熊野三山のうち、熊野速玉大社と那智大社は伊勢旅行を兼ねて訪問しました。
伊勢から那智大社まで、距離にすると150キロぐらい。けれど高速がずいぶん開通していて、思ったよりスムーズに行くことができました。道路事情が良くない印象でしたが、すごく整備されています。
熊野速玉大社は川のそばにある大社です。大きなナギの木、ご神木が境内にそびえており、大社の入口を守っているかのようです。
速玉大社は朱色のお社で熊野本宮大社と同じように横に長いです。色のせいか、可愛らしい印象。青空と朱色がとっても映えます。
速玉大社の近くには、神倉神社があります。熊野大神が最初に降り立った場所で、神聖な場所です。私は登ったことはなく、下から見上げただけですが、その高さと社の様子にすごく神秘的な印象を感じました。
那智大社はちょっとずるをして、頂上近くまで車でいきました。お社は朱色、一緒あるお寺は青岸渡寺ですね。いずれも歴史がある場所です。
那智大社は那智の滝が有名で、三重塔と一緒に映る景色は良くみる構図ですよね。ここも、八社殿に八咫烏があります。青岸渡寺では、集団でお経をあげている方々がいて、信仰の深さを感じました。
神様も心の拠り所として自分たちを思って貰えれば、一番嬉しいのではないでしょうか。
速玉神社も那智大社もまた訪れたい場所であり、前々回のように、どうやって行けばいいのか、悩む場所でもあります。
熊野三山では、熊野もうで餅というのが売られています。周りはきな粉で覆われており、中央にあんが入っているお餅ですが、非常に美味しいです。さっぱりとしながらもちょっとおはぎのような感触もあり、おすすめですよ。

