OMOIDE | シーラカンスと僕

シーラカンスと僕

ちょっと空いた時間に読むブログを目指し、ちょっと空いた時間に更新します。





2024年の正月早々ビッグなニュースが飛び込んで来ました。







【315系 静岡地区に投入!】





今年の6月に東海道線、年末に御殿場線/身延線にそれぞれ315系が導入されるとのこと。



遂に来たか…というのが率直な感想です。


新型車両が入るという事は、つまり旧型が置き換えられるという事。



今回の件に当てはめると、211系の引退が現実のものとなってしまいました。



僕は胸を張って言えるくらいの立派な懐古厨なので、やはり寂しいものがあります。




特に211系は幼い頃から見続けてきた思い入れの深い車両。




鉄道趣味に限らず、思い出補正というのは何にも変えられないものです。



これまでも思い出補正の乗っかった車両の引退はちょくちょくあり、その度にお別れ乗車に執念を燃やしていました。



記憶に新しい中でいうと『特急踊り子』で使われていた185系・251系もそのひとつ。







ただ今回の211系は思い入れが段違い。



生まれ育った街を、物心ついた頃から走っているという点では他に引けをとりません。




これまでJR東海は新幹線の方に尽力していたので、在来線は20年近く現状維持が続いていました。




直近の置き換えだと371系以来。




この時はまだ学生の時分だったので、カメラ片手に駆け回る日々でした。




思えば自身の加齢と共に思い出のものが減っていくのは自然のことなのかも。




今の40〜50代のベテラン鉄たちも同じ寂しさを感じていたのかな。






この記事を書くにあたってスマホの画像フォルダにある211系の写真を探したんだけど、






写っているのはこれくらいしか無かった。




敢えてカメラを向けないくらい日常に馴染んだ車両なんだなぁと改めて思った次第です。










これで211系が引退してしまったら思い出補正のある車両は373系だけになっちゃうなぁ。





前述したニュースを見て、ふとそんな事を思ったので、ここまでつらつらと文字に起こしてみました。








沼津駅の高架化工事も始まってるみたいだし、5年もすれば全てが様変わりしちゃってるんだろうなぁ。












切ねっ。