総合商社の経理マンが綴る 〜出来ない人が出来るようになるための全て〜

総合商社の経理マンが綴る 〜出来ない人が出来るようになるための全て〜

商社で10年間経理をしています。同僚には毎日朝から晩まで働きまくっても全然出来るようにならない人もいます。それは仕事へのスタンスや努力の方向性が誤っているからだと思います。この10年間ひたすら出来るようになりたいと願う中で考えたこと、学んだことを綴ります。


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3月決算の会社は今みさに決算真っ盛りの時期です。決算数値を固めて、数字の増減分析などをして、公表資料を作るというのが大きな流れです。

今日は効率的で質の高い決算分析作業をするために意識すべきことについて書いていきます。

決算分析というのは前期から利益がどれだけ増減したのか、そしてその理由は何か?資産が前期末と比較してどれくらい増えたのか?その要因は何か?といったことを事細かに分析していく作業です。

周りで作業している人を見ていると、時間ばかり費やして使えない資料を作る人、分析したのはいいけど内容が全く頭に入っていない人がたくさんいます。その原因は何かと考えると、分析作業の入り口の段階から細かいところに意識が向きすぎているということではないと思います。

例えば売上の前期比増減を分析するのであれば、まずは前期の売上数値がいくらか、今期がいくらか、増減がいくらかを徹底的に頭に叩き込みましょう。そしてその増減を説明するためのトピックをいくつか把握し、トピック毎の数値を頭に入れておきましょう。細かい増減要因を調べるとすればその後になります。

さて、決算分析は経理担当者であれば毎期当たり前のように行っているわけですが、その目的についてはあまり考えられてないように思います。

決算分析の目的は大きく分けると下記の2つになります。
・決算数値に誤りがないかの確認
・マネジメントへの説明

1つ目は、増減分析をする中で、決算の誤りを探すということです。分析作業の中で異常な増減があり、よくよく数値を調べると間違っていたというのはよくあることです。

2つ目は、増減要因をマネジメントに伝え、最終的にマネジメントから投資家向けに決算の説明をするための元資料とすることです。

この2つの目的に照らしてみても、細部よりも重要なトピックを中心に全体感を捉えることの大切さが分かります。

決算数値の正確性という点においてぶっちゃけた話をすると、大企業の決算で1円の狂いもなく正しい決算をすることなど不可能です。本社のみならず、何十社とある子会社の決算も足し合わせた上で連結ベースの決算書が出来上がるわけですが、その過程では必ずいくつかの小さな誤りがあります。

そんなことは監査法人も理解しているため、小さい誤りについてはとやかく言われることはありません。彼らも金額的に重大な誤りがないかということをチェックするわけです。

投資家も同様で、あまり細かいところは気にしません。というか細かいところは分からないというのが本当のところでしょう。株主総会などにおいても、大きな損失や企業買収など重要なところが徹底して質問されるのです。投資家に説明するマネジメントも質問に対応出来るように、重要なトピックについては詳細まで把握しておく必要がありますが、逆に些末ところはどうでもいいんです。

分析資料を作る担当者にも、こういう視点が必要です。まずは増減に重要な影響を与えるトピックを掴み、それを詳細まで理解して、いつマネジメントから説明を求められても対応出来るように準備しておく。細かいところは余った時間でちょろっとやれば十分です。

重要なところは深く、些末なところは浅く、分析作業ではこの濃淡の付け方が一番大切になります。細かいところにばかり時間を割いて、残業が増えている方はこの点を意識してみると効率がググッと上がるのではないかと思います。

結局話題になるのは重要なところだけです。重要な部分を深く理解していれば、「仕事が出来る人」ということになるんです。細かいところにいくら時間を割いても、誰も興味はないしその努力は認められない可能性が高いでしょう。

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今日からちょくちょく会計についても書いていきたいと思います。

