短い帰省期間ではありますが十分に楽しんだお盆休み。実家に行くとネット環境は何とかなるにしても、CS契約をしていないので「スカイステージ」が見られない。毎朝のルーチンワーク的な「タカラヅカニュース」が見られない。
でもまあ、現在宙組は全ツ&バウのお稽古期間だし、もうあの方の新しい情報はスカイステージには出ないのだから、見逃してはならないニュースはないし、おうちのHDDにちゃあんと録画してあるから大丈夫。
で、台風さまの中を帰宅して、落ち着いてまずはNHK-BSで放送された星組の「霧深きエルベのほとり/エストレージャス」がちゃんと録画されてるか、家事しながらかけ流し、、結局画面に張り付いてみてしまいました(だめじゃん
盆休み中最大お目当ての夏美よう・導く「マイスターの教え#12 宙組『翼ある人びと-ブラームスとクララ・シューマン-』」を落ち着いて再生。
ああっ、あっきーーーーーーーーーーーー、、。。
超絶かっこいい男役のはっちさんが、91期初舞台のひよこちゃんと当時の組長として目を細めるシーンから、一緒にかみ合わない愛や心の動きをていねいにあっきーから引き出して話されるのが沁みる。
ご卒業後に漏れ伝え聞くインスタ3回ご登場の現在とかわってないじゃん。。舞台の上ではあんなに貴公子&王子様だったけど、降りるとそうじゃなかったのがやっぱりね、って再確認。
「現在応募はしておりません」の小さいテロップが、過去のものだと見せつけてくれる。
そのあと続いて「翼ある人びと」もがっつり見まして
みんなせつないなあ。
いつ見てもみんな綺麗で、役に入り込んで”その方”として舞台で息づいているし、枯葉の舞い方雪のひとひらの落ちて行き方その量にも演出のこだわりのようなものが見える。
まぁさま中心に、がっぷり組んだ緒月さまのお芝居が芯を形作って、そこに麗しのクララ・うららが見事に職業婦人として母として、そして一人の女として存在する。
ああなんて儚くて麗しいいっときの夢だろう。
こんな奇跡の舞台にあっきーがいたのだなあ。
愛ちゃんとかなことまっぷーの正しい使い方も含めてこの奇跡の作品を久しぶりに堪能した。
おもいではめにみえてにふれるもののうちにやどらず か
過去をほじくって、舞台写真をUPしているサイトを見つけて、もう一度ため息をつく→スターファイルフォトギャラリー
もう、みんないなくなってしまった。
あの美しい時は思い出だけど、こうして映像で残っている。
この閉じ込めた時間は永遠。
ああ、なんと遠い思い出だろう。

