お皿をきれーーーーーいな状態にして、「ごちそうさま!」っていいたい | おすそわけ、おもてなし、おせっかいマインドで『まいにち晩酌ごはん』

おすそわけ、おもてなし、おせっかいマインドで『まいにち晩酌ごはん』

見て、感じて、考えたことを文字に綴ります。「食」やメニュー開発視点のひらめきと思い、伝えたいこと。ひたすら明るくて前向きで、なんでも関西人のお笑いにしてしまうこののんきさが何かのお役にたてたらうれしいです。

イタリアンやフレンチ・・・・ではなくても
和食でも、居酒屋でも。
できれば、お皿をきれいなカラにした状態で
下げてもらいたいと思ってる。

私は、よほどのことがない限り残さない。
おいしかったらソースまで、きれーーーーいにいただきます。

いろんなことを教えてくれた紳士が
それはそれはきれいに、お皿を洗ったかのように仕上げているのをみて、
その気持ちよさったら!

そのお皿を下げるメートルさんのうれしそうな顔。
キッチンに向かって、
お皿を見せるんです。
きれいなソースまですべて食べきった、きれいなお皿を。


パンで、ソースをきれいにするのは、お上品じゃない、
とか書かれていたりするけれど。
作った人から見たら、そこまできれいに食べてもらえるって
作り手はどれだけ幸せを感じることか。

常識とか、ルールより、
作ってくださった人にどうしたら
「おいしかったよ、うれしい!」を伝えることができるか。
それが、戻すお皿だと私は知っている。


結構きれいにいただきます!
パンさえあれば!!



先日のこと・・・・
一緒にでかけた紳士とディナー。
いろいろ環境的なこともあり、会話に集中していることもあり。
それでもね、それ・・・・
私の方が気になって。


新たまねぎのおいしい季節です。
オンリスト「新玉ねぎのスープ レア状態のサーモンのせ」
これは、私もそそられた。
それね・・・・新たまねぎのスープがメインなの。
そのためにスプーンが置かれてあるの。
スープ召し上がってーーーーーーー!!
スープ残さないで―――――。

魚のポワレ、今日の鮮魚はヒラメちゃん。
旨そう~。
皮がパリッと焼かれて、
それはそれはお向かいのお皿が超魅力。

ああ・・・なのに。
その皮残すの!?
ああ・・・・・・・私がパクッと食べたい・・・・



すみません・・・
観察だけが激しくて。

キッチンのみなさん、ごめんなさい。
お皿きれいに仕上げられず、ごめんなさい。

そんな気持ちになります。
おいしくなかったことはないのです。
ただ、会話に夢中なだけ(そういうことにしておこう)
そういうときもあるし。



ま、いろいろ言ってたらいろいろあるけど。
総合評価として、めーーーーーーーちゃくちゃ楽しいよいディナーでした。
こちらのお店は、実は12年ぶり!?
場所は恵比寿。
あのころは本当に予約が取れない店だった。
そのときにいただいたメニューも結構覚えている。
(どこまでもいやしい私)

久々、セントベーネ以外のイタリアン(笑)


んーーーーーー。
おいしいけれど、んんーーーーーーーーーー。

時代の波に乗り切れていないお店。
今求められているニーズが違うのよ。
こういうリストランテスタイルは、ニーズが少ない。

それがしたいなら仕方がないけれど、
お肉メニューも、もうちょっと、もうちょっと上手にグリルした方がいいわよ、と思う。

ソムリエさんはすばらしくて、
それはいいボトルの提案をしていただいて、この日の食事の70%を占めますな。
いいワインだった。


そして、その紳士とお約束したのは。
「次は立ち飲み『魚金』に行こう!!」

ギャップを楽しむにはいい提案でしょ。

その日においしかったイタリアワインはこれ。
オレンジ色のワイン。またいただきたい。






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