へたにパソコン歴が長いと、それはそれで困ることもある。昔の規格にこだわりすぎて、今の規格に追いついていけなくなることだ。
最近、キーの打ち間違いが増えてきたような気がする。一番の原因は、キーボード周りが片付いていないこと。今打っているキーボードのある場所の写真を晒せと言われたら、断固拒否する。とてもよそ様に見せることはできない。
世間の売れ筋はノートPCだが、やはり打ちやすさはデスクトップの方に軍配が上がる。メーカー品は買わないから(歴代すべて組み立てです)、キーボードが自由に選べるしね。私は茶軸派です。PC/AT互換機(これ死語だね)は好きなパーツを選べていいねなんて言うと、ある程度パソコン歴の長い人ならピンとくると思う。
PC-9800シリーズ。1997年まで、事実上日本標準だったNECのパソコン。このキーボードは良かった。これに慣れすぎてしまい、今のキーボードにどうもなじめない。
若干配列が違うのがおわかりでしょうか。
コントロールキーの位置(Aの2つ左です)、スペースバーの長さ、カーソルキーの配列、ファンクションキーの5個ずつの配置、あまりにもこれに慣れちゃったから、今のキーボードだめなんですわ。
最近まで社用も私用も、この配列のAT互換機用キーボード(厳密には、NECが出したPC98-NX用だが、それ以外にも広く使えた)「PK-KB011」を意地張って使い続けていたのだが、さすがに現代のものに慣れておかないとまずいと思い、今出回っている普通のものに変えた。
と、タイプミスを機械のせいにしている(苦笑)
でもこのPC-98キーボードって使いやすいですよ。
対応ソフトが残っているので、これは捨てられない。と言っても、COBOLやFORTRANなんか忘れちゃったから、今更プログラミングには使わないなあ。「シニス チケ」とか「カンセイ チナカライサイソルコチカ」(実際は半角です)を見てニヤリとした人いますかね?
でもって、漢字変換にも気をつけないといけないね。「以外」と「意外」、「内蔵」と「内臓」はよくやる間違いだから気をつけましょう(さっき前者をブログのコメントでやってしまった。あれ修正きかないからやだな)。予測変換も善し悪しです。うっかり候補の先頭に上がったものを確定させがちですからね。
一番恐ろしいのは、学習機能。自分が使った単語が履歴として残ると同然なので、分野によっては間違って確定させてブログにでも載せちゃったりでもしたらもう生きていけない単語なんてあるよなあ。「ま」だけ打つとすぐに「真…」 触れるのはやめよう(笑)