税効果会計というのは商社で働いている人であれば、経理職の人はもちろんのこと営業の方でも絶対に理解しておきたい論点です。

税効果会計を理解するために、繰延税金資産とは何か?を理解しましょう。繰延税金資産というのは建物や売掛金のように、物理的、法的な実態を伴う資産ではありません。その繰延税金資産が資産たるゆえんは「税金の前払い」だからです。

前払費用というのは資産になりますよね?例えば来年分の家賃を前払いすれば、それは当期の費用ではなく、当期は資産にしておいて、来年度に費用処理されます。これと同じです。

もう少し具体的に考えてみます。

例えばあなたの会社でA社とB社という2つの株式を保有しているとしましょう。2つとも100で購入しており、合計は200です。ある年A社の株式が150に値上がりしたので、利益を確定するために売ってしまいました。その年、B社の株式は50に値下がりしてしまいましたが、損切りせず引き続き保有していました。

トータルで見ると200で買った株式は、内訳は変わったものの合計は変わらず200ですので、実質利益はなしです。

しかし悲しいかな、実際にはあなたの会社は税金を払わなければいけないんですね~。A社の株式の売却で50の利益を得たので、この50に対して税金がかかります。税率が40%だとすると20の税金を払わなければなりません。B社の株式で50損してるのに、売ったわけではないので、A社の売却益と相殺は出来ません。

結局この年の決算は、利益0、税金△20となってしまいます。ちょっと~待って~ちょっと待って~、、、利益0なのに税金だけ取られて赤字決算なんて理不尽すぎるんですが、、、ということで税効果会計の出番です。

B社の株式を翌年50で売却した場合、50の損が確定します。こうなると、この50の損失で税金を減らすことが出来るようになります。翌年は利益0、税金+20というこれまた奇妙な黒字決算になってしまいます。

これを当年度も来年度も決算を0にしようというのが税効果会計です。当年度はB社株式の損失を税務上の損失に出来ません。要するに当年度はこの分税金を前払いしていることになるわけです。

ですからB社株式の損失50に対する税金20を繰延税金資産として計上するわけです。これで当年度の決算も0、来年度の決算も0とすることが出来るので、経済実態と合う決算になるというわけです。

繰延税金資産は税金の前払いであり、将来の税金を減らしてくれる効果を持つので「資産」たりうるわけですね。

上記内容で分からないところがあればコメント下さい。分かるまで説明して差し上げます!

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経理の仕事では毎日エクセルを使います。複雑な集計作業も多く、業務を効率化するために表組みを工夫したり、様々な関数を駆使したりといったスキルが求められます。

こういった作業が得意な人と不得意な人がいますが、不得意な人ほど自分で勉強しようとせず、得意な人にエクセルの使い方や効率的な方法を教えてもらおうとします。

しかしこんな人は何万年エクセルを使い続けても得意になるのは無理だと思います。

エクセルの使い方なんてインターネットで検索すれば死ぬ程たくさんの情報が出てきます。そして、どのウェブサイトでも画像付きで丁寧に説明してあり、エクセルを使ったことのある人なら誰でも理解できる内容です。こんな簡単な調査もせずに人を頼る姿勢は大いに問題があります。

もちろん人から学ぶことはたくさんありますが、それ以前に自分で出来ることは自分でやるというのが社会人として最低限持つべき心構えではないでしょうか。

効率的な使い方を教えてもらおうという人も根本的には同じです。集計結果は正確でなければなりませんが、集計方法に正解はありません。目指す答えは同じでもそこに辿り着く方法は何通りもあります。結局のところ、他人に効率的な方法を聞きたがる人というのは、自分で考えるのをサボって他者に依存しているだけです。

依存心を捨てて、自分の頭で考えればいいんです。失敗したり非効率なことをしてしまったら、もっといい方法がないかまた考えればいいだけです。

他人への依存ほど成長を妨げるものはありません。



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10年近く経理の仕事をしてみて、「書く」ことの大切さをしみじみ感じます。ここ5年くらいは特にこまめにメモを取るようになりました。メモは会議での内容を記したものや、分からないことがあった時に関連する情報を書き出したりといったものです。

