『QUEENSRYCHE』4曲入りミニアルバム
1983年発売
(インディーズでは1982年に発売されていた模様)
写真のCD盤は5曲目が追加されています


このミニアルバムも、ヴァンデンバーグの2nd同様、1983年購入した『rock'n on』のレビューを見て、数年後にレコード購入。残念ながら現在は後に買い直したCDのみが手元に残っている。

シアトル出身のメンバーで結成、このミニアルバムの制作段階では、Voのジェフ・テイトはゲスト参加だったようだ。
そして、このアルバムがインディーズで異例の売れ行きだったようで、そのことがきっかけで後に正式メンバーとなったとのことです。

彼らの経歴に関しては、Wikipediaを見たらめちゃめちゃ詳しく書かれている。
ファンでなければ読むのが面倒臭なくらい。

とにかくこの作品、正統派メタル。
後のプログレッシブな作品とは、ひと味もふた味も違う。
某レビューによると
『ジューダス・プリーストに対する、アメリカからの回答』なんて言われていたらしい。

オープニングナンバー
『Queen Of The Reich』
このジェフ・テイトのハイトーンボイスと正統派メタルサウンドに、先程のジューダス云々(でんでんではないですよ)のコメントも納得できるのではないか。
 
2曲目
『Nightrider』

3曲目
『Blinded』
 
4曲目
『The Lady Wore Black』

どうですか?
アメリカのバンドらしからぬ正統派メタルでしょう?
私はこのミニアルバムが一番好き。

さて、先日のヴァンデンバーグの記事を読んで頂くと、当時は『ジューダスは買わない!』としていた旨が書いてあるのだが、何故ジューダスと同じ音楽性の、このアルバムを買ったのか?
それはジャケットのデザインに依るところが大きいのだ。

正直、メタルメタルしたジャケットって、ちょっとダサく思っていて、例えば当時のジューダスの
アルバム『背徳の掟』はこんな感じ。
こんなのが嫌だった。

当時はこういうものが、私の好みだった
シンプルにバンドロゴだけ。
そこに惹かれて購入したというわけです。

さて、この『QUEENSRYCHE』を何と読むか?
実はかなり以前にも触れたことがあって、
以下、昔の記事
改めて読んで、内容の薄さに苦笑

このミニアルバムでは『クイーンズライチ』として伊藤政則氏は紹介している。

以降、1984年発売のフルアルバム1st、
1986年の2nd、そして名盤と言われる1988年の3rd『Operation:Mindcrime』も
『クイーンズライチ』で紹介されているのである。
私が所有していたのはここまで。

さらに調べてみたら、どうやら1999年発売の7thから『クイーンズライク』になっている模様。

ネイティブの発音により近いのが
『クイーンズライク』ということによるらしいのだが、『ライチ』時代しか聴いていないので、
『ライク』だと、何だか別のバンドに感じてしまうのであった。