前回2回に渡って紹介したgloですが、今回はそのgloを約1週間使ってみての感想を書かせて頂こうと思います。
 
ちなみにこのglo、全国展開はどうやら7月頃らしいです。
 
確かな事までは分かりませんが、恐らくは東京23区を中心に順次展開して行くと思われます。
前にも書いた通り、gloはiQOSと同じくグリセリンが染み込んだ煙草の葉を電気で加熱してミストと煙の一部を吸う煙草です。
 
では加熱式煙草は身体に100%無害なのか?と言うと、答えはNOです。
 
加熱式煙草だろうが普通の紙巻き煙草だろうが、体内にニコチンを取り込む作用的にはほぼ同じです。
 
ただし一般的な紙巻き煙草に比べて体内に流入するタール量が圧倒的に少ないので、そういった意味では吸った時の感覚や身体への影響はかなり軽減していると思われます。
 
実際に約2日間gloを吸った後で普通の紙巻き煙草を吸ったらかなりのニコクラを体験しました。
 
まぁ含有タール量やニコチン量の差がかなり有った事もありますが、2日程度で体質的にそこまで変わったという事実には結構驚きました。
 
gloは写真の様に煙草のスティックを差し込んで使用します。
私はいつもメンソールのフレッシュミックスと強メンソールのインテンスリーフレッシュを吸っているのですが、レギュラーフレーバーのブライトタバコだけはどうしても馴染めませんw
 
初めてgloを吸われた方は、iQOSを吸った経験のある方を除いて確実に噎せると思われます。
 
ベースになっているレギュラータバコのフレーバーが独特のローストフレーバーな事と吸い口が狭い事も相俟って噎せやすいのかと思います。
 
人によってポップコーンや麦茶の様なフレーバーに感じます。
 
その為に普通の紙巻き煙草よりも吸った時に喉への刺激が強く感じる為に噎せやすい様です。
また吸い口の内側が空洞になっている事で、結構ダイレクトにフレーバーが入って来る事も影響していると思われます。
 
今までずっとレギュラー煙草のフルフレーバー(タール量が一番多い物)を好んで数十年間も吸い続けて来た私ですが、gloはフレーバーが大味な上にニコチンによるキックも結構体感しやすいので、結構満足度が高いです。
 
レギュラータバコフレーバーのブライトタバコはかなりクセが強く、後味も独特なので私は得意ではありませんがメンソール系は結構美味しく吸えます。
 
ネオスティックのフィルターは非常に薄く、フィルターの前後が空洞になっている構造です。
 
当然煙草の葉からはタールやその他の燃焼時に出る物質や熱の影響もあるので、フィルターの煙草側は茶色っぽく変色します。
 
とはいえ、吸い口側のフィルターはほとんど変色していない事からフィルターの作用が効率的に働いている事がうかがえます。
本体のバッテリー容量に関しては、運営が『35本吸える』と言っていますが、バッテリーをギリギリまで使っての数字だと思います。
 
個人的にはバッテリーに余力の有るうちに充電した方が良いと思います。
 
使用した後は底面の蓋と差し込み口の両方を開けて、ヒート部分の熱と湿気を1度逃がしてあげると、内部に水滴が発生するのを軽減出来ます。
 
内部に水滴が発生すると底面の蓋から水滴が流れ出して、最悪マイクロUSB端子を駄目にしてしまいます。
 
これによる充電不良の故障例が結構多いそうです。
 
そして掃除の頻度はと言うと、明らかに少ないです。
 
1日に1回やれば十分だと思います。
 
正直めったに内部に煙草のカスや目立った汚れがほとんど付着しません。
 
これは非常に楽で、iQOSを愛用されている方からは羨ましがられたほどです。
 
そしてgloを使っていて一番感じた事は、普通の紙巻き煙草と違い灰を気にしなくて良いのが凄く楽な事です。
 
だって煙草の灰って結構汚れるじゃないですかw
 
それが無いだけでも、かなり楽ですね(^^)
 
