中国について | tsure-dure-naru-mamani

中国について

今オリンピックなど、なにかと問題になっていますが、

再度記憶にとどめるため、簡単に確認しておきます。



・経済総合


経済面では、去年GDPでドイツを抜き、3年後には日本のGDPを越えるといわれています。

(人民元の切り上げがあれば、来年にも)

世界第2位の経済大国は中国になります。

これはほぼ確定です。


BRICsとよばれ、新興国といっていましたが、世界第2位の経済大国に成長し、さらに成長し続けています。



・株価


上海総合指数はピーク時6000ポイントから下げの一方で、現在3500ポイント付近です。

200万円くらいの損失をだしている個人投資家が、相当数いるようです。

ここからどういう動きをするか注目ですが、実態経済への影響が時間差で出てくるので、中央政府はしばらくたいへんでしょう。


・政治


いわずとしれた共産主義国ですが、おそらくどの国より貧富の差が激しいでしょう。

統治機構は中央集権なんですが、わかりにくいです。

矛盾しているようですが、連邦制のようでもあります。


イメージとしては会社の事業部制に近いです。

たとえば、経済成長目標は各省で定められ、各省のトップは未達に終われば、切られます。

人民の暴動などはもってのほかです。

達成すれば、昇格です。


財源は土地の搾取です。

これは大問題だと思いますが、土地がある限り、無尽蔵に作り出せるでしょう。

農民から土地を買い上げ(時価ですが、超低価格)、

それを商業用地にする旨公布して高値で売る、というようなことをやっているようです。


一般の政治は官僚主義、賄賂政治がはびこっています。

中国4000年の歴史上、常にあったことなんで、驚くことではありませんが。



・台湾問題


いつ戦争になるのか、という姿勢をアピールしていますが、

絶対に戦争は起こらないでしょう。

台湾の経済が中国国内になければならない状況になっているので。


おそらく常套手段の謀略合戦がつづくでしょう。



・チベット問題


毛沢東が征服し、その後固有の領土だと言い切って、それを教育するのはフェアではないですが、

まあいつものことです。

漢民族がだいぶ侵食しているんで、じわりと併合されています。


ダライ・ラマも相当したたかなんで、まだまだ長引くでしょう。


フランス大統領の開会式ボイコットをほのめかす発言から、カルフールのボイコットなんかも起こってますが、

これまでの中国こそオリンピックのボイコット常連国じゃないですか!



結局、この国にいろいろ問題があっても、経済的に世界は付き合わざるを得ないでしょう。

特に日本は。

むしろもっと積極的にうまく利用していくべきです。


たとえば、

ソフトバンクが純増1位で、先月は50万近くいきましたが、

チャイナモバイルの純増数は、月間500万くらいとのことです。

契約者数は4億近く。

規模が違います。


これを活用して成長する。

これしかないでしょう。