いつだったか、数日前に実家のケーブルテレビの音楽番組をたまたまつけたら、福山雅治サンの蛍/少年のPVが流れていました
美丘というドラマの主題歌なのも知っていたし、そのPVに主演の吉高由里子サンが出ているのも知ってた
あえて8㍉のハンディで撮影した映像をPVに使っているのも知っていたし、最初にプロモを見た時は、特別惹かれるものなんてなかった
原作も何度も本屋で「あー、石田衣良書いてんだ」って思うくらいで、本を手に取ることもなかった。
それなのに、実家で流れる蛍/少年のプロモを見た時、突然続きが見たくなって、変だけど吉高由里子サンの笑ってる映像がもっと見たくなって、すぐに本屋さんに行き、迷わず「美丘」を手に取りました
本のおかげで何も手に着かなくなるという感じではなかったけど、「続きがなんか読みたいな」という、後に引く感じの小説でした
読んだ文庫本はよほど印象に残らない限り手元に残しません。うっぱらってしまうのですが、美丘を読み終えた今、とても売ろうとは思えませんでした。
結末は最初から悲しめです。
けど愛のある小説だったと思います。
