ユミ:あぁ、この島は全人類の憧れだよ…。

リン:はぁ…、そうですか。



リン:でもこれは基本地形っていう珍しくないカードでしたよね。
買えば良いのでは…?


ユミ:え!いいのっ!?やったね!


リン:いえ、やっぱり話を聞いてからにします。


ユミ:MTGはαから現在まで様々なカードが収録されていて、同じカードでもイラストがたくさんあるんだ。
例えば…。


ユミ:元祖αの島。夕焼けに浮かぶ島の存在感が素晴らしい一枚だね。
淡い色合いも旧枠に合っていて人気の島だよ。


リン:先程のと違って効果テキストがありますね。

ユミ:今はシンボルに統一されたけど、当初はテキストで書かれていたんだ。
ちなみに私はテキスト派!
Add to your manapoolって書いてあって欲しい。


リン:シンボルだけの方がわかりやすい気がしますけど…。
あら、こちらは全く違うデザインですね。


ユミ:フルアート土地として、根強い人気のあるアングルードランドだね。
デザインや枠が違うと、見た目だけじゃなく、ライブラリから探しやすい利点もあるよ。


リン:島…というには小さすぎるような…。
スケール感がイマイチわかりませんね。


ユミ:これ、本当に島なの?っていうのもいくつかあるしね…。わけのわからないイラストも味があるんだ。
最新のアンステーブルでもフルアート土地が収録されたよ!


リン:スケール感もあって、一目で青いカードとわかりますね。これがいいじゃないですか。


ユミ:手に入りやすくて、イラストも綺麗だから人気があるんだ。
ただ、私はデジタルっぽいイラストより、油絵みたいな趣きのイラストが好きだなぁ。

リン:味がある、ということかしら。
時代とともにイラスト技術や技法が変わると思うと、歴史を追っているようで楽しいですね。


リン:この島、宙を浮いていますけど…。


ユミ:ゼンディカーの土地だね。
土地は、収録されたタイトルの世界観を表した一枚でもあるんだ。
冒険がテーマのゼンディカー。心が躍る一枚だよ。

リン:ユミが使っているのはこれでしたね。



ユミ:通称APACランド。実在の場所を描いたシリーズだよ。
これは香港だね。


リン:確かにこうして見ると古めかしくも味わい深いですね。
種類も確かに豊富です。
して、最初の島は高価なんですか…?


ユミ:グルランドは土地コレクターなら絶対持っておきたい一枚だよ。
お値段30,000円からになります。


リン:毎度毎度4桁、5桁が平然と出てきますが…。
高すぎます!


ユミ:それだけ需要があるんだよ〜。この素敵なイラストの土地で遊びたい…
そうは思わないかね?


リン:残念ですが思いません。
イラストが素晴らしいのはわかりましたが、手の届く範囲で集めなくてはいけませんね。


ユミ:むむむ…。じゃあ次回はMTGのカードがなんで高価なのか語らせてもらうよ!