JAL問題について | tsure-dure-naru-mamani

JAL問題について

JAL問題

難しそうな問題に見えますが、GMと一緒です

潰してしまえばそれで終わり、難問はなくなります

レガシーコストについては一切考えなくてよくなります


そして、JALがなくてもユーザーの立場からすれば、なにも困ることはないです

それにかわる有効なうち手はいくらでもあります
(たとえば海外のコストの安い企業の参入を認めるだけの話)

そうであるのに、税金を投入するなどもってのほかと言いたい

銀行もゆうちょもなんでもそうですが、民間の会社を国が救うのは、日本の悪い癖です

大きな会社はすべて救われるのであれば、NTTもJRも、JTも放漫経営になっていくのは明らかです

いざとなれば救ってもらえるんですから


そういう意味で、民主党の前原大臣は方向性を間違えていると言わざるを得ない

潰れるべき会社が生き延びても何もろくなことはないんです

かならず禍根をのこします



偶然ですが、JALの西松社長は私の高校(浜松北高校)の大先輩で、
(年齢はえらく離れてますが)
心情的には非常に可哀そうというか、大変なんだろうと同情します。

ただ、だからこそ言いたいのは、その苦渋の決断を自らしてほしい。

会社のOBや従業員からは、恨みつらみは相当なものでしょうが、
最後の将軍、大政奉還できるかどうか、
おかれた状況を理解し、理不尽もあるかと思いますが
世界から注目されている大企業のトップとしては英断と称賛されることでしょう

そして、潰す前提で、従業員やOBを少しでも救う方向性を模索すべきでしょう。


同郷の者としては本当にがんばってほしいです


※時間があれば映画『沈まぬ太陽』を見に行こうと思っています