限りなく後ろ向きで前向きな選択。 | どっこい生きてる山の中 ぽちのブログ

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癌と介護と資格試験と私。
どんより幸せの毎日が
私を支える山の中。
明日はどっちだ、多分こっちだ。
5年生存率10%を無視して延命中の私が送る
後ろ向き人生のススメ

すでに、何が正しくて何が間違っているとか

もうわからなくて

なんだ、こんなことになるのだったら

頑張って、手術とかホルモン治療とか抗がん剤とか

やらなきゃよかったとか。


結局、自分で戦っていくしかなくて


でももう、すでにへとへとで

頭の中にも逃げ道がなくて


仕方なく帰ってきた実家で

言われる言葉は


毎日のように出ていけ出ていけ

だったりするわけで


介護とか近所づきあいとか

ノリノリでやっていたわけではなくて


もしかしたら、ここに戻ってこなければ

三度目のガンはなかったんじゃないのかとか

思い始めて


そんな風に考え始めた矢先に

なにかしら気に入らない母親に

(認知とかじゃないのよ)


鉄の棒で足を叩かれて

腹(手術の傷跡あたり)を小突かれて


なんかもう涙とかも出なくなって


ふと、そうだ、本当に出ていこうと

思い始めた。



そうしたら、なんか元気になってきた。


また、頑張って仕事して

一人で楽しくやっていこう。


結局私は、娘じゃなくて

ただの便利な使用人だったのだし、


私も、一人になって

どこかでのたれ死んでも

なんか心地よい。


そう、一人が心地よい。


すでに私の手におえる問題ではない。


しばらく頑張った

自分を自分で褒めてあげて

私は、先に進もう。


で、また病気が再発しても

絶対治療なんかするもんか。