今回は最近巷で絶大な人気を誇るマレーシア産のリキッド、NASTY JUCEのBAD BLOODを紹介させて頂きます。
今回のリキッドは仙台のHAIGHTさんで購入しました。
 
NASTY JUCEは50ml.の大容量でアルミ製ボトルに入っているのが特徴的なリキッドです。
 
今回購入したBAD BLOODはカシスフレーバーにローミント(微量の清涼剤)が入っています。
 
パッケージのイメージカラーはレッド!
パッケージ上部にはスクラッチコードとQRコード。
側面にもQRコードがありますね。
 
Get Luckyと書いてありますが・・・何だろ?。
反対側にはFacebookやInstagram等のインフォメーション等が印刷されています。
NASTY JUCEと言えばこの謎のナスティーオジサンw
 
ボトルの正面に鎮座しておいでです。
 
このデザインのボトル欲しさに買う人も居るとか居ないとか?
VG70/PG30とタンクやクリアロでも使いやすい比率の配合で、使用するVGもHIGH VGと書いてあるので、品質にも気を使っているようです。
 
もちろんニコチンは0mgです。
 
では実際に吸った感想を書いていきましょう。
 
 
デバイス:ASMODUS SNOW WOLF mini 75W
デバイスパワー:35W
アトマイザー:Desire YURI RDA
コイル:UD 26ga./32ga Canthal A1 Clapton Wire 6Lap Dual Coil 0.48Ω
 
ある意味想像通りと言うか、結構ストレートにカシス特有の香りが入って来ます。
 
清涼剤はほのかに涼しさを感じる程度で、とても吸いやすい印象です。
 
開封直後こそ若干のケミカルっぽさは有るものの、ほんの数日で本来の美味しさを味わう事が出来ます。
 
アジア系リキッド特有のしつこさは少なく、嫌味の無い素直なフレーバーのお陰でチェーンしても飽きる事は有りません。
 
フレーバーの濃さは比較的強目ではありますが、味覚や嗅覚を麻痺させるほどの濃さでは無いので非常に吸いやすいリキッドだと感じました。
 
フレーバーが濃い目なのでクリアロで吸ってもフレーバーが跳ぶ事も無いと思います。
 
カシスフレーバー自体は甘過ぎるほどでは無いので、ドリッパーで吸ってもまったり感が残る様な事が無いのが良いですね。
 
総括すると、とても吸いやすいリキッドです。
 
若干大味ではありますが、日本人の味覚にも合うフレーバーだと思います。
 
個人的にはかなり気に入りました。
 
という訳で今回はNASTY JUCEのBAD BLOODを紹介させて頂きました。
今回はRDAやRTAなどの所謂RBAにおける味の良し悪しについて、私なりの解釈と独断と偏見で書いて行こうと思います。
RBA(リビルダブル・アトマイザー)は自分でワイヤーを巻いてコイルを作り、デッキにセットをして使うアトマイザーです。
 
このアトマイザーはワイヤーの種類や巻き数・巻き方の種類・ワイヤーの太さや内径、セットをする高さやエアフローとの位置関係等で味の出方が大きく変わります。
 
またコイルがシングルやデュアル、エアフローの構造等によっても味の出方が変わるので、たとえ同じアトマイザーを使っていても味の出方が全然違う事があります。
 
ではアトマイザーのビルドには各々のアトマイザーに合わせたビルドをする必要があるのか?と言うと、実はそれだけでは足りません。
 
使うコットンやリキッドによってもベストなビルドが違うので、そのアトマイザーのポテンシャルを10回や20回程度のビルドでは把握する事は正直不可能です。
 
つまり吸おうとしているリキッドに合わせてベストなビルドをしようと思うと、何通りものビルドをしてたどり着くという事になります。
 
私は1つのアトマイザーを長く使う事が多いのですが、リキッドを買ってからそのリキッドに合ったビルドが出来る様になるまでにはリキッドをほぼ消費し切る頃まで掛かる事が多いです。
 
例えば1年近く前に購入したYURI RDAを例にあげると、最近でこそリキッドの系統に合わせて何通りかのビルドを出来る様にはなりましたが、未だに正解と言える様なビルドが確立していないのが本音です。
 