不満な点は、ネオスティックがそのまま吸い殻になるので、普通の携帯灰皿では収まらない事です。
 
私の場合はネオスティックの空き箱を常備して解決しています。
 
加熱式タバコは文字どおり直接燃焼させる訳では無いので火種の心配が要らない為、吸い終わった後にそのまま空き箱に入れられます。
 
吸い殻の臭いも気になるほどでは無く、ポケットから嫌な臭いがする事はありません。
 
溜まったらそのままゴミ箱に捨てるだけなので楽チンなのです。
 
次に不満を感じるのは、やはり対雨の問題でしょうか。
 
VAPEもそうなんですが、基本的に電気機器は濡れるのはNGなので、雨の中で吸う際はかなり気を付けなければ故障の原因になります。
 
これはiQOSにも同じ事が言えるとは思いますが、長く愛用する為にはこの辺に気を付けなければなりません。
 
特にgloは外寸が大きくUSB端子も剥き出しなので注意が必要です。
 
これから梅雨に入るので、こういった状況が増えるかと思います。
 
という訳で、今回はgloを約1週間使ってみた感想を書かせて頂きました。
 
今年の夏には全国展開を開始するとの事なので、もし気になった方がいらっしゃいましたら、手に入れてみては如何でしょうか。
前回に引き続きgloを紹介させて頂きます。
前回は外観を中心に紹介させて頂きましたが、今回はglo専用煙草のネオスティックの紹介や実際に使った使用感も交えて書かせて頂きます。

こちらはglo専用煙草のネオスティックのパッケージです。
 
フレーバーは全部で3種類。
 
左から、香ばしいレギュラータバコのブライトタバコ・さわやかメンソールのフレッシュミックス・強烈メンソールのインテンスリーフレッシュです。
 
価格は¥420で、iQOSのヒートスティックの¥460と比べるとランニングコストが安いと言えます。
私はネオスティックのブライトタバコのクセのあるフレーバーが得意では無かったので、今回は強烈メンソールのインテンスリーフレッシュをチョイスさせて頂きました。
左がネオスティックです。
 
一般的なキングサイズのレギュラー煙草との比較です。
 
長さはほぼ同じで、細さはスリム煙草より少し細い感じです。
本体にこの様な感じに差し込みます。
 
太い線が中に入らない程度にしないと、ネオスティックの先の方に熱が入らなくなる為です。
 
丸いスイッチを長押しすると、バイブレーションが作動して加熱開始を教えてくれます。
この様にスイッチ外周のインジケーターが点灯します。
 
インジケーターは4個のランプで構成されており、4個のランプ全てが点灯して再びバイブレーションが作動したらスタンバイOKです。
 
加熱開始から吸えるまでの所要時間は約40秒なので、よほどせっかちな方でも無い限りは不満無く使用出来ると思います。
 
バイブレーションが作動してから3分30秒の間が喫煙可能時間です。
 
iQOSとは異なり、時間内であれば何度でも吸う事が出来ます。
 
ドローは結構重く、普通の煙草に比べ少し吸いづらく感じるかも知れません。
 
吸った感想としては、かなり大味です。
 
メンソール自体もかなり強く、喉に来るキック感はかなり満足の行くものです。
 
再度バイブレーションが作動したら残り20秒の合図です。
 
インジケーターが消灯すると加熱終了です。
こちらが吸い終わった後のネオスティックです。
 
加熱による変色が分かると思います。
 
使用後のネオスティックは吸い殻入れかゴミ箱に捨てましょう。
 
煙草の葉を直接燃焼する一般的な煙草とは異なり、火種は無いので火事になる様な事も有りません。
こちらが使用後の本体です。
 
中には何も残っていません。
 
ほとんど塵が残らないので、頻繁に掃除をする必要が無いのです。
このgloはネオスティックの外側から加熱する設計なので、iQOSの様に煙草の葉にヒートブレードを差し込みません。
 
中に塵が残りにくいのはこの構造による事が大きいと思います。
 
本体の掃除は20本毎ぐらいに一度で良いそうです。
 
gloの場合一度吸い終わっても直ぐに次のスティックを差し込んで加熱させる事が出来ます。
 
バッテリー一体型の成せる業では有るのですが、バッテリー自体の容量も多いので、そこそこ安心感もあります。
 
総括すると、思っていた以上に良かったです。
 
まずVAPEをやっている自に分とっては、デバイスのサイズがそこそこコンパクトなので、然程持ち歩く上で邪魔にならない事と、レギュラータバコフレーバーが苦手でもメンソールを選べばそれなりに満足出来る事。
 
かなり個人的な見解ではありますが、この発展途上な分野の嗜好品で、iQOSやPloom TECHも含めここまで高い領域で製品化したのは素晴らしいと思います。
 
ではgloの良い所と悪い所を書き出してみましょう。
 
良い所
1.一度充電してしまえば35本も吸えるバッテリー容量
2.ネオスティックの価格がiQOSのヒートスティックより安価な事。
3.多少加熱に時間は掛かるが、連続して喫煙が可能な事。
4.想像以上に大味なメンソールフレーバー。
5.glo本体のお手入れが楽な上、掃除の頻度が少なくて済む事。
 
