tunecore japanに行ってきました
昨日tunecore japanさんにお邪魔してきました。
実は彼らに最初に出会ったのは今年の頭で、tunecore usa(本家)の日本にローカライズした
tunecore japanの開設を進めている話を伺ったのが最初でした。
そこからindependentの活動を後押ししている僕としては、せっかく素晴らしいサービスを
開始するのであれば何か役に立ちたいと思い、当時のtunecore usaのユーザーを出来るだけ
集めてのヒアリング会を企画し、よりユーザーフレンドリーになるようにと願っていました。
それから約半年、非常にわくわくしてtunecore japanのスタートを待っていたわけです。
僕は海外にいた時から音楽業界の仕組みやmusic business全体に対して問題視していた
部分があり、また特に日本におけるミュージシャンの業界に対してのぼんやりした認識の
低さに愕然とし、出来るところからひっくり返していこうと
当時2005年から音楽学校の内部改革にコツコツ関わり始めました。
ミュージシャンの目標のほとんどがただ漠然と「メジャーデビュー」すること、
そしてその為にみんながみんな「オーディション」を目指すこと、そのくせ
「じゃあオーディションを通過して、メジャーデビューして何をするんだ?」と聞くと
何も答えられない現状をどうやったら変えられるのか、そればかり考えていました。
LAにいたときには、音楽やっていれば自分のことを「musician」と言います。
ところが、日本人はなかなか自分のことを「musician」とは言わない。音楽やってるのに。
「じゃあ何だ?」ときくと「フリーター」とか「musician目指してます」とか言う。
ずっとこれに違和感を感じていましたが、よく考えてみればやはり洗脳に近いことがここ日本
では行われていたんだなと思うことが多々あるのです。
ここではmusicianとはそれで生活を成り立たせるいわゆるフルタイムのメジャー契約している人たちのことを指し、音楽だけでメシを喰っている契約をしているアーティストならば認められるのです。世間はとかくその「一時的なステータス」で判断したりする。多くのCDショップやLIVE HOUSEなどでもそのアーティストがメジャーなのか自主なのかでもだいぶ扱いが違います。
だからミュージシャンはまず活動の目標として「メジャーデビュー」を掲げ、その前にある作られた「狭き門」をとりあえず目指してやっていく、それがいつしか常識のような流れになってしまっていました。しかし、問題はそうやってオーディションから漏れた人たちの中にも素晴らしい才能をもったミュージシャンがたくさんいて、世界的に見ても面白いことやっている人がいてもオーディションでは通らない。でもひたすらオーディションを繰り返し、ある年齢になって音楽を辞めていく。結局日本のそうした環境下においてはそうやってミュージシャンは浪費されてきたように見えていました。
tunecoreはこれからのミュージシャンの活動の可能性を確実に広げるサービスになります。
少なくともミュージシャンが音源をファンに届けるための狭き門はすっ飛ばしました。
そこがスムースになり誰でも音源を配信することができるようになった反面、ミュージシャンの
力量が試されるわけですが、少なくとも音楽活動の目標が「メジャーデビュー」以外の選択肢が
増えて来ると信じています。
僕も違う観点から、independentのための仕掛け作りを進めてきています。
これはindependent VS majorというわけではなく、まずindependentで活動しておくことが
結果としてmajorにも繋がっていくキッカケになります。それぞれビジネスのやり方がちがうだけで
どっちで活動していくかはミュージシャンが各自の目的に合わせて選択していけばいいのです。
だから、まずindependentで飛び出すことが必須になってくるはずです。
僕はどこかでお互いのサービスが入り交じって一つの大きな波になればいいなぁと思っています。
大切なものが同じ時に、人と人との間に起こる化学反応を信じています。
tunecore japan、まずは登録してみてはいかがでしょうか?
実は彼らに最初に出会ったのは今年の頭で、tunecore usa(本家)の日本にローカライズした
tunecore japanの開設を進めている話を伺ったのが最初でした。
そこからindependentの活動を後押ししている僕としては、せっかく素晴らしいサービスを
開始するのであれば何か役に立ちたいと思い、当時のtunecore usaのユーザーを出来るだけ
集めてのヒアリング会を企画し、よりユーザーフレンドリーになるようにと願っていました。
それから約半年、非常にわくわくしてtunecore japanのスタートを待っていたわけです。
僕は海外にいた時から音楽業界の仕組みやmusic business全体に対して問題視していた
部分があり、また特に日本におけるミュージシャンの業界に対してのぼんやりした認識の
低さに愕然とし、出来るところからひっくり返していこうと
当時2005年から音楽学校の内部改革にコツコツ関わり始めました。
ミュージシャンの目標のほとんどがただ漠然と「メジャーデビュー」すること、
そしてその為にみんながみんな「オーディション」を目指すこと、そのくせ
「じゃあオーディションを通過して、メジャーデビューして何をするんだ?」と聞くと
何も答えられない現状をどうやったら変えられるのか、そればかり考えていました。
LAにいたときには、音楽やっていれば自分のことを「musician」と言います。
ところが、日本人はなかなか自分のことを「musician」とは言わない。音楽やってるのに。
「じゃあ何だ?」ときくと「フリーター」とか「musician目指してます」とか言う。
ずっとこれに違和感を感じていましたが、よく考えてみればやはり洗脳に近いことがここ日本
では行われていたんだなと思うことが多々あるのです。
ここではmusicianとはそれで生活を成り立たせるいわゆるフルタイムのメジャー契約している人たちのことを指し、音楽だけでメシを喰っている契約をしているアーティストならば認められるのです。世間はとかくその「一時的なステータス」で判断したりする。多くのCDショップやLIVE HOUSEなどでもそのアーティストがメジャーなのか自主なのかでもだいぶ扱いが違います。
だからミュージシャンはまず活動の目標として「メジャーデビュー」を掲げ、その前にある作られた「狭き門」をとりあえず目指してやっていく、それがいつしか常識のような流れになってしまっていました。しかし、問題はそうやってオーディションから漏れた人たちの中にも素晴らしい才能をもったミュージシャンがたくさんいて、世界的に見ても面白いことやっている人がいてもオーディションでは通らない。でもひたすらオーディションを繰り返し、ある年齢になって音楽を辞めていく。結局日本のそうした環境下においてはそうやってミュージシャンは浪費されてきたように見えていました。
tunecoreはこれからのミュージシャンの活動の可能性を確実に広げるサービスになります。
少なくともミュージシャンが音源をファンに届けるための狭き門はすっ飛ばしました。
そこがスムースになり誰でも音源を配信することができるようになった反面、ミュージシャンの
力量が試されるわけですが、少なくとも音楽活動の目標が「メジャーデビュー」以外の選択肢が
増えて来ると信じています。
僕も違う観点から、independentのための仕掛け作りを進めてきています。
これはindependent VS majorというわけではなく、まずindependentで活動しておくことが
結果としてmajorにも繋がっていくキッカケになります。それぞれビジネスのやり方がちがうだけで
どっちで活動していくかはミュージシャンが各自の目的に合わせて選択していけばいいのです。
だから、まずindependentで飛び出すことが必須になってくるはずです。
僕はどこかでお互いのサービスが入り交じって一つの大きな波になればいいなぁと思っています。
大切なものが同じ時に、人と人との間に起こる化学反応を信じています。
tunecore japan、まずは登録してみてはいかがでしょうか?