かつて豪雨の浸水被害を受けた香椎川への対策として、川の地下にもう一つの川をつくるという工事がスタートしました。

通常、浸水対策としては川の幅を広げたり、川の底を掘るという工事をするのですが、香椎地区では川沿いにマンションや住宅が建ち並び、川の上には鉄道橋が架かっていることから、一般的なやり方が困難という状況がありました。

そこで選択したのが福岡市としては初めてとなる地下への河川整備。
香椎川の川底から地下10mのところに、直径4.5メートルと非常に大きなトンネルを掘っていき、地下にもう一本、延長約700mを超える河川を通すのです。

ちなみに大雨に対応するために天神地区や博多駅地区でも、同じような巨大な下水道管を掘り造っていて、地下河川のように博多湾へ雨水を流すレインボープランというプロジェクトを行っています。ちなみに、例えば天神今泉エリアでは福岡市のすべての小学校のプールの水の量を貯めても大丈夫なくらいまで現在工事は進捗しています。

地上の構造物は目に見えますが、見えない地下でも、福岡市では街の安全のためのいろんなプロジェクトが動いてるんですよ😊








福岡市長 高島宗一郎