現実の自分 | スマイリーキクチ オフィシャルブログ『どうもありがとう』 powered by アメーバブログ

現実の自分

軽い気持ちで違法薬物に手を出せば
身や心を蝕むだけでなく
幻覚によって人に危害を加えたり
家族や友達、未来と信用を失ってしまう

覚せい剤や危険ドラックに手を染めてしまった人が
「現実の世界から離れたかった」と話しますが
それは「幻覚の自分」であって
全てが「現実の自分」なんです

例え、違法薬物を絶ったとしても
その後は禁断症状に苛まれ
依存の後遺症に苦しみながら
生き続けなければなりません

日常の寂しさをまぎらわすために
違法薬物に手を出す人も
薬物に手を出した後の方が
孤独感に苛まれてしまうんです

「たまにだから、絶対に中毒にはならない」
「違法薬物をやっても、自分だけは警察に捕まらない」

このように考えてしまうのでしょうか

中毒にならない、捕まらないといった自信があるなら
その自信を私生活のプラスになることに使えばいいと思うんです

身近にいた人たちは「なんで自分が止めれなかったのか」と自戒の念に苦しみます

違法薬物に手を出せば、身を滅ぼした上
お世話になった人たちを裏切り
たくさんの人を傷つけてしまう
軽い気持ちの後には、重い代償が一生つきまとうのに

それでも、やる人はやる・・・

辛い時、苦しい時に救いの手を差し伸べてくれた人たちの顔が浮かぶかもしれません
違法薬物を手にした瞬間
その気持ちさえも、全て吹っ飛ばしてしまう

薬物依存症の怖さをまざまざと見せつけられました

生きていれば、努力が報われなかったり
思い通りにいかなかったり
邪魔をされたり、イライラしたり
ストレスなんて、日々、みんなにあります
精神的に窮迫しても、みんなガマンしてるんです

自分の人生だからこそ
まわりの人たちに迷惑をかけないように
丁寧に扱わないといけない

そう感じました