのでやっぱり違うか。でも、いつかスペインをしょって立つ選手になることを期待してしまいます。
バディージョといえば、レアル戦をみるときは考え深いものがあります。
バディージョは何年か前のデビューした年(たしかまだ16歳か17歳)、当時まだサイドバックだったセルヒオ・ラモスのタックルをうけ大怪我をしてしまい、シーズンを棒に振るという事件がありました。当時からマンUなど名だたるビッグクラブに注目されていたバディージョのデビューシーズンは負傷離脱という苦い思い出になりました。もちろんセルヒオ・ラモスは試合のあとすぐにベティスのロッカーに向かい心配したそうです。なかなか律儀ですね^^
こんなこともあり、先日の試合では二人がマッチアップするとなんかドキドキしながら観てしまいました。しかし今やクラブだけではなく代表でも完全に守備の要になったラモスの当たりは非常に厳しく、バディージョが吹っ飛ばされる場面もあり、「おっ?またか?」と試合とは関係の無いところでも楽しんでしまいます。試合後、お互いを称え合い握手をしあう選手たち、そんな中、店長藤井はバディージョをずっと見ていました。すると他の選手と握手をしあうラモスのうしろから肩をチョンチョンとし、お互いニコッ、そして握手をしていました。なんか心が熱くなる素敵なシーンでした。
長々と関係ないことを書いてしまいましたが、
ベティス戦を見る機会があったらぜひ、このアルバロ・バティージョに注目してください。
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