悪い所
1.慣れない人にとってはデバイスを持って吸う行為に抵抗がある人が多い事。
2.本体のブラストフィニッシュは触り心地は良いが、手を滑らせて落とす危険性が高い事。
3.一般的な紙巻き煙草に比べて、レギュラータバコフレーバーの味が焦げ臭いと感じる人も多く、好みが分かれる所。
4.物によって使えないマイクロUSBケーブルがある事。
5.デバイス自体の完成度はそれなりに高いが、需要に対しての供給量が確実に追い付いて無い所。
 
商品的にはかなり満足の行くものです。
 
一番問題なのがgloの運営サイドが現在の供給状況に関して、何ら改善策を取っていない事です。
 
せっかく商品的には良く出来た物なのに運営サイドが製造販売に関して消極的な投資をしている。
 
地域限定でテスト販売を行う意義は理解出来ますが、運営コストをケチってサービスそのものが破綻してしまう危険性があるので、もう少しやり方があるのではないかと思うのです。
 
電子加熱式タバコ自体がすでに一般的なガジェットになりつつある状況の中で、製造販売の体制が整わない中で宣伝・発売を強行しておきながら、その後の供給体制に影響を与えていては本末転倒だと思うのです。
 
事実上現在の販売に関しては公式サイトで予約をしてから直営店の店頭で購入するシステムで落ち着いている様ですが、その内容すらきちんとアナウンスされていないのが現状なのです。
 
そこら辺の事情で考えるとiQOSの方が入手に関してのサービスは行き届いている方ではないでしょうか。
 
という訳で、様々な問題を抱えつつも発売されて数ヶ月が経過したgloを購入して紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
 
これから購入する方や全国展開後に購入を考えている方に少しは参考になれたのではないかと思います。
 
もし質問等が有りましたらTwitterのDMやTLで聞いて下さい。
日本国内では電子タバコと言えばVAPEより加熱式電子タバコの方が知名度があります。
 
最も有名なのはフィリップモーリスのiQOSですが、他にもJTが発売しているPloom TECHがあります。
 
今回紹介するのは、そこに割って入る様に宮城県  仙台市限定で発売されたブリティッシュ・アメリカン・タバコのgloです。
 
今回から2回に分けてgloを紹介して行こうと思います。
このglo、実は仙台市民なら誰でもすぐ手に入るほどの供給はされておらず、現在では直営のショップでしか購入が出来無い様です。
 
実は先日仙台の繁華街まで出た時に、フラッとgloストアに覗きに行ったら、なんと当日購入が出来ましたw
 
まぁたまたまだとは思いますが、折角なのでブログアップをしようと思います。
この様なパッケージに入っております。
 
以前はACアダプターが別の箱に入っていた様ですが、3月頃からパッケージングと内容が若干変更になったらしいです。
この様にglo本体が入っております。
その下にユーザーガイドと安全のしおりと保証書が入っています。
 
一番底にはACアダプター・USBケーブル・ブラシが入っています。
外観を見ていきましょう。
 
上部に丸いスイッチがあり、スイッチの外周がインジケーターになっています。
 
下部にはgloのロゴがあります。
裏側には下部にモデルナンバー・充電許容などが記載されております。
実はこのモデルは3回目のマイナーチェンジを受けた物で、初期のモデルでは充電許容が1.8Aだったのが現行モデルでは2.0Aとなっております。
こちらは上部。
 
片側が細くなっています。
 
出っ張っているのはスライドカバーです。
スライドカバーを開けるとこんな感じです。
 
この穴にネオスティックと呼ばれる煙草を差し込みます。
こちらは低部です。
 
マイクロUSBの差し込み口と空気穴があります。
 
実はこのマイクロUSBの差し込み口がクセ物で、小さめに出来ているので物によっては市販のマイクロUSBケーブルが使えない事があります。
空気穴は軽くスライドをするとこの様に開きます。
 
ブラシで掃除をする際に開けます。
こちらはユーザーガイドに載っている仕様表です。
 
バッテリー容量は2900mA/hと結構な大容量です。
 
満充電で35本吸えるとの事です。
 
という訳で今回はここまで。
 
次回はglo専用煙草のネオスティックと実際に吸った感想なども交えて書かせて頂きます。