実は私、今年は武雄市の

本町子供クラブ会長だったんですよ。

年間出動件数はほんの数件しかなくて、

実際は妻が頑張ってくれています、はい。

 

会長の最大の役目のひとつが

おくんちの子供神輿です。

毎年10月の23日と決まっていて、

この日は平日であっても、

武雄町の小学校はお休みになります。

大人は会社をお休みします。

 

おくんちは神様に収穫を感謝するお祭りですね。

早朝から武雄神社にて清めてもらったお神輿に、

御幣を頂き神様にお乗りいただいて家々を廻ります。

この日は流鏑馬などもあり、大いに賑わいます。

 

近年の少子化で、

どこの地域の子供神輿もこじんまりしてきました。

温泉通りの本町も

今では子供クラブに入っている家庭も

10数件と少ないですが、

今年は大人も子供も意外と多く参加してくれて、

親子そろってワッショイワッショイ

いい汗をかきました。

多くの方が1次産業にかかわっていた昔と違って、

様々な働き方がある現代ですよね。

ですから、

おみこしなんて正直言って面倒くさいから、

チャッチャと済ませられないか…

という声もチラホラ上がっているのは事実です。

 

まぁ、

気持ちもわかります。

近くには子供クラブが解散した地区もあり、

地域行事も形骸化している時代ですよね。

だけど、

神様の前でお祓いをしてもらって、

心を作ってもらうと、

こんなに続いて下さっていることが

本当にもったいなく感じます。

おくんちがなかったら、

私みたいなのが、1年に何度、

収穫に感謝する機会があるかと、

そら恐ろしくなります。

 

本町公民館の長押に

歴代の?子供クラブの写真がずらっと並んでいます。

35年以上前の写真には、

お神輿を囲んだたくさんの大人や子どもに交じって、

緊張した面持ちの小学生の私がいました。

いま大人の立場になってようやく、

なんとかこのバトンをずっと先まで

繋げてあげたいとふっと思っているのでした。