アラジン★小説 -5ページ目

上地くん★スザンヌ 4


上「行こっか」




ひと通り仕事を終えた後、スザンヌの楽屋まで迎えに行った。

少しでも俺に話して気が楽になりゃいいんだけどな・・・





ス「あー上地っち~♪行きましょう行きましょうー\(^o^)/」






・・・また無駄にテンションあげやがって




コツン!





ちょこまかちょこまか動き回ってるスザンヌの頭をデコピン。







ス「うわぁ!ヒドイ」




上「もう仕事中じゃねーんだからっ、無理すんなよっ(*´д`*)」







ス「・・・(゚_゚*)」




珍しく照れてやがる!








ス「っあたしは…!常にこんなんだもんっ(=°ω°=)」

上「そ~れはぁわかってるけど、そーゆう意味じゃなくてぇ」

ス「ひひ、はやく行こ!!」

上「お.おう(∀`●)」




さすがの俺でもスザンヌのペースにはかなわねーや(>_<。)笑

そーゆうとこがほっとけないんだけどな(´ー`)




ス「後、メガネと帽子と、マスクと、」

上「お前そんなに変装すんの!?」


ス「え!?うん、だって、バレちゃったら後つけてきちゃうし…いつもこんな感じだよ?それに今日は上地っちと一緒だから、もしあの人にバレたら上地っちまで被害いっちゃうかもだもん…」




くそ変態ストーカー野郎め。

お洒落大好きなスザンヌなのに、外歩く時毎回こんな姿じゃなきゃダメだなんて、あんまりだ。




ヨシっ(゚Д゚)




ス「っわぁ!上地っち何するの?!」





スザンヌが身に着けた変態グッズを全部外した。





上「別に俺はバレたって被害きたってかかってこいって感じだし…今日はお前、俺と過ごすんだから何の心配もないべ?一人じゃねーんだからっ(´∀`)」

ス「…今日が良かったとしても、ますますヒートアップしちゃったらどうすんの(;_;)やっぱりうちら2人でいるのはまずいよね…どうしよ」





上「そん時は俺が責任とるから!!」




ひー
言っちゃった(=°ω°=)

恥ずかしい~(>_<。)






ス「どうゆう事???」



鈍感女め・・m(_ _)m







上「とりあえず!そんなヘンテコなもん着けてないでいくべ(゚∀。)?!」


ス「・・うん!」






まだ少し戸惑ったままのスザンヌを車に乗せて、テレビ局を出た。

途中何台かが俺らの後をつけてきたけど、なんとかまいてやった!

スザンヌはハラハラしてるみたいだったけど、俺は何故か幸せだった。




やっぱりコイツが好きだから(。・ω・)





俺はいつもっ常に本気だし嘘ついたり隠し事すんのは大の苦手。

そんな不器用な俺だから、きっとみんなが応援してくれてるんだって思う。

だから俺に好きな奴が出来ても本当に俺の事応援してくれてる奴なら絶対喜んでくれるはず!




だからパパラッチに撮られようが、スザンヌのストーカーに嫌がらせされようが、

知ったこっちゃねぇって事(・∀・)




スザンヌは俺となんかじゃ嫌かもだけど

絶対振り向かせてやるヽ(*`Д´)ノ




・・多分(>_<。)







ス「なんかこんなに堂々と街をドライブするのって久しぶりだなぁ…嬉しい…」




そう言われてみれば俺もだ!




上「スザンヌどっか行きたいとこある?」


ス「う~んそうだなぁ…海!!」

上「海!?こっからじゃカナリ遠いべ!!?」



ス「海(;_;)!!」


上「しょ~がねぇなぁ、行くかヾ(^▽^)ノ★♪」


ス「わー(〃▽〃)」







あー
たまりまへん

君の笑顔は
…(笑)






悩んでること、聞き出すつもりだったのに、2人で話すくだらない会話が楽しくて、居心地めちゃめちゃ良くて、な~んも聞けてねーよ(つд`)









