9月4日伊良湖
この日は特別な日になるはずであった。

足の故障をきっかけにはじめたトライアスロン。
エントリーレースとして7月の滋賀高島で感触をつかんで、今回が本番の予定だった。
8月の最終週は台風の情報にやきもきしながら、土曜日は、可能性があるのなら行かずばなるまいの気持ちで現地入りし、カーボパーティに参加した。
この時点で当日の雨の確率は90%だったので、これはレースは無理とさとっていた。
当日5時半に大会本部の検討結果が宿に届くというのだけれども、宿泊した宿では深夜を通して激しい風の音でピューピューいってたので結果を聞くまでもないと思って6時前にフロントで結果を確認。夜中の風の音であまりなられなかったため、朝食をすました後、もうひと眠りして帰路に着いた。

天候によるレースの中止。伊良湖では、過去スイムをやめて変則のレースにしたことがあるそうだが、中止は今回が初めて。宿泊客のこぼれ話でも20年位トライアスロンをやってるかたでも中止は今回を含め2回位の様子。
私の場合、こんな確率で中止に当たってしまってことを恨みたい気持ちだがぶつける矛先がなく、自分の気持ちを立て直すしかない。30日から禁酒して本番に備えているのだからなおさら。

伊良湖から帰路で、音楽を聞きながら、気持ちを建て直すというのはかっこいいけど言うだけで建て直せるの?と自問自答した。結論は、レースは発表会に過ぎないのだから、練習して建て直そうということ。
でもただの練習じゃ面白くないので、オリンピックディスタンスをやることにした。
メンバーになっているフィットネスクラブで、
13時25分スイムスタート
スイム         1500m 29分59秒
更衣室での着替え        6分
バイク          40㎞  1時間11分
トレッドミルへの移動 1分
ラン           10㎞ 57分
合計              2時間45分50秒

伊良湖の地でレースを楽しめず、体と気持ちがむずむずしていたところ、フィットネスクラブではあるがオリンピックディスタンスの距離を2時間45分台で完走できたことで今日は満足することにしよう。


この日記を書く前、佐渡国際トライアスロンの最後のゴールシーンをインターネットで見た。ここ一、又は二年の内に佐渡に行きたくなってしまった。

トライアスロン この奥深き魅力!