ノートに整然と記載されたもの以外にも、考える際には裏紙などの不要な紙を使ってとにかく書きまくりました。仕訳や会計基準や、少し長いエクセルの数式なども書き出して意味を考えたこともあります。

これによって仕事の能力が上がったと実感しています。書くことのメリットは2点あります。

1点目は備忘です。多くの人はこの目的でメモを取ります。大事なことを忘れた時に、ノートを見返すわけですね。

2点目がもっとも重要なポイントですが、それは「書く」という作業が「考える」という行為につながるということです。これに気付いてから私はさらにメモを取り考えるようになりました。

例えばミーティングなどで人の話を聞いてふむふむと納得したとします。分からないところが多少あったとしても、全体として納得出来れば、そこで大半の人が思考停止になります。

しかし会議が終わった後、席に戻って会議中のメモを見返したり、会議で話し合われた内容を整理して再度書き出してみると、会議中になんとなく分かったような気になっていたけど、実はよく分かっていないということが出てきます。

話し合いの内容やそこから導き出された結論を理路整然とまとめようとした時に、ふと筆がとまるのです。会議では、A案はB案より優れているのでA案を採用しましょうとなった。しかしこれを書いている途中で、本当にA案の方が優れているのだろうか、B案にもいい点があるのではないかといった事が頭に浮かびます。

こうして書くという行為は思考につながっていきます。受け身で聞いていると8割くらい分かればOKだとしても、自分の手で書くと100%洗練されて納得のいくものじゃないと気持ち悪さが残ります。この気持ち悪さが考えるモトになるのだろうと思います。

「書く」という作業では自分をごまかせません。書くことで見落としていたポイントを見つけ出し、それについて考えることで思考力は上がるのです。




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新入社員の皆さんもそろそろ研修を終え、各部署での業務が始まる頃かと思います。配属されると周りはみな先輩という状況で、最初はひたすら教えてもらう期間となりますが、経理職の場合であれば、2ヶ月も経つと月次の決算業務などを1人で任される方もいます。

1人で仕事を任されるようになると、上司への業務報告が必要になります。自分の業務の状況、問題が発生した時の相談などです。

新人だからうまく報告出来なくて当たり前、と考えてはいけません。新人の場合、最初の3回程度の報告内容で上司や先輩に値踏みされることになりますが、ここである程度のレベルに達していないと信用されなくなります。

信用されないとその後の報告がますますやりづらくなるんです。信用しない部下の報告に対しては、上司もたくさんの質問を浴びせてきます。そして回答に口ごもるようだとますます信用をなくなるという悪循環になるのです。逆に信用されていれば、黙って話を聞いてもらえますし、決裁を取るのも楽です。

周りの先輩をよーく観察してみて下さい。例えば上司の捺印を取りたい書類があった場合、信用されている人なら簡単にハンコを押してもらえます。逆に信用されていない人はなかなかハンコをもらえず、質問攻めにされているはずです。信用がないとムダなことに時間を割かざるをえなくなり、業務効率も落ちます。

これが信用による差です。もちろん新入社員に求められるレベルは少し下がるとは思いますが、信用される新人と信用されない新人がいるのは確かです。

信用されるためには、やはり周到に準備することです。ある内容を報告する場合、どんな順番で話せば伝わりやすいのか、報告に対してどんな質問が想定されるのかを紙に書いて整理しましょう。

慣れないうちは、自分が話しているうちに頭が混乱して何を話しているのか分からなくなるということがあります。だから準備段階で情報を整理し頭にインプットしておくのです。これだけで新人離れした報告が出来るようになります。

それでも質問されて答えられない時にはぐだぐだ言わずに「分かりません、調べてご報告します」と言って退散しましょう。

周到な準備も大切ですが、分からないことを分かりませんと言うことも信用につながります。


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新入社員の皆さんにとっては社会人になって最初の週末が終わろうとしていますね。会社に入って数ヶ月くらいは自分自身日曜の夜に非常に憂鬱な気分になったのを思い出します。こういう普段抱くことのない感情というのは何年経っても覚えているものですね。その時はつらくても今となってはいい思い出になっていたりします。