【海】


ス「ついたぁ!!」


上「…疲れたぁ(´xд0)笑」



ス「上地っちほんとぉにありがとうヾ(^▽^)ノすっごい幸せ♪ねぇねぇ裸足で歩こうよ砂浜!!」


上「真っ暗でなんも見えねーな(笑)」






夜の海で大はしゃぎするおいら達。









ス「目ぇつぶって??」






上「ん!?…はい」







ス「聞いて?波の音…」





ザバーン
ザバーンザバーン




上「…海だなぁ」







ス「海はさぁ、ずっとここにあるんだよね。」

上「?」

ス「あたしたちが働いてる時も色んな場所に移動してる時も…」

上「うん」

ス「ビルが潰れても山が削られても…」

上「うん」

ス「ずーっと海は変わらずここで波の音たててるんだよね…」

上「…うん」

ス「それでずーっと向こうには違う国があって、外国人がいて、」



上「…う、うん。」



ス「またきっと違う海に出てまた違う国があってまた違う外国人がいて…」



上「…」




ス「それでまたずーっといったらこの場所に戻ってくるんだよね、あたしたちがいるここに。…地球って丸いんだもんねぇ…」



上「えΣ(゚ロ゚;)!?いきなり何の話だよ(笑)もう目開けていーの!?笑」




ス「地球は丸いなぁっと思ってさ(*^_^*)」





はぁ・・
こいつ(笑)






目つぶれとかゆうからこっちはめちゃめちゃドキドキしたっつうのに!




俺だって一応…
男なんすけどスザンヌさん(つд`)笑





ス「上地っちー!こっちこっち!」






気がついたらあんな遠いとこにいるし(T^T)





上「なんだよぉ?」


ス「この貝殻見て?ハートの形してるみたい(*^_^*)2つあるからひとつずつ貰ってっちゃおうか?」








あーもう俺

こんな事言われたら我慢出来ねぇって






ス「もっとないかな~あっちらへんにあり…」








上「スザンヌ!!」








ス「え、…んっ!?」








上「お前好きな奴とかいねぇの?」





とりあえず…聞いておこう








ス「え!何いきなり(*^_^*)笑」


上「ハートの貝殻見て、思った!」











ス「好きな人かぁ~…実はあたしね、知らなかったと思うけど…」










おい
なにその感じ…

まさか






ス「野久保っちの・・・」






嘘だろ



待て










やっぱり
まだ聞きたくねーよ

(;_;)

















・・・続く☆

上地くん★スザンヌ 3

【自販機前】


里「あれ~?のっ君財布とりに行ったんじゃないの!?」


野「え!?あ!!そうなんだけどさ、あっ!また忘れてきちゃった」


つ「おい((((゜д゜;))))しっかりしろよ(笑)」


木「ゆきおごったげるよ~仕方ないからー♪♪♪」


野「へへっすんません、ゆっきぃありがとー(。・ω・)」


里「さすが羞恥心だね~(笑)」




野「・・・」


















【練習室】


しばらくたって、スザンヌは俺の腕を振りほどいた。




ス「ごめん…ごめんごめん。ちょっと動揺しすぎちゃっただけ。大丈夫だから♪」





無理に笑ってみせる表情にすげー胸が痛くて俺まで苦しかった。






上「そんな姿見てほっとけねぇよ、何があったのか…聞かせて(。・ω・)?」

ス「・・・」






少し長い沈黙の後スザンヌが口を開いた。






ス「・・・実はね…」




















【10分後】




俺はスザンヌの言葉に驚き?怒り…?色んな感情に押しつぶされて、黙り込んでいた。



スザンヌは泣いたままで、必死で泣き止もうとしていた。









木「ちょり~す♪スーちゃんたちのぶんもジュース買ってきたよヾ(^▽^)ノって…あれ?」


里「スーちゃん泣いてる…!?」







そんなタイミングで他のメンバーが帰ってきた。







つ「ん!?どしたΣ(゚ロ゚;)」






俺がどうにかしなきゃ…って思いつつも、どうすることも出来ない俺(;_;)







ス「…ごめん・・。」






走って楽屋を飛び出すスザンヌ。







野「スーちゃんっ!!」






後を追いかけようとするノックの腕をつかんで言った。








上「待って!!…ごめんノック。俺に行かせて。」







野「ゆうちゃん・・・」







ノックもみんなも心配してた。

みんなに状況も説明出来ないまま俺はスザンヌを追いかけたんだ。










上「スザンヌ!!」










スザンヌを追いついたと思ったら、ほんとにトイレに入って行った。



今すぐ話したい!






