職場の同僚で10年来近くの知り合いで
年齢も近いのでため口、気楽に付き合える男性がいる。
聞きたいことがあったので
話に行ったところ、やや忙しそう。
でも、男性特有の照れ隠しもあるのか、
結構、「聞いていない」素振りをされるので
あまり気にせずに、負けずに話し続けた(笑)。
「・・・だよね?」
と聞いたら
堂々と回答してくれたけど
なんか、ピンとがずれてる。
また、別の質問をしたら
また、違う案件の回答がきた。
なーるほど。
前半の私の話を、ほぼ聞いていなかったな。
今は、心ここにあらず、で
ダメだと悟りつつ
「あとでネタにして文句言おう」と
その場は撤収した。
翌日、同じことを話したら
その時はしっかり会話が成立。( ´∀` )
ほしい回答もちゃんともらえた。
で、
私 「ちなみに、昨日、同じ会話したんだけど」
同僚 「え?そうだっけ?」
私 「まったく違う案件の話で回答されて、
しかも2回も。明らかに聞いていなかったの、
わかったよ。
びっくりするくらい、会話が成立していない
けど自信満々で回答しているから、
嚙み合わないこっちが悪いのか、と思わず
『ありがとう』とお礼言っちゃったし。」
私 「いや、でも私、悪くないよな、とこれクレームね」
なんだそれー、ごめん、ごめん、と
2人で大笑い。
同僚 「でも、それを『楽しい話』にしてくれるのって
ある意味、才能だよね。
ひとによっては、『話、聞いていないでしょ!』
と怒るよ」
うーん。。
その時の私は、
堂々と謝ってもらえるネタをもらえたぞ、と
思って、怒る感情はなかったなあ。
噛み合わないのに堂々と言っているのが、
ちょっとだけカッコ悪くて笑えたけどね。
でも、そうか。
「楽しいことにできる」ことも才能なんだ。
怒るんじゃなくて、
イライラするでもなくて、
落ち込むんじゃなくて、
楽しい話にできたら、それもまた才能、
なんか、ひとつ、良いことを学んだ気がした。
楽しい話にできること、を意識してみよう。