押し入れの中の物探していて思い出したこと。
先日、とうとうソニーは生産終了を発表してしまった。
もうメモリープレイヤーの時代、今更感はある。
これ、どうしよう。
左:MDの1号機、MZ-1。右上:MZ-R55。
使わなくなって何年経ったか。もう専用の充電池はとっくに劣化していて、廃棄した。
テープメディアも、特にこれは民生用は壊滅状態。とっくに生産完了している。
DAT。
左:TCD-D7。右:DATの最終機、TCD-D100。
ソニーはいい物を出すんだけど、規格が独立しちゃってついてくるメーカーが少なかったのが敗因じゃないのかな。VTRも然り。絶対VHSより性能よかったのに、長時間録画という機能の差と松下(当時)の販売力で負けたか。(当然、うちのメインは終始EDベータだったよ。EDV-9000×2が編集用としては最強だったねえ)
問題はDATの録音をどうやって全部wav(MP3でいいか)データに起こすかだ。1本や2本ならいいけど、数百本あるとやる気起きないよね。とりあえず等速で再生しないことにはデータ化できないから、結局そのままほったらかしになって、やろうと思ったときには機械が壊れてるっていう落ちが待ってるんだろうなあ。
その前に、そうまでして保存するような録音物かが問題である。何録ってあるかわからなくなってるテープが多いから、捨てちゃっても平気じゃないかと(^^;)
機器持ってる人、状態悪くしないで温存しておけば、そのうち高く売れるかもしれないよ(どうだかねえ)
NTとかHSとか、ソニーは結構外した規格が多いようだけど、コンパクトカセットやCD、3.5型FDとか結構主流になったものもあるじゃないか。放送用ではベーカムが絶大なシェアだったし。トリニトロン管もすばらしい製品で、今になって思い返すと結局はデジタル化の波に乗り遅れたってところだろうか。