この国の政治
今世界で起こっていること
紙面はアメリカ経済が失速するのか否か、がメインになってきている。
サブプライムローン問題が尾を引いていて、失速するということらしい。
ただ、一般的に考えると、日本の悪い経験に基づいて、
一気に不良債権処理を進めてしまうのがいいんじゃないか。
当然悪い銀行ははやくつぶすということが大前提で。
金融の体質を強化した上で、いったん経済を底までおとしてしまう。
これでいいんじゃないか。
まともな仕組みがもどれば、自然と回復するでしょう。
ただ、サブプライム問題はここからが本番だということをみな意識しておかないと、
一時的にパニックになるんじゃないかな、とはおもう。
プライム層にまで波及したらと思うとぞっとするが、もうそこまできている。
となれば、アメリカの経済をささえる、おかねまわりの仕組みが根幹からくずれ、
景気は一気に悪化。
株価は低迷、ドルは下落というシナリオ。
でも、それを最初から認識していれば、そんなに怖くはない。
日本は当然その余波を受けるだろう。
しかし、日本の問題の根源はもっと別なところにある。
確信している。
日本の場合は、明らかに政治に問題がある。
中央の官僚による政策に問題がある。
官製不況というが、まさにそのとおり。
政治家は本当に情けない。
それを選んでいるのは国民ではあるが。。。
もし、私が内閣総理大臣であれば、こうする。
所信表明で、道州制の構想と、そのタイムスケジュールを明示する。
中央政府から権限をとりあげ、地方政府の道州単位の地域国家に権限を委譲する。
経済は州政府間で、自由に競争すればいい。
中国の政府間、EUの政府間、US政府間のように。
そして、光り輝く日本のビジョンを明確にし、一気に開国する。
世界中から資金を集めるような政策を次々と打ち出す。
ドバイ、香港、シンガポールがやってきたことプラスアルファで。
日本には世界有数の金融資産という打ち手もある。
羽田空港は、24時間国際空港化し、今の5倍にする。
アジアのハブにする。
物流の効率化を図る。
港湾を絞る。
少子化対策として外国人労働者を一気にいれる。
300万人くらいはいれる。
などなど。
これだけで、一気にムードはかわるだろう。
くだらない利権のしがらみをたつだけだ。
もしこの世に信長がいたら、霞ヶ関を焼き討ちするだろう。
ただ、それを断行すれば、まちがいなく私は刺される。
信長もカエサルも殺された。
でもそのくらいでないと政治家はいかんでしょ。
本気でそう思う。