新入社員の皆さんも会社で嫌な思いをすることは山ほどあるでしょうが、大抵のことは時間が経過すればどってことはありませんし、どれも自分の努力で乗り越えていけると考えて仕事に臨んでもらえればいいのではないかと思います。

さて今日は経理職の新入社員が仕事をするにあたり、意識すべきことについて書いてみたいと思います。当たり前のようでなかなか実践されていないことでもあります。

それは「分からないことを放置しない」ということです。分からない事に対して妥協せずに、考えて考えて考え抜いて覚えて理解するということです。どんなに細かいこともです。例えば会計伝票を見る機会があれば、内容を全て理解するように努力するようにしてください。

同じ部署に指導してくれる先輩がいれば、「大事なポイントはこことこことここ、それ以外は重要じゃないから見なくていい」というようなことを言うでしょう。

しかしその言葉を鵜呑みにしないで下さい。どんなに出来ると思う先輩の言うことも闇雲に信用してはいけません。先輩と言えど分からずに放置していることはたくさんあるからです。それが本当に重要じゃないのかは、分かっていない先輩には判断出来ません。

だから自分で理解して判断していく力を養いましょう。最初は分からないことが多すぎて細かいことまで気にする余裕はないかもしれません。それでも分からないことは全てメモして時間をかけてでも理解するようにしましょう。

先輩でも分からないことは、自分が分かるわけがない、自分が分かる必要がないと考えないようにしましょう。新入社員から見たら先輩は全員出来る先輩に見えるかもしれませんが、大半は幻想です。出来る人はそうゴロゴロいるわけではありません。

だからたまたま同じ部署になった先輩を指標にして、仕事で妥協するのは危険なことなのです。全てを妥協なく考え抜く努力を積み重ねることが重要です。

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商社が就職人気ランキングで常に上位にいることもあり、経理職の私にも仕事の話を聞きたいと言ってくれる学生がたくさんではありませんがいます。

また人事部の依頼で、学生向けの就活イベントで話したり、個別に学生と話す機会もあります。私自身、自分の働く会社ですから優秀な学生に来てもらいたいと思っていますし、自社の魅力を伝えたいとも思います。

一方で学生に経理の仕事内容を話しても、興味を惹かれる学生がほとんどいないのも事実です。仕事内容を聞かれたら具体的に話さなければ学生にとって有用な情報にはなりません。具体的な情報があれば、学生は自分に向いているか否か、何を勉強しなければいけないかが分かります。しかし経理の仕事は具体的に話せば話すほどつまらない仕事だという印象を学生に与えてしまうのです。

経理の仕事は1日の大半を、帳簿の点検やエクセルでの集計作業や営業案件の会計的シミュレーションなどいわゆるデスクワークに費やします。パソコンに向かって1日中格闘しているわけです。仕事をしている本人からすると日々学びがありますし、決してつまらない仕事ではありませんが、バイト以外に働いた経験のない学生からするとこの話をして魅力を感じるとは到底思えません。

これは実は営業の仕事でも同じかもしれません。商社の営業の仕事は、巨額のM&Aや海外との取引など、字面だけ見るとダイナミックで華やかなイメージを持たれやすいものです。なんとなくやりがいがありそうな仕事に見えます。しかし日々の仕事は客先を回ってひたすら愚痴を聞いたり、企業買収のために分厚い資料をひたすら読んだりといった単調なデスクワークもたくさんあります。こういった具体的な仕事内容は決して学生を惹きつけるものではありません。

世の中のほとんどの仕事は学生のイメージとは違い、とてつもなく単調で面倒くさいものです。それを知らない学生に対して、具体的な日々の仕事内容を伝えても採用の観点からするとマイナスイメージになるのかもしれません。

商社であれば、「M&Aやってます」とか「アメリカの◯◯社と合弁で中国にもの売ってます」とか、そういう抽象的で新聞に載ってそうな内容の方が学生を惹きつけることが出来るように思います。

