福井といえば永平寺が有名ですね。

永平寺は道元さまが開山で、本尊は釈迦如来、弥勒仏、阿弥陀如来の三世仏になります。


永平寺は開かれたお寺というか、割と訪れる人にオープンお寺ですよね。修行は厳しいのでしょうけど、訪問された人を暖かく迎えるような、懐の広いお寺のように感じます。


以前は車を停めるのが大変でしたが、駐車場が整備されて良くなりましたね。それでも人が多いと渋滞になるのかなと思いますが。


緩やかな坂を登って、まずは山門の広さと樹々の緑に圧倒されます。流石大本山。決して贅沢な造りではないですが、威厳というか、空気もりんとしているよう。


入場して、拝観料を払うと、まずは傘松閣の天井絵ですね。230枚の絵があり、描かれた当時の著名な方々の筆です。首が痛くなるほどですが、様々なメリット絵が書かれており見がいがあります。


その後は回廊で結ばれている、山門、仏殿、僧堂、大庫院、東司、浴室、法堂の7つの建物を見ることができます。


回廊もすべての建物は磨き抜かれた輝きあり、本当に美しい佇まい。回廊はほとんど吹き抜けで、下から上を見上げると階段の流れが絵のようです。時折見える樹々の緑も映えて、見ていて飽きない風景です。

どこに居ても、緑が見えるんですよね。


永平寺はその周辺の山や樹々に溶け込んでおり、違和感のないその風景は仏の教えの一つを現しているようです。


何度も訪れたい場所の一つです。