こんにちは。 


仲間がfacebookでおすすめ作品として紹介していた、満島ひかりさん主演のこちらのドラマ 

↓↓


 


私は夫を亡くす前からシングルマザーと変わらない生活をしていましたが、感情を感じるスイッチを切っていたこともあって、不安や安心、夫や人とつながる喜びがわからずでした。 

 


そんな状態だったところから時間をかけて 

今では夫とのつながりを感じることや 

大切にされた遠い日の記憶をお守りに 

  


生まれて初めて心から安心するということが 

どういうことなのかがわかり 

心穏やかに日々を過ごせるようになりました。


 


それでもね、 

時折り誰かに寄りかかりたくなります。 

感情はお天気のようにその都度変わりますからね。


 


中でも夫に会いたくて寂しくなるときは

私の場合は不安が強まってるときなんです。

 


言いかたを変えるなら 

安心できなくて自分とのつながりを感じる心が薄らいでいる状態。

 

 

ちょっと頑張りすぎてるサインでもあるので 

一旦、立ち止まることにしています(*´ー`*)



*****




誰かに寄りかかりたくなったとき

心の中の夫に寄りかかる。 


その時、顔は思い出せない。 


思い出すと寂しさが増しちゃうからなのか 

 


一緒にいたかった気持ちを思い出して 

悲しい気持ちになるのがいやなのか 

 


写真を飾っていないからか 


今はまだわからないけれど思い出せない。 

前はそれがとってもつらかったし悲しかった。 

 


けれど

そのたびに 


思い出したいよね 

寂しいね。


思い出したい気持ちはある自分に 

寄り添い続けてきた。 



顔は思い出せなくとも 

心と身体は抱きしめられた時の温もりや 

腕や背中の感触や匂いを覚えてくれている。  

  


だから、

その時のホッとしている感覚を思い出す。   

  


寄りかかりたくなるぐらいに 

頑張っている自分のために、

 


心のよりどころである 

記憶の中の夫に身を委ねる。

 


寂しくてヒリヒリした心を 

温もりで包み込めるまでそのままにする。


 


その間 

泣きたければ泣いて 

 

怒りたければ夫に八つ当たりして  

 

「ごめんね」が言いたくなったら 

「ごめんね」と言って   


「ありがとう」が言いたくなったら 

「○○くん、ありがとう」と言いながら

 


ただただ流れに身を任せる。 

 



まだうまくいったことはないけれど 

ある人とのハグを 

温かい色と温度で想像し

落ち着くまでギュ〜と 

セルフハグをする練習もしている。



*****


誰一人として同じ人がいないように

人によって思い出しかたも違ってくる。 

 


声が聞こえる人や 

場面が見える人に 


私のように 

腕の厚みや骨の感触や匂いを通して感じる人。

  


ここに正しさや正解はない。 



自分が感じているそのもの自体が 

亡くなった人との大切な思い出。


 


 

夫とのつながりを感じられるようになった今、 



時間をかけて 

感じられる心を取り戻せてよかったと思う。 

  



それまでは、時が解決してくれると言われるたびに 

今すぐなんとかしたいのに… って、



胸を大きなスコップで 

ごっそりとえぐられたような、 



鋭いナイフで 

身を切られるような、 



そのままを表現する的確な言葉が 

見つからない痛みに耐えられなくて 

 


私の記憶から夫を消し去って!!

 

もうやだぁ(;ω;)


 

何度もその衝動に掻き立てられては泣いてきた。

 

声を押し殺して泣き叫んだことは数知れない。

 



1つひとつの時間さえもが今の私を支え、

お客さまや大切な仲間に寄り添う力となって 

役立ってくれている。



そして記憶の中の夫を思い出すたびに 

同時に、支えてくれている人たちの笑顔も自然と浮かぶ。

  


ここ数年は 

夫を思い出すこともほとんどなくなり

大好きな人たちと過ごした記憶を思い出す。 



そうすると、 

独りじゃないと思えて 

心がより温かな気持ちで包まれる。 



頑張っている自分へ

「ありがとね、私。大好きよ」と 

優しい気持ちでいっぱいになる。 


  

  


人は愛されたいと思うより 

愛したい人を愛せないことが何よりもつらい。  

 


次はうまくやろうと 

気持ちだけで頑張っても 

途中で息切れしてしまって 



余計に寄りかかりたくなるか 

人を遠ざけるかの選択肢が狭まってしまう。




だからまずは


愛されたい気持ちも大切にしながら

愛したい気持ちもある自分をいたわってあげる。 




その上で 

相手を大切に想う自分を大切にするために、

 


愛されてない、 

大切にしてくれない、と思っているのは 

どんな考えかたが影響しているのか、 

反応してしまうのはどうしてなのかを知るために 

自分の内側に意識を向ける。 



出来事は変えられなくとも 

捉えかたはいつでもいつからでも変えることができる。




寂しさは人とつながる喜びを教えてくれる。 

不安は守りたいものがあると教えてくれている。  


どちらも素敵だなぁ😌 





関東に住む関西出身の仲間の投稿を見て 

作ったモダン焼きっと。笑