原作者が自死した事件について、当事者である出版社とテレビ局から調査報告が出て、まぁ、内容的には多少出版社の方がマシとはいえ、五十歩百歩な感想は否めなく。中でも酷いのは脚本家で自らのアイデアでもない設定を使わせて貰っていながら原作者へのリスペクトのカケラもなく、果たして同じ人間なのかすら怪しいレベル。それがテレビ局という業界のせいなのか、元々の資質なのかはわかりませんが、この期に及んで反省もしてないので、性根から腐ってるんでしょう。


普通はドラマ化と言えば喜ばしい話のはずが、大事に育ててきた自分の作品の設定を勝手に変えられて平気な原作者なぞ居るはずもなく。もはやテレビにかつての力は無いのですから、お断りすればいいのではないかと。せめて、漫画を忠実に映像にするアニメ化くらいが妥当なんじゃないですかね。