ちなみに、渡辺雄二さんと言っても、元プロボクサーの渡辺雄二さんではありませんし、創作こけし作家(←なんじゃそりゃ)の渡辺雄二さんでもございません(笑)
あくまでも、「トンデモ本」や「買ってはいけないシリーズ」などで食品添加物の解説でお馴染みの、科学ジャーナリストの渡辺雄二さんでございます。ご了承ください。
本の情報なんですが、価格は700円プラス消費税。
大和書房から発行。約250ページあります。
全4章で、
第一章 「買ってはいけない」健康食品の具体例とその理由(×)
第二章 「買ってはいけない」と「買ってもいい」の中間の具体例とその理由(△)
第三章 「買ってもいい」健康食品の具体例とその理由(○)
第四章 知っておきたい健康食品の基礎知識
という構成になっています。
まず、最近流行のトクホ(特定保健用食品)や機能性表示食品などの健康食品には、
「脂肪の吸収を抑える」
「血糖値の上昇を抑える」
「血圧を下げる」
「免疫力を高める」
「ガンのリスクを減らす」
「脂肪を消費しやすくする」
などのうたい文句がたくさんありますよね。
実は、これらの効果は大したものではなく、大げさに誇張して宣伝し、すごそうに見せているだけ と書いてあります。
あなたはどう思いますか?まあ確かにどれくらい効果があるか分からないし、劇的に変わるとも思えないな という部分はありましたね。
一章では、サリチル酸メチル(毒性が強い)・エリスリトール(お腹を壊す原因)・安息香酸(白血病のリスク増大)・カラメル色素(発がん性物質)・メリロート(知覚麻痺や肝臓障害の原因) などの危険性の高い食品添加物や、
カロリーを減らすために入っている合成甘味料として、
アスパルテーム→白血病・リンパ腫・脳腫瘍リスクが高まる
スクラロース→有機塩素化合物の一つで、毒性があり、免疫力が低下する
アセスルファムK(カリウム)→肝臓へのダメージや免疫力の低下
ステビア→繁殖毒性
がありますが、これらの摂取を避けるべきだと言っています。
第二章では、サントリーの胡麻麦茶にはゴマペプチドにより、血圧が下がる効果があるが、実はゴマペプチドが血圧を上昇させる酵素の働きを妨害する際に、「せき」がでるケースがある と言っています。
腎臓の正常なシステムを妨害することで血圧を下げても、このような副作用もある ということです。
また、太陽のマテ茶にはダイエット効果があるようですが、国立健康栄養健康所によると、適量であれば安全性が示唆されていますが、大量摂取・長期摂取は危険性が示唆されている とのことでした。
「飲めば飲むほど良い」という発想は危険だということでした。
また、レッドブルの缶には、「アルギニン配合 ココロ、カラダ、みなぎる。」とあり、確かに勃起不全患者がLーアルギニンを摂取したところ、性機能が自覚的に改善したという報告があるようです。
しかし、Lーアルギニンは一日5g以下の用量では効果が無く、レッドブル一本(185ml)に含まれるLーアルギニンは0.222gに過ぎず、含有量が少なすぎるということでした。
第三章では、「買っても問題ない安全な」食品や、安全なだけでなく渡辺さんが十分におススメできるものが書いてあります。
まずは、日本コカ・コーラの 「からだすこやか茶W」と、キリンビバレッジの「食事の生茶」です。
これらには、難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれ、
1脂肪の吸収を抑えて排出を増加させる
2血糖値の上昇を緩やかにさせる
3お腹の調子を整える
という素晴らしい働きがあります。
ただし、難消化性デキストリン(食物繊維)というのは、食事に含まれる脂肪や糖の吸収を防ぐためのものなので、単体で飲んでも効果がない という注意点があるようです。
次に、おススメヨーグルトとして、
ヤクルト 「ジョアプレーン」
セブン&アイホールディングス 「生きて腸まで届く乳酸菌入りのむプレーンヨーグルト」
新札幌乳業 「北海道産生乳と砂糖のみで仕上げたのむヨーグルト」
明治 「ブルガリアヨーグルトLB81プレーン」
森永乳業 「森永ビヒダスプレーンヨーグルト」
小岩井 「小岩井生乳100%ヨーグルト」
雪印メグミルク 「ナチュレ恵プレーンヨーグルト」
が紹介されています。
これらに共通することとして、腸内環境の改善 お腹の調子を整える 便秘解消 という効果があり、それには余計な添加物が入っていないプレーンタイプがベスト!ということでした。
逆に、イチゴやブルーベリーなどのフルーツ味のヨーグルトには、香料・安定剤・酸味料などの添加物や、合成甘味料が含まれるため、おすすめ出来ない ということでした。
また、ヨーグルトには商品によって含まれる菌に違いがあり、その菌とお腹の相性が重要であり、菌によってはお腹の調子が悪くなることもある と言っています。
つまり、自分に合うヨーグルトを見つけることが重要だそうです。
そして、コラーゲン製品での筆者おススメはマルハニチロのゼライスです。
これを食べると、体内でコラーゲンの生成が進み、皮膚・軟骨・血管の状態が良くなり、肌がしっとりすべすべになったり、膝の痛みが解消されるようです。
また、一般的に「オリーブオイルは健康に良い」と言われますが、その理由は不飽和脂肪酸の一種のオレイン酸です。
オレイン酸は、HDL(善玉)コレステロールを下げずに、LDL(悪玉)コレステロールだけを下げて、動脈硬化を防ぎ、循環器疾患のリスクを下げてくれます。
J-オイルミルズのオリーブオイル エクストラバージンがおススメだそうです。
第四章では、豆知識の解説が中心ですが、一番大事なことは危険性の高い食品添加物と合成甘味料を避けることだそうです。
とまあここまでまとめてきましたが、読んでいて思ったのは、第三章に紹介されているような食品を積極的に試せばいいのかな ということと、普段から栄養成分表示をしっかりチェックしなきゃな ということでした。
今まではたんぱく質の含有量をチェックするぐらいしかやってなかったのでね。
あなたも、特に合成甘味料には気を付けて下さいね!