ぐぐっと来る | 田舎モンが出戻った

田舎モンが出戻った

12年に渡るアメリカ田舎暮らしを中断し、サンフランシスコに2年滞在した3児のハハ
そしてまた東海岸に戻ってきたものの、下のムスメは日本に留学・・・空の巣症候群にかかってしまうのか???

当日はものすごくいいお天気で

 

と言ってもこの時期のベイエリアでは

なかなか雨が降らないのであるけども

 

午前中は曇りがちなこの地域だけど

結構早い時間から青空が出始めた

 

11時から始まったダンナボスの交代式

お偉いさんなので総司令官がやってくる

その交代式のステージに下士官ではただ一人

ダンナも上がることが出来たのは誠に光栄至極

 

(一番右側のがダンナ)

 

船からおろした旗を進呈するだけの役だけど

 

その後交代式から退役式にそのまま突入した

 

お偉いさんなのでそれなりのしきたりを踏まえながら

やって行かないといけないので

大変時間がかかる

結局終わったのは2時間後であった

 

すっかり日焼けしたワタシら

鼻とかほっぺとか

ダンナ妹ちゃん肩が真っ赤になって

ダンナ母(がん治療中)は

すっかり疲れてしまったようである

 

しかしいい式であった

ダンナボスが奥様に感謝の気持ちを述べるところなど

ぐぐっと感動してしまう

ああヤバいぞこれは

ダンナの式ではワタシ涙が止まらないのではないか???

 

その後のレセプションに少しだけ顔出して

すぐに家に帰ってダンナの式の準備を始める

その間たったの2時間

あれも出さなきゃこれも出さなきゃと

やっぱり前々から準備をしないとこういう目に遭うのだ

 

でもダンナ弟のヨメちゃんや

ダンナ元ボスの奥様がいろいろ手伝ってくれて

なんとかそれなりの準備は出来た

ダンナ妹はあまり使えなかったが(;^ω^)

 
 

ダンナのためにアメリカ国歌を演奏するプー

本当はステージの横で演奏するのだが

ど真ん中に持って来よった

目立ちたがりなのか

(残念ながら映像無し・・・)

 

カトリック教会の助祭であるダンナ弟が

同じステージに上がって

式の初めの終わりに祈りの言葉を捧げてくれた

これは通常は従軍牧師が行うが

身内にこういう人がいると

気持ちがもっと込められて

これまたぐぐっと来るのである

 

 
ダンナのスピーチ中
そろそろぐぐっと来るか!と待ち構えていたら
隣に座っていたダンナ母に先を越されてしまい・・・
 
ダンナ母は感動と言うよりは
ダンナが次のポジションに選ばれなかったことを
悔しいと思う方が強かったらしく
(息子が誇りで仕方ないので)
それで余計に涙が出たらしいのだ
 
それを慰めるのに気を取られて
ワタシが泣く場面は素通りしてしまったのであった
(ちなみにマスカラはしっかりウォータープルーフ)
 
 
ダンナがもらったメダル
これは何気に凄いヤツである(自慢してみる)
軍を仕切る省庁の長官でないと署名できないらしい
ダンナボスが頑張って取ってくれたのだ
このメダルだから嬉しいと言うより
ダンナの働きを認めてくれた
そのダンナボスの気持ちがずっとずっと嬉しい
 
 
そのダンナボスからのプレゼントを
進呈されるダンナ
ホントにいいボスに恵まれたね
 
この日のために遠くから来てくれた人たちは
コネチカットやニューヨークからダンナの異母弟と妹
ミネソタからダンナ父
ポテトの国からダンナ母、ダンナ弟夫婦、その息子と彼女
アリゾナからダンナのアーミー時代の仲間
 
 
アーミー仲間のエディは
実は大ボケ兄のゴッドファーザー
そしてゴッドマザーはシリコンバレーに住む
ワタシの大学時代の友達リリアン(マレーシア人)
 
ヤツの洗礼式以来
なんと24年ぶりに3人が再会できたのも
この式があったからである
人との繋がりとは尊いものであるなぁ・・・
 
と言うわけでダンナは任務を遂行し
無事にリタイア式は終わり
有休消化に突入いたしました
いろいろ心配してくれた皆様本当にありがとう
 
これからもよろしくお願い致します!