エアコンクリーニングを業者に頼もうと思った、私お母さん

 

義母の寝室のエアコンも、汚れてるよね?

 

声を掛けてみた。

 

おばあちゃん「それなら、マチノ電気に聞いてみるわ!

そういうのもやってるかもしれない。

マチノ電気さんはね、昔からの付き合いで、っていうのも、

私が仕事をしてた時に…(自分語りが長いので割愛)。

なにか買いたくても、買うものがなくて…それがいいわハート

 

 

義母は、街の電気屋さんの「マチノ電気」がお気に入りで、

そこから何かを買いたくて仕方がない。

御用達のように来てもらいたくて仕方がない。

 

 

息子お父さんは、家電量販店で買う。

申し訳ないが、マチノ電気では高くて買えない。

 

 

 

10時半

 

おばあちゃん「マチノ電気に電話するけど、お宅はどうする?」

 

お母さん「内容を聞いてから考えるよ」

 

おばあちゃん「わかった」

 

で、電話してる声が聞こえてきたので、階下に降りて行った。

 

おばあちゃん「ハイ、ではお願いします~」

 

お母さん「なんだって?」

 

おばあちゃん「店番の女性が出た」

 

お母さん「じゃあ、(営業のオジサンから)折り返し電話が来るの?」

 

おばあちゃん「…そうだったかな?あのね、マチノ電気っていうのはねぇ…(また同じ話)」

 

 

 

11時

 

おばあちゃん「私、マチノ電気に電話したっけ?」

 

お母さん「したよ」

 

おばあちゃん「発信履歴はあるのよ。嫁ちゃんが、掛けてくれたとか?」

 

お母さん「掛けたのは義母です」

 

おばあちゃん「全然覚えてない、ひどいボケね」

 

お母さん「そうね、30分前のことなんだけどね」

 

おばあちゃん「イヤだわ~、でね、マチノ電気に頼みたいのはね…(同じ話)」

 

 

 

12時

 

また、同じやり取りもやもや

マチノ電気に関する自分語り(同じ話)は、これで何度目?

 

 

13時


おばあちゃん「私、マチノ電気に電話した?」

 

お母さん「した。折り返しの電話、来ないね」

 

おばあちゃん「ぜんっぜん記憶にないんだけど。どうしましょう、コレ」

 

お母さん「だからさ、そうやって記憶に残らないから、🐶ちゃんが銀行の集金に立ち会ってるんだよ。

余計なコトするなとか、言わないでよね」

 

おばあちゃん「そんなこと、言わないわよぉ」

 

お母さん「それも忘れたかー」

 

おばあちゃん「そもそもね、マチノ電気は~(同じ話)」

 

お母さん「(さえぎって)電話来ないね」

 

 

 

13時10分

 

階下から、電話している声が聞こえる。

 

おばあちゃん「あらー、ワタシ午前中に電話してた?あっそう、来てくださるの?わかりました」

 

電話を終えて、すぐさまツッコんだよ。

 

お母さん「また電話したの?」

 

おばあちゃん「わたしったら、電話してたって。2時ごろ来てくれるって」

 

お母さん「私が『電話してるよ』って言ったのに、なんで電話したの?」

 

おばあちゃん「だって、覚えてなくて」

 

お母さん「私に聞きに来たよね?答えてあげたよね?私の言うこと、信じられないの?」

 

おばあちゃん「そう、信じられないの」

 

お母さん「なんで?義母が忘れたこと、コッチは覚えてるから教えてるのに、なんで?」

 

おばあちゃん「だって、信じられないんだもん」

 

お母さん「物忘れの自覚があるなら、人の言うこと信じなよ!」

 

おばあちゃん「信じられない」

 

お母さん「じゃあ、聞くな!」

 

 

 

義母の脳内は、モヤがかかっているのか?まっ白なのか?

 

記憶を引き出そうにも、残像もなにもなくて、

さぞかし不安だろう。

 

 

けどさぁ~魂

 

 

他人の言うことが信じられないのも、認知症の所為なの?

 

義母の場合、

自分で納得しないと動かない性格が、裏目に出ている気がするもやもや

 

 

 

 

 

 

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キャリーケースが壊れちゃって、娘が買うならコレにして、という。