最近、殆どの事において集中できない。
自分は愚かだ。
愚の骨頂だ。
皆が手を差し伸べても
優しさに頼る事が出来ない。
おそらく、そこからもうすぐ去らなくてはいけないからだろう。
しかも、自分にはもう、
そこにいて何かしてあげられるだけの事が無い。
能力が無い。
「最初から能力の差なんて無い」
そういってくれる人もいる。
確かに、そうなのだろう。
でも、自分はもう何も、
頭に入ってこないのです。
頭に残っていないのです。
何を言われても、わかったふりをして、
それでいいんじゃないかなんていう
曖昧な返事しか出来ないのです。
・・・能力以前の問題。
独りよがりの疎外感が急速に自分を沈めようと覆い被さる。
もがけばもがくほど疎外感の触手は絡みつき、
身動きが取れなくなる。
痒いところを痒みを止めるために掻く
そして
腫れが大きくなる。
また痒くなる、また痒みを止めるために掻く。
これを繰り返して
結局血を出してまで掻き続けるかのように
自分の心情の戸惑いをかき消す為に
自ら動揺を与えるような事をする。
やめてくれ、もうやめてくれ、心中に巣食う悲しき自分。
おまえの気持ちは良くわかる。
もうこれ以上甘えてはいけないから邪魔をするんだろう。
でもこのままでは、
優しい人たちを裏切り続ける事になる。
頼むから、やめてくれ。
やめてくれぇぇぇ!!
何かアドバイスしてくれても、
有難すぎて、頼りたくなって、感情が溢れて
そこで泣きそうになる。
だから、泣くのを我慢して
苦虫を咬む。
結局自分が悪い。
素直になればいいものを、
素直にならずに苦悶する。
最近、無性にボールを打つが
おそらく、
打つ瞬間に叫んでいるんだろう。
私は山月記の李徴だ。
虎になりきる事も出来ず、只、打球音を叫びとして生きる李徴だ。
カキーン(どうすればいい?)
カキーン(どうすればいい?)
カキーン(どうすればいい?)
カキーン(どうすればいい?)
カキーン(どうすればいい?)
カキーン(どうすればいい!)
カキーン(どうすればいい!)
カキーン(どうすればいい!)
カキーン(どうすればいい!)
カ(どうすればいい!)ン
・・・頼むから、はやく元に戻れ自分。
誰もがたじろぐ虎になりきる前に。
・・・ついに書いてしまった。心の奥底。