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商社には事務職という職種があり、そのほとんどは女性です。商社に限らずどこの会社でもいると思いますが、総合職のサポート役という位置付けです。経理の仕事は定型的な業務が多いため、特に事務職の方が多いのですが、彼女らのやる気は人によって様々です。

給料は総合職より少ないですし、業績悪化や仕事のミスの責任も問われないため、総合職に比べて高いモチベーションを保ちにくい面はあります。

しかし意欲的な方はどんどん自分で勉強して、仕事の幅を広げていく一方で、やる気のない人は向上心のかけらもなく、少しでも仕事が増えようものなら大騒ぎです。極端な話、一日中仕事をせずにネットサーフィンをしていても毎月同じ給料が貰えればオッケーという方々です。

総合職でも仕事の出来ない人はいますが、向上心がある分勉強して新たな知識や技術を手に入れようとします。

しかしやる気のない事務職の方には本当に向上心が皆無です。こういう方のモチベーションを上げるのは不可能だと割り切り、仕事の分担をよく考えるべきだとでしょう。

今の能力で出来る、簡単でミスの起きにくい仕事を与えるのが得策です。


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3月も明日で最終日。経理の人間にとって殺人的に忙しい時期が近づいて参りました。人によってはもう突入しているかもしれません。

4月というのは経理職の人にとって一番の繁忙期です。仕事は山ほどあるし、そのほとんどが締切もタイトです。見方を変えると経理職としての実力が問われる一ヶ月でもあります。

出来る人は涼しい顔してたんたんと自分の業務を消化していくでしょうし、出来ない人は何から手をつけていいか分からずただひたすらテンパってミスを連発するでしょう。中には決算中に疲れ果てて体調を崩す方も出てきます。

ひたすらテンパるタイプの人にオススメしたいのは、毎朝会社に着いたらすぐにその日のTO DOリストを作り、優先順位を決めるということです。その日に発生する仕事もこのリストに随時追加していきましょう。

出来ない人ほど会社につくなり、しゃかりきになって仕事に取り掛かりがちです。TO DOリストなんか作る暇はないと思うかもしれません。真面目なのは結構ですが、このやり方ではやるべき仕事の全体像が見えないので、時間配分も分からないし、優先順位も分からないのです。

結果として大して重要でもない仕事に貴重な時間を費やすことになりかねません。

朝会社に着いたら、やるべきことを整理し、心を落ち着けて仕事に取り掛かる。これが大切です。

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仕事は1人では出来ないと言われます。確かにその通りです。仕事はチームでやるものだと言われます。確かにその通りです。そしてそれらの言葉の延長として、仕事はみんなで協力してやるものだと言われます。しかし皆で協力するという態度には甘えがあるように感じます。

例えば車は1人で作ることは出来ません。設計する人がいて、材料を調達する人がいて、エンジンを作る人がいて、その他にも様々な仕事をする人がいて車は完成します。しかし、これらをやる人は車を作るという目的は共有しているものの、協力し合うわけではなく、皆が自分の仕事を全うした結果として車が出来上がるわけです。

経理の仕事でも同じです。例えば有価証券報告書を作成する時には、メンバーに担当箇所が割り当てられますが、各人が担当箇所を完成させた結果として有価証券報告書が完成します。作業の過程で情報共有は必要になりますが、これは協力とは少しニュアンスが違います。自分の担当業務を完遂するために必要なことをしているだけです。

協力という言葉には、出来ない人間の業務をみんなでサポートしたり、自分の担当業務でつまづいた時に誰かが助けてくれたりといったニュアンスがあります。

チームでいい成果を出すためには、各自が自分の担当分について自分の力で最高の結果を出すという意思が必要ですが、協力するという言葉からはこういったシビアさが感じられません。

人に協力ばかり求める人間は組織にとってマイナスです。

組織としてはメンバー同士が協力し合うのではなく、各人の能力や経験値を勘案した上で仕事を分担し、それを各人がしっかり全うするということが大切ではないでしょうか。


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