上「さすがに…無理だよな(。・_・。)」



女子便なだけに・・・






出てくるまで待とう。







他の女性芸能人が、わんさか出入りする女子便の前でしゃがんで待つおいら。

かなり怪しい(´ヘ`;)





スザンヌおせぇな・・・






ス「上地っち・・?」


上「スザンヌ!!てめぇ…おせーよ(つд`)」






俺の顔を覗き込むスザンヌはもう泣いちゃいなかった。

もうすぐ仕事始まるからだろうな、涙ふいて、化粧も直して、気持ち切り替えてやがる。






ス「待っててくれてたんだ…ごめんね。・・・へへ♪そんなとこにいたら女子便覗こうとしてる変態みたぁい(*^_^*)」


上「ふざけんなよヽ(*`Д´)ノ」


ス「きゃ~(笑)」







そんな笑顔、なんで出来んだよ。

弱虫のくせに、無理しやがって。







上「・・・仕事終わったら、もっかい詳しく話聞かせて。」


ス「上地っち…ううん、だめだよ。上地っちにまで迷惑かけれないから。もう、忘れて?」


上「忘れられるわけねぇべ!?お前がそんなに苦しい時に、ほっとけるわけねーじゃん!」


ス「・・でも」





上「いいからヽ(*`Д´)ノ」

ス「・・・でも」






上「仕事終わったらすぐ!お前んとこ行くから、2人で話せるとこ行くべ!!!」

ス「・・・・で」


上「でもじゃねぇo-_-)=○☆!!」






ス「・・ありがとう。ごめんね。」








上「じゃ戻っかヽ(^^)みんな心配してっから♪」




ス「うんっ!!」








いわば強引に・・・

スザンヌに話を聞く時間を作れました(*´д`*)










スザンヌが今苦しんで悩んでいる原因

それはストーカー被害だった。

芸能人やってりゃ、誰だって多かれ少なかれそうゆうもんはある。








ただスザンヌの場合は、度が過ぎていた。

ひどすぎる。







どうにかしなきゃいけない、じゃなきゃ絶対

スザンヌは壊れちまう。








俺がどーにかしねぇと。


スザンヌは俺が守るんだ、絶対!!!













・・・続く☆

上地くん★スザンヌ 2

K「じゃあリハーサル始める前にそれぞれペアになって個人練習しておくようにっ!!」




ダンスの振り付け師のKABA.ちゃん。

アラジンメンバーに厳しいのなんのって。

必死こいて毎回練習しているアラジンっす(>_<。)






K「ハイ!!だらだらしてないでさっそく練習はじめっ!」

ア「はぁーい」







はぁ・・・

昨日も2時間しか寝てね~のに、体動かすのはキツイヽ(´ー`)ノ







ス「じゃあ上地っち、練習しよっかぁ」

上「おう!」






でも俺のペアこいつだから(*^_^*)

頑張れるっ!!







ス「あっちょっと待ってぇ、上地っち昨日も朝方まで仕事だったでしょ?」

上「そーだけど(=゜ω゜)ノ」






思い出したように、カバンに何かをとりに行くスザンヌ。







ス「はいっ♪これ買ってきたんだ!!あげるーヾ(^▽^)ノ」






急いで戻って来た持ってきたもんは

眠気止めドリンク(゜o゜)






上「おぉ!!!!さんきゅー(゚Д゚)」

ス「あたしもあんまり寝てないから、飲もう(o^_^o)」






俺のために買ってきたのか自分のために何個か買ってきたのかは不明だけど

そうやってさりげなく優しく出来るとこが、




すげぇ好きだ(>_<。)







上「コレ、ほんとに効くの~(゚∀。)?」

ス「わかんない(*^_^*)」

上「オイ(゚Д゚)笑」






K「あんたたち!喋ってないで早く練習!!!」

ス.上「はぁい(´∀`)」







ただえさえ、俺とスザンヌは練習出来る時間が少なくて、振り付けも覚えづらいってのに

一番無駄な会話が多いって怒られるヽ(´ー`)

だってたまにしか会えないこの時間しか、話せる時ねぇーもん、話したい(;_;)






ス「はぁ…また間違えたぁ、上地っちごめん、もっかいはじめから(;_;)」

上「おう(=゜ω゜)ノ」







でも・・・

俺が話しかけすぎて、こいつが振り付け覚えれなくて怒られんのは可哀想だから、

少しは我慢するか(*´д`*)




練習!!練習!!








