昨日久しぶりにレンジにいってインパクトの練習をしてきました。
HitterやSwingerなどの色んな方法を模索してみましたが、やっぱり、今のところはHitterの打ち方の方が僕には合っているような気がします。
で、クラブをBenHogan PCに変えてから、しばらくインパクトがしっくりいかないなあ、と悩んでいたのですが、物凄く基本的なことを忘れていました。
というのは、「ライ角」についてです。
僕はモノグサなので、きちんと調整したりするのが面倒で買った時のままだったりります。
いままで使っていたNike Forgedと同じ感覚で打っていましたが、気がついてみるとBen Hogan PCのライ角はもっとフラットな気がします。
いや、間違いなく”かなり”フラットです。
そう思って、フラットなライ角を意識して打ってみると・・・・見違えるように綺麗に当たるようになりました。
このクラブに合わせてスイングを考えると、必然的に低めでシャローなプレーンで振った方がしっくりいきます。
アドレスもハンドダウン気味になるので、腕とクラブとの角度を意識して、腕のローリング(PA#3)を生かすようなスイングの方がいい球が打てます。
やっぱり、クラブによってスイングが作られるっていうのは分かる気がしました。いや、スイングに合わせてクラブを変えるか?・・・鶏と卵みたいです。
ていうか、ライ角なんて、物凄く基本的なことを忘れていましたね。
で、そういえば、このBenHogan PCってライ角はどうなっているんだろう?
とBenHoganのサイトで調べてみたところ
3-iron: 58°
4-iron: 59°
5-iron: 60°
6-iron: 61°
7-iron: 62°
8-iron: 62.5°
9-iron: 63°
PW: 63.5°
ということみたいです。
ちなみに、今まで使っていたNike Forgedとどれくらいなのか調べてみたところ
3-iron: 59°
4-iron: 60°
5-iron: 61°
6-iron: 62°
7-iron: 62.5°
8-iron: 63°
9-iron: 63.5°
PW: 64°
ロングアイアンで1度、ショートアイアンで0.5度アップライトでした。
うーん・・・思ったより差がないですね?これはどういうことなんだろう。
ライ角ってあまり気にしたことがないので、1度違うとどれくらい違う感じなのか
ピンとこないです。これは大きな差なんでしょうか?
で、で、さらにこの関連で情報を検索していると、3Jackさんのブログで面白い
記事を発見。
なんでも、博物館に展示されていた、ベン・ホーガン本人が使っていたクラブの
スペックを計測した人がいるそうな。
で、ホーガンは競技用のクラブと練習用のクラブとを使い分けていたらしく、
それぞれのスペックを計測したらしいです。
下は練習用セットのライ角ですが
2-iron: 55.6°
3-iron: 57.2°
4-iron: not available
5-iron: 59.3°
6-iron: 60.2°
7-iron: 61.7°
8-iron: 61.7°
9-iron: 62.6°
PW: 62.5°
僕のアイアンと比べてさらに1度弱ほどフラットですね。
やっぱりホーガン先生のフラットなスイングプレーンに合わせてクラブをデザインしているんでしょうかね。
結論。やっぱりライ角はとても大事です。