よくSNS等で『このアトマは美味しく無い』等の話を見掛けますが、それはその方の得意とするビルドに合っていないだけだと思います。
 
製品なのだからどんなビルドでも美味しく吸えなければ不良品同然だと言う方も中にはいらっしゃいますが、私から言わせれば『そんなに安定して旨く吸いてぇならテメェはクリアロでも使ってろやボケ!』という感じです。
 
物によってシングル専用設計の物や著しくチャンバーが狭い物も有りますが、空間が狭ければミストが濃くなるというものでもありません。
 
吸い方次第でどうとでもなるのがVAPEの特長でもありますが、チャンバーが狭いアトマイザーでも強く吸い込めば当然チャンバー内のミストの飽和度も下がりますし、ミストも薄くなります。
 
エアフローコントロールやドリップチップによっても変わって来る事なので、スタイルに合わせて購入するのがベストだと思いますし、求める方向性に有ったアトマイザーを選んだりビルドを模索する方が楽しめると思います。
 
私自身も色々なアトマイザーやコイルを試してみたい欲求は有りますが、手元のアトマイザーを極める事も美味しく吸う方法の1つではないかと思います。
 
ネットの情報はあくまでも参考程度に受け止めて、自分なりの感覚で工夫する事が美味しく吸える一番の近道だと思います。
さて今回は久々にリキッドの紹介をさせて頂きます。
 
2ヶ月ほど前に購入したリキッドなのですが、Twitterではあまり話題に上らないリキッドですね。
アメリカのHIGH VOLTAGEからリリースされている、アメリカの安全基準をクリアした素材のみで作られたMade in U.S.A.のリキッドです。
 
mod milkはHIGH VOLTAGEブランドからは独立したブランドラインで展開されており、4種類のフレーバーがラインナップされていますが、今回はBlueを紹介させて頂きます。
 
今回のBlueはブルーベリーとラズベリーという2種類のフレーバーをミルクフレーバーに合わせたリキッドです。
 
こちらのリキッドはVAPE TREASURE仙台店さんで購入させて頂きました。
 
American vapeさんでも取り扱っている様なので、宜しければチェックしてみて下さい。
 
ボトルラベルのデザインはシンプルかつ印象深いロゴになっています。
MANUFACTURED BY HIGH VOLTAGEのロゴがあります。
内容量は60ml.と大容量で価格も¥3.500と比較的リーズナブルなリキッドです。
 
VG80/PG20というVG MAXに近い粘度では有りますが、大口径のジュースホールを持つクリアロなら吸えそうな感じですね。
 
もちろんニコチンは0mgです。
 
ボトルを開けた段階では、ややケミカルっぽさが少し残るブルーベリーの香りが若干強く出ていますが、決して嫌味のある香りではありません。
では吸った感想です。
デバイス:ASMODUS SNOW WOLF mini 75W
デバイスパワー:32W
アトマイザー:CSMNT cosmonaut RDA
コイル:UD Kanthal A1 26ga 6Lap Dual 3.5mm Core 0.43Ω
コットン:Kendo Vape Cotton GOLD EDITION
 
最初にブルーベリーを感じた直後にミルクの濃厚なフレーバーが広がります。
 
ミルクフレーバーは濃厚でありながらクドさは無く、とてもsmoothな感じです。
 
ブルーベリーフレーバーもボトルを開けた時より主張は穏やかで、ミルクフレーバーとのバランスが良い感じです。
 
吐き出すとブルーベリーの陰に隠れていたラズベリーのフレーバーが香り、全体の甘さを引き締めてくれます。
 
このベリー系のフレーバーのおかげで、ミルクフレーバー特有のマッタリ感を軽減し、後味を爽やかな物にしてくれている様です。
 
しかしこのリキッド、VG80のアメリカのリキッドという事もあり、セットアップ次第でかなりフレーバー全体のイメージが変わります。
 
クラプトンコイルをデュアルで0.5Ω辺りで組み、40W以上で運用すると案の定ベリー系のフレーバーの出方やミルクフレーバーのクセも変わりました。
 
総括すると非常に吸いやすいリキッドです。
 
ミルク系のクドさが苦手な方でも割りとあっさり吸えるのでお薦めですね。
 
ベリーミルクという表現がピッタリはまる美味しいリキッドだと感じました。
 
個人的にはとても気に入りましたね。
 
という訳で今回はmod milkのBlueを紹介させて頂きました。