万物は「無常」だけれど、
毎年咲く桜🌸を見ていると
「無常」である事を忘れてしまう。
 
木を一本づつ見れば
折れてしまった枝もあるだろし、
葉が虫に喰われた部分も
あるだろうから、
 
去年の桜の木と今年の桜の木は
同じでない。
 
 
だから、毎年変わらず美しく
咲いてくれている桜に見えても
「無常」は成立している。
 
 
木の枝が折れても…
虫に飼われても…
 
植物は強いな〜。
 
 
新緑を楽しませてくれる
街路樹も、
 
たまたま陽当たりの良い場所に
植えられた木と
 
マンションで陽が遮られ
あまり日が当たらない木もある。
 
 
でも、意識してみないと、
木の太さが違う事なんて
全く気が付かないくらい
青々と葉っぱが茂っている。
 
植物は強いな〜。
 
 
私はと言うと、
ちょっと枝に虫が付いただけでも
大騒ぎするし、
 
葉っぱが一枚枯れてしまうと
悲しんだり、
落ち込んだり。
 
 
脳ミソを与えられて、
何を学んだかというと、
 
 
「無常」への恐れや不安。
 
 
嫌な場所なのに
そこにとどまり続けるのも、
 
変わりたくないと言うと
深層心理が働いているからと
聞いたことがある。
 
 
四季のある日本で生まれ育った意味。
 
 
「無常」を恐れるなかれ。
 
 
今年もきれいに咲いている桜を見て
そんな風に感じた春の日でした。
 
 
桜の名所である駅の周辺は
すごい人です!
 
今年はお花見を楽しんでいる人
多いです。
 
去年とは違います。
一昨年とも違います。
 
マスクして、
お花見を楽しんでます。
 
昨年を経験したから、
飲み食いなくても
桜を楽しんでいる人
多いんじゃないかな。
 
人も強いね!
 
ちゃんと「無常」です。
 
 
雪の絵