昨日は3ヶ月ぶりの母の診察日でした。

前日の夜、私と息子で帰省して
早速母の自尊心を傷つけてしまったようで・・・

「もう病院なんて行かない」
「私なんてどうでもいい

と、なったのですが

診療日の朝は、キチンとお風呂に入り
父と欠けてしまった前歯を治しに歯医者へ行き

歯が治ったこと
歩いてちょっと遠くの歯医者へ行ったことで
気分も良くなり、元気でした。


午後は、早速車で名古屋へ


実家は、名古屋ではないので
いつも車で私が運転して
母、父、私、息子の4人で行きます。


実は、処方された薬をいつもきちんと飲んでいなくて
今回も調べてみると54日分も余っていました(汗)


1ヶ月ちょっと飲んでない!!


私が近くにいないから・・・
この辺は、なんとか改善しないとです。


クリニックは、いつも予約の方々でいっぱいです。
いつも駐車場はいっぱいですが、丁度入れ違いで駐車できました。

いつも思うのですが、クリニックはとても清潔で明るく
認知症の患者の方の専門病院でも雰囲気が清々しいというか
病院独特な、なんとも言えない負の空気感がありません。

息子は、待合室にある熱帯魚の水槽が大好きです。

診療に来られている方々の顔色も
どの方が患者さん?って感じの方も多いです。

名古屋フォレストクリニックに行く前までの
母をアルツハイマー病と診断した大きな病院とは
かなり雰囲気が違うので、初めは驚きました。

ホントにコウノ先生に出会えて良かった・・・
と実感しています。




先生の診察の前に、
血圧、心電図、脳画像、血液、胸部レントゲン

そして先生の診察。

いつも数分で診察は終わりますが
先生は的確なアドバイスをしてくれます。

今回は、母がいつもネガティブになって
自分を卑下する事を言って大変になる・・・
と話しました。

先生は、自尊心を傷つけるような事は言わない。
自虐的になるのがこの病気の特徴。
自分では、考えられない病気なのだと。
例えば、「今日は天気がいいから洗濯しよう。」
とは考えられなくなる。
だからと言って、できないわけではない。
ただ、考えるということができないだけ。
きちんと言えば、なんでも普通に出来る。

なにもしないのではなくて、
指示してあげて、やってもらうこと。

自虐的になるので、これはプライドを
傷つけないようにすること。


検査の結果は、変わりなし。異常もなし。



すごく、父も私もホッとしました。

病気が進行しているわけではなかった。
母は大丈夫。
これからも、皆で家族で頑張ろう。
新たにそんな気持ちになりました。


これからの私にできることは

「できるだけ毎日電話で確認する」

薬は飲んだか?
今日は天気がいいから洗濯は?など聞く。
孫の状況を話す。
など、明るい気分で過ごせるように
離れて暮らしている分、
声を掛けていこうと思う。
今以上に。

でも、今朝は皆家族が気分よく
明るいです。

次回は4月。
名古屋に通って、1年近く経ちました。

名古屋に行く前の母の状況を考えたら
本当に良かった~と思います。

1年経って、とくに悪くなっていなかったこと。
アリセプトを飲み続けていたら大変だったこと。

全て、コウノ先生の診察で好転できました。
このまま、病気が進行しませんように!

家族で楽しく頑張ろうと思います。