Circle 11 | 大野くん・大好き&妄想中

大野くん・大好き&妄想中

お山のお話し書いてます。

”山”のBLです。理解のある方のみどうぞ・・・

 

Oside

 

 

「翔くん・・・!」

 

 目が覚めた瞬間、飛び起きた。

 

 彼の姿も、彼の温もりもなかったから。

 

「夢・・・?」

 

 あまりにもはっきりとした・・・

 

 

 翔くんが迎えに来た夢・・・

 

 死神って・・・突飛だけど・・・

 

 かなり、リアルだった・・・

 

 

 リビング行くと、すごい量のビールの缶。

 

 買い置きを、全部飲んでしまっている。

 

 

 これ、おいらが全部・・・?

 

 こんなに飲んだから、あんな夢を・・・?

 

 あれ・・?おかしいな・・・記憶が・・・?

 

 

 頭を押さえ、考え込みそうになった時、

 

「・・・っ・・・」

 

 ソファに畳まれたスウェットが目に入る。

 

 

 違う・・・

 

 夢なんかじゃない・・・

 

 

 自分はこんな畳み方しない。

 

 酔ったんだったらなおさら。

 

 

「ふっ・・・」

 

 視界が歪む。

 

 

 なんだよ・・・

 

 そばに居てくれるって言ったのに・・・

 

 翔くん・・・

 

 

 スウェットを胸に、蹲った。

 

 

 死ぬまで、一緒にって・・・

 

 

 涙は溢れて止まらない。

 

 止めようとも思わない。

 

 

 長い間、そうしていたように思う。

 

 頭が痛くなり出して、動かなきゃって思いながらも、スウェットが手放せないでいたとき

 

 

「おはようございます」

 

 声がした気がして、顔をあげると、

 

「しょぉ・・・」

 

 彼がそこにいた。