木「イエーイ♪」

野「よっしゃヽ(^^)」






ん?

ノック達なんか盛り上がってる。







K「さすが一番若いペアだけあって、振り付け完璧じゃない(o^_^o)ちょっと早いけど、特別休憩入ってもいいわよ\(^o^)/」





さすが運動神経あるだけの2人((((゜д゜;))))

俺だって睡眠とれてたらなぁ…






上「ずりぃ(゚Д゚)俺らは!?」

K「あんたたちは休憩なしヽ(*`Д´)ノ休憩したかったら練習!」

ス「ひぇ~(>_<。)」






木「スーちゃん、頑張ってv(^o^)♪♪♪」

ス「ゆきぃ(;_;)難しいよぉ」

K「ほんとスザンヌは間違えてばっかり!世話がやけるわ(´ヘ`;)」

野「でもスーちゃん、昨日一睡も出来てないんすよ(>_<。)」

K「あらそうなの?じゃあ今日は無理しないように…」





一睡もしてない??

なんでそんな事ノックが知ってんだよ(-_-)




俺にはあんまり寝てないって言ってたけど、心配かけないため?

てか俺が知らなくてノックが知ってるスザンヌ、すげぇやだ(;O;)







ス「大丈夫だよ~(>_<。)眠たくないもん、振り付け今日中に頑張って覚えるからぁ」

野「無理しないでね!」

ス「野久保っち…。」






ノックの前で顔を真っ赤にするスザンヌ。

こいつってやっぱり・・・






全然俺の知らない奴ならともかく、

何よりも一番大事な仲間のノックの事が好きなら、応援してやりたいって気持ちもある。







けどほんとはやっぱり

俺のもんにしたい(。・ω・)







ス「上地っち…ごめんね。あたしのせいで休憩いけなくて!!」

上「俺も全然まだ覚えてねぇし((((゜д゜;))))頑張んべ\(^o^)/」

ス「っうん(*^_^*)」



上「つかお前…寝てないの?大丈夫か??」

ス「うんっ大丈夫大丈夫。」








大丈夫なわけねぇよな。

いっつも忙しいのに、しかも女の子なのに。

けど弱音はかずに一生懸命なスザンヌ。

支えてやりてぇな(。・ω・)










【休憩】

ス「はぁ…やっと休憩もらえたね♪」

上「あ゛ーだりっ、喉かわいた~あれ?ノック達も、つる兄達もいないな(・∀・)」





ス「ホントだねぇ、飲み物でも買いにいったのかな?」








ひろーい部屋に2人っきりだ!!









Ppppp!....

ス「あっ、携帯携帯」








なんか話す事ねぇかなぁ~♪

まだ2人っきりでいたいけどなぁ~♪









ス「もしもし?・・・・・・もうやめてください!!!切ります。」











一気にスザンヌの表情が暗くなったから、びっくりした。








上「おいどした(゜o゜;)?電話誰から?」







ス「・・・。」









黙り込むスザンヌ。







上「言えなかったらいいんだけどさ?」












ス「・・もう、嫌だよ…。」











上「嫌だ?」













ス「…上地っち…助けてぇ…うっううっ。」












上「おい!!どうしたんだよΣ(゚ロ゚;)」












泣き出してうずくまるスザンヌ。






俺バカだからなかなか言葉が出てこなくて、泣いてるそいつを抱きしめる事しか出来なかった。





スザンヌはすごい弱い力で、俺の肩につかまっていた。










何があったんだよ…


あの電話は誰からなんだ?




スザンヌをこんなに苦しそうに泣かせる原因はなんなんだよ。


っくそ!
















野「忘れものしちゃったぁ…財布財布。」

ガチャ。

野「…ユウちゃん?スーちゃん?」
















・・・続く☆